2022.5.30

電気代などが値上がり⁉家で出来る節約方法をご紹介

値上がり続ける電気代

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

電気代はここのところ、ものすごい頻度で値上がりを続けています。電気代の請求書やテレビのニュースを見て、「また値上げ!?」と嘆いているパパ・ママは多いのではないでしょうか?

そこで今回は、電気代が値上がる理由や、少しでも電気代を抑えるために家庭で出来る節約術を紹介します。

電気代の高さに困っているパパ・ママ、必見ですよ!

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電気代が値上がりする理由

電気代が値上がりする理由は2つ、あります。

燃料となる物質が高騰している
日本で発電している電気は、75%が火力発電。火力発電の燃料は石油石炭天然ガスなので、この3つの燃料が値上がると必然的に電気代も値上がります。

石油・石炭・天然ガスは日本でまかなうことはできず、約88%を輸入していますが、世界各地で高騰しているのです。

ウクライナ危機で、これらの燃料はさらに値上がることが懸念されているため、今後もまだ値上がりが続く可能性もあります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金が値上がりしている
再生可能エネルギーとは、石油や石炭、ガスなどの化石エネルギーと違って、枯渇せずに半永久的に使うことが出来る自然エネルギーのことで、太陽光、水力、風力、地熱、バイオマス発電などがあります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、これらの自然エネルギーを買い取る際に発生する費用の一部を消費者が負担する、というもので2012年より本格的に始まっています。

再生可能エネルギーは年々普及しつつあるため、作られる電気量も増え、再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価も高くなっているのです。

どれくらい値上がるのか?
2021年から22年にかけての1年間で、電気代は約2,400円も値上がりしています。

さらに、2022年3月には、各電力会社で次のような値上げがあり、4月には電気代が標準家庭で以下のように値上がりました。

この値上げで、東京電力と東北電力は過去最高値を更新しています。

●東京電力・・・115円UP
●中部電力・・・127円UP
●東北電力・・・98円UP
●沖縄電力・・・65円UP
●九州電力・・・57円UP
●北海道電力・・・56円UP
●四国電力・・・52円UP

また、東京ガスなどの大手都市ガスも、3月には168~229円値上がりしているので、家庭での光熱費代はますます高くなっています。

家で出来る節約術を紹介

手痛い電気代の値上げですが、嘆いているだけでは何も変わりません。

そこで、家庭で出来る節約術を7つ、紹介します。1つ1つの積み重ねで、トータルの電気代を抑えることができますよ。

プランの見直し
2016年からは電力の自由化、17年からはガスの自由化がスタートし、電力会社やガス会社を自由に変えることが出来るようになりました。

インターネットを利用して、各社の料金プランを比較して安いものに代えると大幅に料金を抑えることも可能です。

アンペアの見直し
まずは、現在使っている契約アンペアが適正かどうかを調べましょう。

電気料金はアンペア数によって286~1,716円と幅が広いので、契約アンペア数を下げることが出来ると、基本料金が安くなります。

支払い方法の見直し
電気代は、口座振替にすると「口座振替割引」が適用されているところもあります。

クレジットカードのポイントよりもお得なこともあるので、利用している電力会社がサービスを行っている場合は、代えるといいでしょう。

家電の使い方を見直し
家電を使わない時に、待機電源にしていませんか?家電を待機電源で利用すると、1年間に約7,000円分の電気代がかかることが判明ています。面倒でも、使わない時はコンセントを抜きましょう。

頻繁に使用するものは、いちいちコンセントを抜き差しするのが面倒ですよね。その場合は、節電タップに切り替えることをおすすめします。スイッチを1つ入れたり切ったりするだけで、オフに出来ますよ。

電気料金の安い時間帯に使用する
電力会社によっては、時間帯別電灯制があるところがあります。

時間帯別電灯制では、電気料金は昼間(7:00~23:00)と夜間(23:00~7:00)までで料金が異なります。

時間帯別電灯制にすると昼間はやや割高になるのですが、夜間がかなりお得なので、タイマーを駆使して出来るだけ夜間に使用出来るものは夜間に使用すると電気料金が節約できます。

家電の買い換えを検討する
家電は新しくなればなるほど節電効果が高くなっているため、あまりに古い家電を使っている場合は、買い換えを検討するのも方法の1つです。

忘れがちなのが照明器具。照明器具をLED照明に代えると、年間で1万円以上の節電が見込まれます。

暖房や冷房の見直し
エアコンは、フィルターや室外機が汚れていると、余計な電気代がかかります。フィルターや室外機は、こまめに点検して掃除しましょう。

冷房は28度、暖房は20~22度を目安とし、風は床に向けます。扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させると、効率よく使うことができます。

また、使わない時はエアコンは切るとよい、と考えがちですが、1時間くらいの外出ならつけっぱなしの方が電気代はかかりません。

少しの手間暇で電気代は節約出来る

このように、ちょっと手間暇をかけると電気代はかなり節約できます。

はじめはめんどくさいと思うかもしれませんが、慣れるとそんなに苦にはなりません。

1ヶ月後の電気料金の請求書を見ると、きっと「これからも続けよう!」と思うことが出来るので、まずは1~2ヶ月間がんばってみましょう!

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