2022.7.30

子どもに必要な防災グッズって知ってる?年齢別に用意すべき防災グッズを紹介!

防災グッズ

子どもの防災グッズ用意していますか?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

地震や台風、大雪など自然災害が多い日本は、普段から防災の意識が高いといわれています。

食料品や水などの防災グッズを用意し、ハザードマップを確認して災害が起こったら「ここに避難しよう」「こんなときは、ここに連絡をして安否を確認しよう」などのルールを決めているご家庭も多いでしょう。

しかし、子どもに必要な防災グッズは十分に用意できていますか?子どもは、大人とは異なる防災用品が必要な場合もあります。

そこで今回は、子どもの年齢別に用意しておくと安心な防災グッズや埼玉県の取り組みを紹介します。

子どもの安全を守るために、本記事を参考にしてくださいね。

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【子どもの年齢別】用意すべき防災グッズ

本章では、子どもの年齢別に用意すると安心な防災グッズを紹介します。

【0~1歳・乳児】

・おむつ
・おしりふき(ウェットティッシュでも代用可)
・離乳食・おやつ
・スプーン・フォーク・食器・ラップ
・保存水
・ミルク(1回ごとの小分けにしておくと便利)
・哺乳瓶(あれば使い捨てでも)
・発熱材・カイロ(ミルクを温めるときに便利)
・授乳ケープ(おくるみ)(大勢の人がいるところで授乳するときに便利)
・歯磨きシート
・着替え
・ガーゼ
・アルミブランケット
・圧縮袋・防臭袋
・おしゃぶり・おもちゃ
・母子手帳・お薬手帳・保険証

赤ちゃんが普段から大切に持っているもの(例えば、寝るときに必ず抱いているぬいぐるみや口に入れる毛布の切れ端など)は、避難所に代わりがないため、必ず用意しておきましょう。

なお赤ちゃんはあっという間に成長するので、月齢が進んでおむつのサイズや離乳食の内容が変わるタイミングで、防災グッズの中身を入れ替えることを忘れずに!

【2~3歳 まだおむつの幼児】

・おむつ
・圧縮袋・防臭袋
・おしりふき
・子どもが好きな食べ物・おやつ
・カイロ・発熱材
・保存水
・歯磨きシート
・着替え
・マスク
・お絵かきグッズ・シール・絵本・おもちゃなど
・母子手帳・お薬手帳・保険証など

2~3歳頃は、トイレトレーニングを始める時期なので、おむつがいらなくなっている子どももいます。しかし環境が変わったストレスなどからお漏らしをしてしまうこともあるため、通常おむつが必要ないお子さんでも念のためおむつは防災バッグに入れておくと良いでしょう。

また、2~3歳頃は食事の好き嫌いが出てくるタイミングなので、子どもの好きな食べ物を多めに用意しておくことも大切です。

なお避難生活にはストレスがつきものですので、お気に入りのおもちゃやお絵かきグッズ、シールブックなど遊べるものも必ず用意しておきましょう。

【4~5歳 おむつが取れた幼児】

・簡易トイレ
・おしりふき(なければウェットシートやウェットティッシュが便利)
・子どもの好きな食べ物・おやつ
・保存水
・カイロ・発熱材
・歯磨きシート
・着替え
・マスク
・お気に入りのおもちゃやゲーム
・母子手帳・お薬手帳・保険証など

静かに遊べるおもちゃやゲーム、本などを用意してくとママも周囲に気を遣わなくて済むので安心ですね。

4~5歳くらいの子どもになると、自分でリュックが背負える子もいますが、あまり重い荷物を持たせるわけにはいきません。そのため、子どもに防災リュックを持たせるのであれば、着替えやタオルなど軽いものを入れてあげましょう。

【6歳~12歳 小学生】

・非常食
・保存水
・お菓子
・簡易トイレ
・ティッシュ・ウェットティッシュ
・アルミブランケット
・懐中電灯
・ホイッスル
・絆創膏など
・着替え
・家族の写真と連絡先(はぐれた場合に必要)
・母子手帳・お薬手帳・保険証(万が一のためコピーして持たせておくと安心)
・子ども用軍手
・レインコート
・ヘルメット(折りたためるものだと収納に便利)
・本やおもちゃなど

小学校に入学するとランドセルを背負うようになるため、リュックを背負うことにも抵抗を感じなくなるでしょう。

また、防災グッズの大切さを説明すると、子ども目線で大切なものを用意してくれるかもしれませんよ。

埼玉県の防災に対する取り組みは?

個人でできる対策を把握した上で、地域の防災対策も把握しておきましょう。

埼玉県では、小学生を対象とした「イツモ防災=いつもの生活の中でできる備え」をクイズやゲームでわかりやすく学ぶことができる教材を用意しています。

教材は、「地震でできなくなることクイズ」や「家具転倒防止間違い探しゲーム」「紙食器づくり」など全部で9種類あり、キッズ防災マスター認定書も用意されているので、子どもも楽しみながら防災について学んでくれますよ。

また本教材には、説明用のパワーポイントスライド、配布用ワークシート、家庭学習用おうちのそなえチェックシートも含まれているので、お家でプリントアウトすれば、いつでも家族で防災について勉強することができます。

また、ご希望の方に冊子版を無料で配布しているので、必要な方は問い合わせてみると良いでしょう。

【問い合わせ・申込先】
埼玉県危機管理防災部危機管理課震災予防担当
・電話番号:048-830-8148
・ファックス:048-830-8129
・E-mail:a3115-06@pref.saitama.lg.jp

子どもの防災グッズも忘れずに用意して!

地震などの災害にあった場合、3日間は自分たちで生活できる食料や水などを用意しておくことが必要だといわれています。

そのため、カップラーメンや水でできるご飯、保存水、クラッカー、缶詰などを用意しているご家庭も多いと思いますが、「子ども用」として考えると、防災グッズを用意していないママも多いのではないでしょうか。

おむつや離乳食、ミルクなどは、すぐに届かないこともあるので、各自で用意しておくことが大切です。

また普段遊んでいるゲームやぬいぐるみやといった、子どもの必需品も忘れずに用意してくださいね。

いつきてもおかしくない災害。今のうちに、子どもも含めた防災対策は実施しておきましょう。

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