中学生のスマホルール!
子どもにスマホを持たせるときのルールはどうやって決める?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
中学生になると多くの子どもがスマホを持つようになります。
中学生の子どもにスマホを持たせると、いつでも連絡が取れる、居場所がわかる、夜遅く帰るときに安心などのメリットがある一方で、様々なトラブルの被害者や加害者になるリスクがあります。
そこで、今回のステキライフでは、中学生のスマホルールについて考えてみました。子どものスマホルールについて悩んでいるママ必見です!
どんなときにルールを作る?
では、スマホを使うときには、どのようなルールを作れば良いのでしょうか。
スマホを使う時間帯
スマホをいつでも自由に使えるようにしてしまうと、依存症になる可能性もあります。「即レスしなくては!」という強迫観念から、生活リズムや勉強の遅れだけではなく、心身のバランスを崩してしまうことも...。
例えば、スマホの利用は夜10時までとし、それ以降はスマホを預かるというルールにすれば、寝るときにスマホを持てないことになります。
ただ、時間帯を決めるだけではなく、その時間に連絡を見たり返したりできないことについて、お友達にどう説明したら良いかを一緒に考えても良いかもしれませんね。
スマホの一般的なマナー
例えば、歩きスマホや自転車に乗っているときのスマホは禁止とするべきです。公共交通機関での通話ももちろんNGで、誰かと過ごしているときにスマホばかり見るのもマナー違反であることも伝えましょう。
これらは常識ですが、改めてどんな危険があり、自分が加害者になったらどうなるのか、を伝える必要があるでしょう。
食事中はスマホを使わない
食事中のスマホは、マナー的にもNGです。実際に、食事中のスマホはダメと教えられている子供は多いようですが、親が平気で使っているという状況をよく目にします。
子どもが「ママやパパが良くて、どうして私はダメなの?」と不満を持つようになるのも当然ですし、自分の話を聞いてくれないと感じることもあるでしょう。
食事は、親子のコミュニケーションの場であることをママやパパも再認識してくださいね。
勝手にアプリをダウンロードしない
子どもがスマホのアプリをダウンロードするときは、必ず親に相談するルールを決めましょう。
無断でのダウンロードを禁止し、どうしても使いたいアプリがあるときは、親の許可を得るようにすることが大切です。
子どもがどんなアプリを使っているのか把握できないと、親も適切な管理ができません。子どもが使いたいアプリがある場合は、安全性などもチェックしてくださいね。
写真や個人情報の取り扱い
位置情報をオフに設定するのはもちろんのこと、SNSや写真の撮り方も注意します。
多くの人が、写真をSNSなどにアップしていますが、家族や友達、自分の写真をアップすると個人を特定される危険性が高くなります。
制服の写真で学校を特定され、カバンに付けているキーホルダーなどで個人を特定されてしまうことがあります。その後は学校の最寄り駅で待ち伏せ、後をつけたり行動パターンを読んだりすればあっという間に自宅や一人になるタイミングがバレてしまうのです。
また、最近ニュースなどでよく見かける「自撮り被害」というのもあります。これは、SNSなどで知り合った人に騙されたり脅されたりして自分の裸や下着姿の写真を送ってしまうことです。
想像しやすいように、クラスの全員と教師、両親に見られたらまずい写真は最初から撮らない。と伝えても良いかもしれませんね。
先に相手の写真が送られてきても絶対に送らない、送り合わないルールを徹底させましょう。
ネットの世界からアップした写真を消すことは不可能に近いほど難しいことなのですから...これは、女の子だけでなく男の子も同様です(>_<)
写真や個人情報の取り扱いルールに厳しすぎるということはありません。
SNSでのトラブルは毎日のようにニュースで報道されています。口うるさく言っても話を聞いてくれない、慣れてしまうこともあるため、実際のニュースを情報共有という形で伝えてみるのも手です。
SNSの利用制限
気軽に投稿し、多くの人と繋がれるSNSは、友達を簡単に作ることもできますが、逆にトラブルに巻き込まれることもあります。しかし、多くの中学生がSNSを利用していることを考えると、自分の子どもだけ禁止して仲間外れにあうかもしれないという不安を持つこともあるでしょう。
SNSを頭ごなしに禁止するのではなく、子どもと話し合って使用するSNSやルールを決めていくことが大切ですね。
裏アカと呼ばれる内緒のアカウントは作らない、非公開アカウントにする、顔は出さないなどのルールが必要かもしれません。
SNSでは、大人のなりすましなどで子どもたちが被害に遭うこともあります。また、知っている大人から被害に遭うこともあるのです。SNSで知り合った人や、友達の友達など関係が希薄な人との連絡先の交換は例外なくNGとしましょう。
スマホのマナーも知っておこう
スマホを使うときは、ルールだけでなくマナーも知っておく必要があります。
例えば、「ネット上に誰かの悪口を書かない」「芸能人や有名人を誹謗中傷しない」「信用できない情報を発信、リツイートしない」「人を傷つける可能性があること、迷惑になる写真や動画をアップしない」「公共の場での通話は控える(電車やバス、病院の中など)」「勝手に商品の写真を撮らない」などです。
大人でも守れていない人がいるくらいですが、子どものときからマナーを教えておくことも大切です。
中学生は反抗心もあり、子ども扱いを嫌うころです。「やった後に起こりうること(リスク)」を大人にするように説明し、自分の身に起きたときを想像させることが重要です。
守らなかったときのペナルティは?
スマホのルールを守らなかったときのペナルティも作っておく必要があります。
例えば、一番強いペナルティはスマホを取り上げる、解約するということになりますが、これはかなり強力なペナルティになるので、その前に1週間のスマホ使用禁止など強弱をつけてペナルティをつけるようにしましょう。
ペナルティもルールと同様に子どもと話し合って決めることが大切です。ある程度は誘導し、最後には自分で決めさせましょう。
そのとき、「寝る前〇時間はスマホを見ない方がよく眠れるらしいから、〇時から〇時までをスマホ時間にする。部活の連絡をチェックしないといけないから、起きたら一度連絡だけをチェックする」など、ルールと理由を明確にさせましょう。
スマホルールを作るときは話し合うことが大切
子どもが上手にネットやスマホと付き合っていくために、スマホのルールを考えていくことが大切ですが、あまり厳しいルールを作ってしまうと、結局守れずになあなあになりがちです。
スマホルールを作るときは話し合いながら、リスクを理解してもらうようにしましょう。