2022.6. 8

子どもが失敗してしまった時や挫折した時、親ができるフォローは?

子どもの失敗、恐れていませんか?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子どもが失敗したり挫折したりする姿を見るのは、親としてつらいもの。落ち込む姿を見たくない、とついつい失敗しないように手を出していませんか?

ですが、子どもが失敗したり挫折したりした時に間違った対応をしてしまうと、困難に立ち向かうことができない子どもになってしまいます。

今回は、子どもが失敗してしまった時や挫折した時に親がすべきフォローについて解説します。

これから成長していく子どもを持つパパ・ママはぜひ参考にしてください。

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子どもが失敗してしまった時、落ち込んでいる子どもに親ができることは?

子どもは失敗を経験し、失敗を自分の力で乗り越えることで自立心や諦めない心を身につけます。

ですから、親には「失敗は子どもにとって重要なこと」と受け止め、適切な対応をすることが求められます。

親が失敗したり挫折したりした子どもにできることは、次の3つです。

必要以上に叱らない
危険を伴うことや倫理的にやってはいけないことをした時には、なぜ叱られるのかを理解させてからきちんと叱ることは大切です。

ですが、「何度言ったらわかるの?」「あなたには無理だって言ったでしょう?」などの否定的な言葉で叱ると子どもはやる気やチャレンジ精神をなくしてしまいます。

解決案を子どもに考えさせる
子どもを叱るのではなく、「どうして失敗したと思う?」「じゃあ、どうしたらいいと思う?」とポジティブな声掛けをし、どうしたら良いのかを子ども自身に考えさせましょう。

そうすることによって、失敗経験を糧にして次に進むことができる子どもになります。

失敗することは悪いことではないことを教える
失敗することが悪いことだと親が思っていると、子どもは「自分は悪いことをしてしまった」と思ってしまい、チャレンジ精神がなくなったり、自己否定感が強い子どもに育ってしまったりする可能性があります。

親が「失敗したって大丈夫だよ」と考えて子どもに対応すると、子どもは失敗を恐れず前に進むことができます。

折れない強い心をつくるには

失敗しても折れない強い心をつくるには、日頃から次のことを心がけると子どものやる気や自立心を育てることができます。

努力と過程を褒める
失敗をした時に「失敗した」という結果を評価するのではなく、それまでに行った努力や過程を評価して褒めると、「今回は失敗したけれども、きっとできるようになる。できるようになるまでがんばろう」と考える子どもになります。

失敗を回避しない
どう見ても「これは失敗するな」と思っても、失敗をしないように手助けすることはNG。

見ていて辛いかもしれませんが、失敗し、立ち直る経験が重要です。

親の失敗談を伝える
失敗は子どもだけではなく、大人もします。親の失敗談を伝えることで子どもは失敗することへの不安感をなくすことができます。

また、親の失敗談を通して解決案を学んだり、親に対してより信頼感や親しみを得たりするようになります。

失敗した時にやってはいけないこと

次に挙げるような対応は、困難に立ち向かうことができない子どもにしてしまう危険性があるので、避けるようにしてください。

怒鳴る
失敗して落ち込んでいる子どもに対して大声で怒鳴りつけると、子どもは恐怖心や親に対する不信を感じてしまい、失敗することを恐れる子どもになってしまいます。

自尊心を傷つける言葉を吐く
怒鳴りつけなくても、「何回言ってもわからないなんて馬鹿な子ね」「ほんとにダメな子」「お兄ちゃんはちゃんとできたのになぜあなただけできないの?」など、子どもの人格そのものを否定する言葉を投げかけると、自己否定感が強く自信がない子どもに育ってしまいます。

先回りして回避する
失敗させたくない、失敗して傷つく様子を見たくない、このままでは絶対に失敗する、と思い、先回りして失敗を避けるように手助けするのはやめましょう。

何度も述べたように、失敗することで子どもはチャレンジ精神や困難に立ち向かう心を培うのです。

失敗を経験することの重要性を理解しよう

「失敗することはできることなら避けた方がいい」と思ってしまっているパパ・ママは多いかもしれません。

ですが、子どものうちは失敗することで立ち向かう心や強い心、やる気などが育ちます。

失敗を経験しないで育った子どもは、失敗を恐れるあまり消極的な人間になり、不安のあまり鬱や引きこもりになってしまうこともある、と考えられています。

「失敗は良くないこと」ではなく、「子どもの成長過程でとても重要なこと」だと理解すると、子どもの失敗を肯定的に受け止めて、適切な対処ができるようになるでしょう。

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