子どものおねだりに困っていませんか?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
子どもには、物欲が強く欲しいものをどうにかして手に入れたい子もいれば、そうでもない子もいます。
この違いって何でしょう?ママによっては「育て方が悪かったの?」と悩んでいる人もいるかもしれません。
そこで今回は、子どもの物欲について、物欲が強い理由や強い子にうまく我慢をさせる方法について解説します。
我が子のおねだりに困っているパパママは、ぜひ参考にしてくださいね!
物欲が強い子とそうでない子の差は何?
物欲が強いことそうでない子の差は、次のことが原因だと考えられています。
生まれ持っての性質
同じように育てた兄弟でも、1人は物欲が強くもう1人はあまりない、というケースはよくあります。
一般的には、物欲がある子どもの方が多い傾向にありますが、物欲が強いことは悪いことではありません。
欲しいものがある、ということは興味があるものがある、ということですから。
環境
子どもの頃にあまりにも欲しいものを買ってもらえなかった場合、反動で物欲が強くなることがあります。
欲しかった人形や車を買ってもらえなかった、食べたかったものを与えてもらえなかった、ということが積み重なると、成長するにつれて物欲が止まらなくなる場合も。
心が満たされていない
物欲の強い子がみんなそう、ということではありませんが、親にあまりかまってもらえず寂しい思いをしている場合、反動で物欲が強くなる子どももいます。
物欲が強い子にうまく我慢をさせる方法
子どもがものを欲しがった時に、頭ごなしに「ダメって言ってるでしょ!」などと頭ごなしに叱っても子どもは納得しなかったり、反対に「どうせねだってもダメって言うだけだ」と悪い意味での諦め癖がついたりしてしまいます。
大切なのは「物欲を我慢してコントロールできるように導くこと」。
そのためには、次のような対処が効果的です。
いつ買うことができるかをはっきり決めておく
次に大きなものを買うことができるのは「誕生日」「クリスマス」「お正月」などと、買うことができる時をはっきりと示しましょう。
買ってもらえる時まで待つ時間に、「買ってもらえたらこうしよう、ああしよう」と考えることで、想像力や創造力を培うことができます。
買い物に行くたびにお菓子をねだられる時は、「今日は○円のお菓子一個まで」などとあらかじめ買うことができる金額や量を示し、子どもが買う時にぐずっても折れて買い与えないようにしてください。
売り場でゴネられると恥ずかしいから、と買い与えてしまうと、「ダメだと言われてもゴネたら買ってもらえる」と思ってしまいます。
スキンシップや日常会話をしっかりする
兄弟が生まれてから赤ちゃん返りをしたり、仕事が忙しくなってついつい子どもと過ごす時間が少なくなってきたりすると、「あれが欲しい、これが欲しい」と言うようになったりすることもあります。
その場合は、スキンシップや会話を意識して増やし、子どもの心が満たされるようにすると治まってきます。
祖父母にも協力してもらう
おじいちゃん、おばあちゃんが孫をかわいがって、時々ものを買ってくれる、という程度ならかまいません。
ただし、孫に頼まれたらついつい買ってしまう、必要以上に買い与えてしまう、高額なものを気軽に買い与える、などと言う場合は、対策が必要です。
事情をきちんと説明し、買い与えるのは誕生日とクリスマスだけ、などの決まりを決めて守ってもらうようにするといいでしょう。
物欲がなくても大丈夫
子どもは基本的に物欲があることが多いですが、中には物欲があまりない子どももいます。
欲しいものは何?と聞いてもあまりものを欲しがらないと、返って心配になるパパママもいるかもしれません。
持って生まれた性格や、本当に欲しいものがこれと言ってない、パパやママの愛情をしっかり感じているので満足している、などが考えられる場合は、問題はありません。
物欲がないだけなら、誕生日には家族で記念旅行に行ったり、動物園、博物館、遊園地などの体験型のプレゼントを与えたりしてみてはどうでしょうか?
「楽しい思い出」と言う目には見えないけれど、一生残るプレゼントになります。
もしも、家庭の家計状況が苦しいのを察している、いつも親が「節約!倹約!」と言っているので遠慮しているのでは?と考えられる場合は、「そんなに心配することはないよ」と安心させてあげましょう。
物欲があることは悪いことではない
上記でも述べましたが、物欲があること自体は悪いことではありません。
欲しいもののためにがんばることは、働いてお金を得るための原動力の1つですし、その結果、達成感を得ることもできます。
興味や好奇心が強ければ、知識を得る機会も増え、一生の趣味や生きがいを見つけることができる場合もあります。
子どもの物欲に対しては、ものを言われるままに与えて我慢する力が育たなかったり、反対に我慢しすぎた反動で物欲が止まらなくなったりしないように気をつけて、物欲をコントロールできる子どもに育つよう導くことが大切です。