6月26日は梅雨なのに露天風呂の日？

露天風呂はご存じのように屋根がないため、雨が降れば濡れてしまいます。6月は梅雨まっただ中なので「なぜこの日が露天風呂の日？」と思った人は多いはず。

そもそも露天風呂の日は、いつ、誰によって制定されたのでしょうか？

露天風呂の日はいつ制定されたの？

露天風呂の日は、1987年に制定されました。

露天風呂の日は誰によって制定されたの？

露天風呂の日を作ったのは、岡山県湯原町（現・真庭市）の湯原観光協会と湯原町旅館組合です。

露天風呂の日の由来は？

当時の湯原温泉の関係者が、「湯原温泉の魅力をもっと全国に知らしめたい」と思ったのがきっかけで、露天風呂の日を作ることになりました。

「温泉で温まりたい」と思うのは冬なのに、どうして記念日が梅雨の時期なのでしょうか。その理由は露天風呂の日が語呂合わせで制定されたことが関係しています。

6月26日は「6.26」と書き表せます。これを口に出して読むと「ろ（6）、てん（・）、ふろ（26）」となるため、6月26日が露天風呂の日となったのです。

温泉の3つの効用

露天風呂をはじめとする温泉の効用は、以下の3つです。

・温熱効果
・静水圧効果
・浮力効果

詳しくはこの後、解説しますね。

温熱効果

温泉の効用の1つ目は「温熱効果」です。
温泉は身体を芯から温めてくれます。身体が温まると血管が広がり、血液が巡りやすくなるため、疲労物質がたくさん排出されるようになるのです。

静水圧効果

温泉には「温熱効果」の他にも「静水圧効果」と呼ばれる効用も期待できます。

お湯に浸かると全身に「静水圧」と呼ばれる水圧がかかります。静水圧がかかると血管に適度な水圧がかかり、血液やリンパ液の巡りがよくなるのです。

また静水圧によって全身に刺激が与えられるため、マッサージ効果も期待できます。

浮力効果

温泉の3つ目の効用は「浮力効果」です。
温泉に入ると浮力が働くため、普段身体にかかっている負荷が軽減されます。

これにより身体を支えている関節や筋肉の負担が軽くなり、全身がリラックスされるのです。

ちなみに温泉に浸かると、自律神経やホルモンに働きかけて、本来のリズムを取り戻す「総合的生体調整作用」も働くとされているため、気分がほぐれることがあります。

露天風呂では開放感と自然も感じられる

露天風呂の多くは山や海、川沿いなどの自然の近くに位置しています。

外の空気や温度、音などを感じられるため、露天風呂では開放感を味わえますよ。

また露天風呂によっては、桜や紅葉、満天の星空といったその地域ならではの魅力を温泉と楽しむこともできます。

ちなみに近年人気の「インフィニティ風呂」は、温泉と空・海の縁取りがないため、海や空と温泉がつながっているように感じられます。そのため、より一層自然との一体感を楽しめますよ。

志木市・朝霞市から行きやすい露天風呂3選

最後に、志木市・朝霞市から行きやすい露天風呂を3つ紹介します。

あづま湯

●魅力･･･健康と美のために、25種類のお湯を日替わりで提供
●住所･･･朝霞市根岸台6-2-35　イーストパーク朝霞1F
●アクセス･･･朝霞駅東口より徒歩2分　朝霞駅東口交差点角
●電話番号･･･048-461-4921
●営業時間･･･15:00~24:00（時間短縮や休業の場合あり）
●定休日･･･金曜日

埼玉スポーツセンター天然温泉（旧 むさし野温泉 彩ゆ記）

●魅力･･･スポーツセンターなのに温泉にも入れる
●住所･･･埼玉県所沢市南永井1120-1 (埼玉スポーツセンター内)
●アクセス･･･みずほ台駅下車。みずほ台駅西口からシャトルバスまたはタクシー、ライフバスを利用
●電話番号･･･04-2946-4126
●営業時間･･･10:00~25:00
●休業日･･･年中無休

天然温泉 真名井の湯 大井店

●魅力･･･弱アルカリの天然温泉でお肌しっとり
●住所･･･ふじみ野市大井2丁目19-1
●アクセス･･･大井循環行きバス乗車　上苗間バス停下車
●電話番号･･･ 049-267-2641
●営業時間･･･9:00~12:00
●休業日･･･年中無休

梅雨が明けたら露天風呂でのんびりリフレッシュ

温泉にはたくさんの効用があります。とくに露天風呂は、通常の温泉の効用に加えて自然や開放感も楽しめますよ。

じめじめした梅雨が明けたら本格的な夏がやってきます。露天風呂で活力を溜めて夏を乗り切りませんか？