2024.8.21
子どもの偏食は直せる?好き嫌いとの違いや今すぐできる対策法を紹介!
子どもの偏食
食べ物の好き嫌いが激しすぎる我が子(-_-;)これって偏食?どうしたらよい?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
食事のとき、子どもの好き嫌いが激しすぎて、何を食べさせたらよいか悩んでいるママも多いのでは?
「もう、好きなものだけ食べさせようかな」と諦めモードになってしまう瞬間もありますが、やはり子どもの栄養バランスが気になりますよね(-_-;)
そこで今回は!偏食と好き嫌いの違いや偏食への対策法をご紹介!子どもの偏食を直しちゃいましょう!(^^)!
偏食とは?好き嫌いとの違い
一般的に偏食とは、食に過度な偏りがある、つまり特定の食品を断固拒否する、もしくは特定の食品ばかり食べることを指します。
例えば、ピーマンは絶対に食べない、ご飯とウインナーしか食べないなど、まさにママ泣かせな状態と言ってもよいかもしれませんね。
子どもの好き嫌いと偏食の区別はなかなか難しいですが、「昨日まで食べなかったものを今日は平気で口にしている」といったケースは、気分などの影響による好き嫌いの可能性が高いでしょう(*_*;
一方、特定の食品を与えようとすると大泣きする、えずく、吐き出すなどの状況が見られる場合は偏食が疑われます。また、食べたことがないものでも、断固食べない場合は偏食と言えるかもしれません。
偏食が長く続くと、子どもの成長や健康増進に必要な栄養が不足したり、将来的に生活習慣病のリスクが高まったりすることも考えられるため、注意が必要です。
子どもが偏食する主な原因
では、なぜ子どもが偏食になってしまうのでしょうか。ここでは、子どもが偏食をする主な原因を見てみましょう。
原因1.口腔機能が未発達だから
2歳頃までの子どもは、口腔機能がまだ十分に発達していません。
そのため、噛む力や飲み込む力が弱く、食べやすい食品ばかり選んでしまうことがあります。
原因2.知らない食材への警戒心があるから
人間には、苦味や酸味で自然界にある危険な毒や腐敗物を察知する本能があります。この危険を回避する力は、当然幼い子どもにも備わっています。
そのため、食べ慣れている食事に比べて「苦い!」「酸っぱい!」と感じるものに対して、口に入れようとしなかったり吐き出したりしてしまうこともあるのです。
原因3.強いこだわりがあるから
例えば、同じ食品しか食べない、同じ食材でも特定のメーカーのものしか食べないなど、強いこだわりがある子どもは、偏食になりやすい傾向にあります。
こだわりは、本人や周囲の努力で何とかなるものとは限りません。根気強く見守りつつ、原因を見つけながら対処していく必要があります。
原因4.感覚過敏があるから
特定の味や匂い、食感などの刺激に過剰に反応してしまう感覚過敏が、偏食の原因となっている場合もあります。
感覚過敏の症状は、「ものを噛む音が不快」「揚げ物の衣が口内を刺すような感覚をおぼえる」「イチゴのツブツブが気持ち悪く感じられる」などさまざま。その子にしかわからない苦手な原因があるのです。
原因5.お箸などが上手に使えないから
小さい子どもにとって、お箸やフォーク、スプーンなどをうまく使って食べ物を口に運ぶことは、決して容易ではありません。
そのため、お箸を上手に使いこなせなかった結果、簡単に手でつかんで食べられるパンやお菓子ばかり食べるようになってしまうこともあります(-_-)
今すぐ始められる子どもの偏食対策
子どもの偏食を直すには、どうしたらよいのでしょうか。
味付けや調理法を工夫する
子どもの成長段階に合わせて味付けや調理法を工夫することで、偏食を克服できる場合あります。
例えば、濃い味の食べ物は、子どもの味覚を鈍らせる可能性があるため、小さいうちは薄味を意識してみてください。
また、食材を細かく切ったりやわらかく煮たりするなど、口腔機能の発達に合わせてメニューを工夫することも、偏食の克服につながるかもしれません(^^♪
苦手な食材を好きなメニューに加える
特定の食材を食べない場合は、子どもの好物と一緒に調理する方法もあります。
例えば、人参が嫌いなら、細かく刻んでハンバーグに混ぜる、ミキサーにかけてカレーに入れてしまうなど...調理する手間はかかりますが、気付かぬうちに食べてくれるので、栄養面が気になるママにとってはうってつけの方法と言えるでしょう(#^^#)
お友達と一緒に食べる機会を作る
幼稚園ではピーマンを食べるのに、おうちではまったく口にしてくれない...そんな偏食の場合は、園の先生に相談して、みんなと楽しく食べられる機会を作ってもらうのもおすすめです。
美味しそうに食べるお友達につられて食べてしまい、気付いたら克服できていた、なんてことも起こり得るかもしれません!
食べたらほめちぎる
苦手な食材をひと口でも食べられたら、大げさにほめてあげてください。
「食べたらほめてもらえる」という成功体験を積み重ねることで、偏食がおさまっていくことも!(^^)!
ママやパパだけでなく、園の先生やおじいちゃん、おばあちゃん、ママ友などにもほめてもらえるようにお願いしておけば、効果倍増です!
食べる楽しさを知ってもらうことが大切!
「食べることって楽しい!嬉しい!」と感じられれば、偏食も自然に解消されていくはずです。
そのためには、まず、ママやパパと一緒にご飯を食べることからスタート。身近な大人が美味しそうに食事をしている姿を見れば、いろいろな食材にトライしてくれるでしょう。
ママ、パパは好き嫌いせず食べ、子どものお手本になってあげましょうね!