免疫力を上げるには、睡眠の質を高める＋8時間以上寝ることが大事！

睡眠と免疫力の関係が重要だと分かったのは、アメリカで行われた研究からでした。

150人ほどの男女を対象に2週間分の睡眠データをとったところ、睡眠が7時間以下の人は8時間以上寝る人よりも、風邪をひくリスクがなんと約5倍もあることが分かったのです。

さらに睡眠不足が続いている状態で病気にかかった場合。免疫力が格段に下がっているからか、一度かかった病気もなかなか治りにくいとのことなのです。

睡眠不足が続けば続くほど病気にかかるリスクが高まり、回復するのも遅くなる。これを聞くと、「意地でも睡眠をとらないと！」という気分になってきますね・・・。

しかし睡眠が長ければ長いほど良い、というわけでもありません。中には8時間以上寝ても、朝～日中にかけて眠気・ダルさが残っている人もいます。

睡眠時間は長いのに、なぜ眠気・ダルさが残っているかというと、夜中に何度も目が覚めてしまったり眠りが浅かったりすれば、「ぐっすり寝られた」ということにはならないからです。

「ぐっすり寝られた」と感じるには、まず睡眠の質を高めることが肝心。日々のサイクルを整えて睡眠のストレスをなくし、体に負担をかけさせないよう心がけるのが、免疫力を上げることにもつながるのです！

睡眠の質を高める方法

睡眠と免疫力の関係が分かったところで、ここからは「睡眠の質を高める方法」を探っていきたいと思います！

調べるといくつか方法が出てきたので、夜になかなか寝られない人は、まず試しやすいものから挑戦してみてはいかがでしょうか！

寝る前に、アルコール・カフェインが含まれている飲み物を摂取しない
「さあ今から寝るぞ！」というときに、アルコール・カフェインが含まれている飲み物を摂取してしまうと、反対に睡眠の質が悪くなってしまいます。

アルコールの成分には眠りを誘う効果もありますが、寝る前に摂取してしまうと、寝ている途中に目が覚めてしまうことがあります。

夜中に目が覚めてしまうことで、結果的に眠りが浅くなってしまい、質の高い睡眠はとれなくなってしまうのです。

またコーヒー・紅茶・緑茶・栄養ドリンクなどのカフェインが入った飲み物も、眠りを浅くしてしまう原因のひとつ。

寝る前に飲んでしまうとカフェインが睡眠物質を止めてしまうので、夜になると眠れなくなってしまいます。

カフェインが入っているものを飲みたいときは、寝る3～4時間前まで。もしくはカフェインレスの飲み物をいただくようにしてくださいね。

寝室の環境を整える
睡眠の質を高めるには、温度・電気・乾燥など、寝室の環境も整えておくのがGood。

温度は、暑すぎず寒すぎず。寝るときは電気を消して、真っ暗にしてから寝るようにしましょう。また乾燥して喉を痛めないように、湿度は50～60％を保つのが良いですよ。

自分が心地よいと思える環境に整えてから、布団にダイブ！良い眠りにつけるようには、寝るときにストレスを感じないことも大切なのです。

布団に入るのは眠くなってきてから
眠くないまま無理に布団に入るよりも、瞼が落ちそうになって眠くなってきたというタイミングで布団に入れば、深い眠りにつくことができますよ。

毎日寝不足が続いている人は「早く寝ないと・・・」と、ついソワソワしてしまうかもしれませんが、それでは体がリラックスした状態で寝ることができません。

リラックスしていない状態で寝ようとすれば、さらに目が覚め、眠るまでに時間がかかってしまいます。

寝られないときは強行突破せず、眠れるようになるまでしばらく待ってみましょう！

ぬるめのお風呂に、ゆっくりと浸かる
寝る1時間前までに、38～40度のぬるま湯のお風呂に浸かれば、寝不足解消・免疫力のアップにつなげることができます。

お風呂のちょうど良い温度は、体の血の巡り・免疫細胞の流れを良くしてくれます。血の巡り・免疫細胞の流れが良くなってくると、心地よい眠気に包まれるほか、睡眠の質を高めてくれる効果も出てきてくれますよ！

「最近シャワーばかり」というママも、一度ゆっくりとお風呂に浸かる時間をつくってみてはいかがでしょうか♪

睡眠の質を高める＋8時間以上寝て、体の免疫力を上げていこう！

依然としてコロナの脅威はまだ収まっていませんが、今のうちに睡眠をしっかりとっておき、免疫力を上げて健康な体を皆で目指していきましょう！

それにはまず、質の高い睡眠をつくることから！時間ができればリラックスした状態で、8時間以上は寝るように心がけていってくださいね♪