2024.2.27
大学生の息子・娘との上手な関わり方!親ができるサポートとは?
大学生の子どもとの関わり方
大学生の息子・娘を子ども扱いはダメ?親の最適なサポートは?
こんにちは!「志木・朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
息子・娘が大学生になると、子育ても終盤だと思いほっとしている方も多いでしょう。
でもまだ社会人になったわけではないため、ちゃんと就職などの進路について考えているのか、無事に卒業できるのか心配になることもありますよね。
大学生の子どもは、大人でも子どもでもないように思えるため、どのように関わったらいいのか悩む方も多いようです。
そこで今回は!大学生の息子・娘との上手な関わり方と親ができるサポートについて紹介します!
大学生の息子・娘との上手な関わり方
近年は子どもが大学生まで成長しても過保護や過干渉を止められず、子離れできない親が多いとも言われています。就職活動や婚活を、子どもの代わりに勤しむ親もいます。
子どもが自立できないのは親が子離れできていないことが原因の場合もあるため、親が自分の態度を振り返ることも大切です。
しかし、その一方で大学生はまだ社会人ではないため完全に自立するのは難しく、まだまだ親の保護も必要としています。
関わりの難しい大学生の子どもに、親はどれくらい、どんな風に関わればいいのでしょうか。
大学生に必要な自立とは?
自立には「生活的自立」「精神的自立」「経済的自立」の3つの側面があります。
「生活的自立」とは、生活全般を自分で管理、実行することができる力です。
朝は自分で起床し、スケジュールを把握して時間に合わせて行動し、健康を考えた食生活ができることなどを指します。
「精神的自立」とは、自分のことを他人任せにせず自分で考えて決めることができる力のことです。
「経済的自立」とは、親に依存せず自分の生活に必要な金額を自分で得ることができる力のことです。
望ましいのは「生活的自立」ができている状態で大学に入学して、大学生活のなかで「精神的自立」を獲得し、「経済的自立」をするために能力を伸ばしていくことです。
大学生に対しては親が自立の方法を教えるというよりも、子どもに自分で考えて行動させて、自分で解決できるようになることを目指しましょう。
大学生の子どもに不満を抱いてしまう理由
実家で暮らしていても、朝早く出かけて夜遅くまで帰宅しないなど、大学生になると親が把握できない行動が多くなります。
1人暮らしをしている息子や娘だと、連絡が欲しくてもメールの返信すらなかなか来ない場合も少なくありません。
そんな子どもの行動が把握できないことにイライラして不満を覚えるのは、親が子どもの行動を詮索して管理したいという思いがあるからです。
しかし大学時代は親の庇護から離れて、いろいろな経験を積むべき時期です。
子どもは将来自立するために社会性を身に着けている最中だと考えて、詮索せず信頼して見守るようにしましょう。
成績や進路への口出しはしていいのか?
サークルに熱心すぎて夜遅くまで外出するような生活をしていると、成績や卒業は大丈夫だろうかと心配になるかもしれません。
また大企業に就職して欲しいなどと、進路の選択に口を出したくなるかもしれませんが、大学生になったら自分で自分の進路について考えて決断をする必要があります。
アドバイスを求められたら意見を言う程度に留めて、1人の人間としての決断を尊重してあげましょう。
親ができるサポートとは?
大学生になるとアルバイトで学費や生活費を得て、経済的な自立をする子どももいます。
しかしアルバイトを学業よりも優先してしまうのは本末転倒ですし、学部によっては学業が忙しくてアルバイトができない場合も多いため、完全な「経済的自立」はまだ難しいことが多いです。
そのため親ができるサポートは、卒業まで安心して学業に専念できるように経済的な支援をしてあげることでしょう。
親は見守る態度でサポートしよう
親離れしていく子どもに寂しさを感じてしまうかもしれませんが、子育ての最終目標は子どもが自立できることです。
子どもが大学生になったら今までのような教え導く態度は控えめにして、親は息子や娘の成長を見守る態度をとるようにしましょう。
親が子どもを信頼して見守ることで、子どもは安心して成長して自立できるようになります。