ベランダで起こる思いがけない怪我や事故から子どもを守りたい...
転落を未然に防ぐ方法は?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
ベランダで子どもとシャボン玉遊びやプチ菜園などを楽しむママも多いのではないでしょうか。
しかし、ベランダには危険がつきものです。
目を離した一瞬の隙に、手すりをよじ登り転落する恐れがあります。
子どもは大人の予想を超える行動を取るからこそ、落下対策はぬかりなく行いたいですね。
そこで今回は転落事故を中心に、ベランダの危険性や安全対策について紹介します!
防犯上役立つアイテムも紹介しているので、ぜひ参考にしてください♪

子どもにとってベランダにはどんな危険がある?
子どもは好奇心旺盛です。怪我や事故の恐れがあると分かっていても、興味や関心が勝ることが多いもの。
具体的にベランダに潜む危険には、どのようなものがあるのでしょうか。
◆ 転落
子どもの身長が、ベランダの手すりに届かないから安心という訳ではありません。
室外機やイス、バケツなどを踏み台にすれば、手すりを超えてしまう恐れがあるのです。
東京都が作成した転落事故に関する啓発動画では「ベランダの手すりに関する実験」が行われました。
2歳児でも足がかりを利用すれば高さ110cmの手すりをよじ登ることに成功していました。
参考:子どものベランダ転落事故防止ポイント動画公開|東京都
◆ 脱走
ベランダで起こりうる怪我や事故は「1階だから安全」ともいえません。
縦格子の柱の間隔が広い場合、小さな子どもであればすり抜けられてしまいます。
東京都生活文化局が発表した東京都商品等安全対策協議会報告書
では、縦格子の柱の間隔12cmを子どもがすり抜けた事例があるようです。
脱走後は、あらゆる危険が考えられます。
車やバイク、自転車などへの接触、連れ去り、家の近くに川や側溝、用水路などがある場合、
転落の可能性があるでしょう。
◆ 隣家のベランダへ行く
マンションなどの集合住宅のベランダでは、隣家との仕切りの下にスペースを設けている場合があります。
先述したように12cmのすき間をすり抜けた事例があります。
子どもの頭や体が入らないような対策をする必要があるでしょう。
子どものベランダからの落下事故を防ぐには?
ベランダで起こりうる様々な事故を防止するには、対策が必要です。
子育ては予測できないことがたくさんあります。
「○○しておけば...」と、ならないよう安心できる環境で楽しく子育てしましょう!
◆ ベランダに物を置かない
プランターや使わなくなった大きなおもちゃ、束ねた新聞や雑誌など。
子どもは様々な物を踏み台代わりにします。
部屋の中にあると邪魔だから、処分するまでも短期間だからと、ベランダに物を置いていないか。
確認することが大切です。
なるべくベランダに物を置かないことで事故防止に繋がりますよ。
なおエアコンの室外機を設置する際は、手すりから60cm以上離しましょう!
◆ 縦格子のすき間を塞ぐ
縦格子のベランダでは、もしもに備えてすき間を塞ぎましょう。
すき間を防ぐアイテムとして、ネットやパネル(板)、柵などがあります。
どのアイテムも有効です。
しかし、選び方のポイントは、よじ登りを防止するため「子どもの足がかけにくい」ものを選ぶことです。
網目が細かい製品を選びましょう。
◆ ゲートでベランダへ行けないようにする
室外機の位置が手すりから近い、ベランダに踏み台になりそうな物を置いている場合。
べビーゲートを活用する方法がおすすめです。
ベビーゲートは、置くだけで設置完了の製品やサイズに合わせて幅を調節できる製品など種類は様々です。
ベランダへ行くための窓前にゲートを設置する際、開けにくいか・倒れにくいかなどを基準に選ぶと◎。
◆ 補助錠を設置する
補助錠の設置は、一人で窓の鍵を開けられるようになった子どもに対する予防策としても有効です。
採用する際は、窓の一番上など子どもの手が届かない場所に設置しましょう。
窓のレール(サッシ)部分に設置するタイプの補助錠を採用する場合。
補助錠の鍵となるツマミが取り外せる製品がおすすめです。
補助錠は子どもの安全を確保すること以外にも、防犯としての役目も担っていますよ。
まとめ:ベランダには危険がいっぱい!思わぬ怪我や事故から大切な子どもを守ろう
転落事故をはじめ、ベランダには怪我や事故に繋がる可能性が潜んでいます。
怪我や事故対策を行うことで、日常生活の中で不便さを感じる場合もあるでしょう。
しかし、子どもの安全第一!あっという間に成長するわが子の姿を、安心できる環境で見守りましょう。




