赤ちゃんの後追い
トイレにも行けない!ずっとついてくる赤ちゃんの後追い...可愛いけれど辛いと感じているママさんへ。赤ちゃんの後追いの「なぜ」を理解しよう!
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
赤ちゃんが少し成長すると始まるのが後追い...ママの後を必死に追いかける姿は、とても可愛らしく愛おしいものですが、いつも後を追いかけられるとさすがのママも困りますね。
「後追いされてトイレにも行かれない」「少しでも離れるとギャン泣きされる」と身動きが取れなくなってしまうママもいるほどです。
可愛いけれど、少し大変な赤ちゃんの後追いは、なぜ始まるのでしょうか?また、いつ頃から始まっていつ頃終わるのかも知りたいですね。
今回のステキライフでは、赤ちゃんの後追いの謎に迫ってみます。もちろん、対処法も紹介するので、赤ちゃんの後追いに困っているママ、必見です!(^^)!
赤ちゃんはどうして後追いするの?
後追いとは、ハイハイができるようになった赤ちゃんが大人の後を追いかけ回すことをいいます。
大人といっても、誰でも良いわけではなく圧倒的にママがターゲットになる後追いは、普段一緒に生活をしている人の中でも、特に大切だと赤ちゃんが思っている証拠でもあるんですよ!
新生児は、視力も弱く、身近な人と知らない人を区別することはできませんが、成長とともに記憶力や認知力がつき「ママは特別な人!」と認識できるようになります。その時期に、大好きなママの姿が見えなくなると不安になるので後を追いかけ回すようになってしまうのです。
赤ちゃんの後追いは、赤ちゃんがママと他の人を区別できるようになるほど成長している証しですが、ちょっとでも姿が見えなくなると、ギャン泣きしたりママを探し階段から落ちたりするケースもあるので、ママも気が気ではありませんね(>_<)
後追いしない赤ちゃんもいる
赤ちゃんによっては、あまり後追いしない子もいます。
「うちの子は、後追いをあまりしないけれど大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、赤ちゃんがあまり後追いをしない場合は、環境やその子の個性が理由のことが多いようです。
例えば、大家族で暮らしているようなお家では、常に誰かが面倒を見ていることから、後追いをしにくいこともあるようです。一人遊びが大好き、好奇心旺盛、人見知りをしないなどの赤ちゃんは、ママがいなくても気付かないということもあるでしょう。
「後追いをしないのはおかしいかもしれない...」と不安を感じるママもいます。確かに自閉症などのチェックリストに「後追いをしない」と入っていることもありますが、後追い以外にも「ママやパパと視線が合わない」「笑わない」「名前を呼ばれても反応しない」などの気になる症状がなければ、赤ちゃんの個性や環境によるものと考えて良いでしょう。
どうしても気になるようであれば、定期健診のタイミングで、医師に相談してみると安心です。
後追いはいつからいつ頃まで続くの?
赤ちゃんの成長の証しでもある後追いは、いつ頃から始まっていつ頃終わるのでしょうか。
個人差のある赤ちゃんの後追いは、早い子で生後6ヶ月頃から始まりハイハイが本格化する9~11ヶ月頃にピークを迎え1年半~2年くらいで落ち着くことが多いようです。
大体ハイハイや歩き始めの時期にスタートして言葉が理解できるようになると収まってくるイメージですね。
赤ちゃんが歩けるようになって、記憶力も発達し、自分なりの世界が広がることや「ママが出かけても戻ってくる」ということが理解できるようになると、自然と後追いをしなくなっていきますが、弟や妹が生まれると再度始まってしまうこともあります。
いずれにしても、赤ちゃんの後追いは、早く終わってしまう子もいれば、長く続く子、全くしない子もいるので、他の赤ちゃんと比べて不安に思う必要はありません!
ただ、後追いの時期から人見知りが始まることもあるので、その方が大変!ということも・・。
赤ちゃんが後追いを始めたときの対処法
いつかは終わるとわかっていても、ずっと後を追いかけられるママは、とても大変です。赤ちゃんが後追いを始めたら、どのように対処すると良いのでしょうか。
【こまめに声を掛ける】
赤ちゃんが後追いをするのは、ママの姿が見えなくなって不安を感じるからです。
そのため、普段からこまめに声を掛けて赤ちゃんに安心感を与えることが大切。
赤ちゃんと離れるときは、「トイレに行ってくるね」戻ったら「戻ったよ」と声を掛けてあげましょう。ママがいなくてギャン泣きしていたら「ママはここにいるよ」と優しく抱っこしてあげれば、赤ちゃんも安心します。
ママは、いなくなっても必ず戻ってくるとわかれば後追いもしなくなっていきますよ。
【家事を頑張らない】
赤ちゃんの後追いがひどいときに、いつもと同じように家事を行おうと思っても無理な話です。
後追いは、一時期のものと割り切って家事を頑張り過ぎないようにしましょう。何もかもしっかりやろうと思うと自分を追い詰めてしまいます。
家族にも理解、協力してもらって適度に手を抜いた分、赤ちゃんと過ごして信頼関係を深めていけば、結果的に後追いの卒業も早くなります。
【訓練する】
少しずつママがいなくても大丈夫なように訓練をするのもおすすめ。
例えば、「いないいないばぁ」です。いないいないばぁで、ママの顔を隠しては出すことを繰り返すと赤ちゃんは、ママの顔が見えない状況に慣れてきます。
慣れてきたら、今度はママの全身を隠してみましょう。ママの姿が見えなくても、また現れることがわかるとママがいなくても不安を感じることが少なくなりますよ。
【常に赤ちゃんの視界に入るようにする】
赤ちゃんは、ママが常に見えていれば安心するので、赤ちゃんの視界に入っているように工夫するのも方法です。
例えば、赤ちゃんをリビングで遊ばせているときに、ママが廊下に出たらギャン泣きする...というような状況であれば、廊下やリビングが見渡せる場所に赤ちゃんを移動させて遊ばせてみてはいかがでしょうか。
また、ドアを閉め切らないようにしておけば、ママがいつも見られるので安心するでしょう。どうしても難しい場合は、トイレやお風呂の中に赤ちゃん用の椅子を用意しておくのもおすすめです。
赤ちゃんの後追いは大変だけど、今だけだからママも楽しんじゃおう!
とにかく、赤ちゃんがママの後を追ってばかりいる状況になるとママは、ゆっくりすることもできなくなりとても大変な思いをします。
しかし、「パパもいるのに...」と思いつつ、ちょっと優越感に浸ってしまうのも事実ですよね(*'▽')
赤ちゃんがママの後を一生懸命に追っかけてくれるのも今だけです。これからもっと成長して子どもなりに世界が広がってくると、ママなんてほったらかしにしてお友達と遊ぶようになってしまうかもしれません。
ママも少し大変ですが、この瞬間を大切にして思いっきり子どもに追っかけてもらいましょう(^^♪