2022.4.11
引きこもりがちな毎日で課金トラブル多発中!注意点を紹介
請求書が来てビックリ!子どもが勝手にスマホで課金していた!?そんなときはどうしたら良い?トラブルにならないための注意点も知りたい!
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
コロナ禍によって、子どもが家にいる時間が増えた結果、スマホなどのオンラインゲームに課金してしまい思いもしなかった請求が届くトラブルが続出していますが、オンラインゲームは、スマホだけではありません。
自宅の家庭用ゲーム機でも同じように課金トラブルが起きることもあります。
「ちょっとスマホを使わせただけなのに...」「知らないうちに課金されていて結構な額の請求書が来た」というトラブルにならないためには、どうしたら良いのでしょうか(>_<)
今回のステキライフでは、子どもが勝手に課金しないためにはどうするべきか、子どもが親に無断で課金してしまったときの対処法を紹介します。
どんな課金トラブルがあるの?
子どもがやってしまった課金トラブルは後を絶ちませんが、どのようなケースがあるのでしょうか。
ケース1.7歳の子どもが親のクレジットカードを抜きだして...
親のお財布からクレジットカードを抜きだして課金していたのは、なんと7歳の男の子。
クレジットカードの仕組みを理解していなくても、数字を入力すれば買い物ができることを認識していたようです。
ケース2.CMで無料と謳っていたので
テレビのCMで無料と謳っているゲームサイトだったので、「無料なら子どもが遊べるようにしてあげよう」と自分のスマホに登録しました。
子どもは、アイテムを多数購入して遊んでいましたが、中には有料のアイテムもあり、後日カード会社から10万円の請求が来ました。
ケース3.友達に誘われて...
カード会社からオンラインゲームの利用料として2万円の請求があったので、びっくりして子どもに聞くと、友達に誘われたオンラインゲームで有料のアイテムが欲しくなったので、親のカードを勝手に使ったことを白状しました。
年齢確認も嘘をついて20歳にしていました。
いずれのケースも、オンラインゲームのアイテム欲しさに親のカードを無断で使用していました。
他にも、親のスマホに紐づけされているクレジットカードでアイテムを購入していたケースもあります。
親のクレジットカードを子どもが勝手に使ったので、親が支払う必要はないと考えているママやパパもいるかもしれませんが、未成年者の契約だから必ず返金されるとは限りません。
確かに民法では、親権者などの承諾を得ずに未成年者が行った契約は、後から取り消すこともできるとされています。しかし、親のクレジットカードを使用して決裁した場合には適用されず、逆に親の管理責任が問われることになります。
これは、クレジットカードの会員規約に定められている「善管注意義務」に当たり、名義人がカードを適切に管理しなかった結果、名義人以外の人に使用された場合は支払い義務が生じる可能性があるのです。
また、子どもが年齢を偽るために嘘の生年月日を登録した場合も返金は難しいといわれています。
請求の取り消しや返金を求める場合は、クレジットカード会社とオンラインゲームの提供会社、運営元に課金請求について事情を説明して相談することが大切です。
しかし、子どもが勝手に課金したことを証明する必要があり話し合いが難航することも。
そんなときは、国民生活センターに相談してみると良いでしょう。しかし、どちらにしても返金までの道のりは長いと覚悟していた方がよさそうですね(>_<)
勝手に課金されないためには?
親にとって思いもしなかった高額な請求書が届くこともある課金トラブル...( ゚Д゚)子どもに勝手に課金されないためにはどうしたら良いのでしょうか。
クレジットカードの管理
クレジットカードの規約には、名義人がカードの管理を行う必要があると明記されています。
そのため、子どもが勝手にカードを使用してもその責任は親にあるとされてしまうので、クレジットカードの管理をしっかり行う必要があります。
普段から、子どもの目につかないところに置く、お財布に入れたまま放置しないなど管理方法を工夫してみましょう。
端末登録情報の管理
子どもの端末に親のクレジットカード番号やパスワードなどの情報が登録されていませんか。
端末に一度登録した情報は、削除しない限り保存されているのが一般的なので、そのままにしておくと、子どもは、いつでもクレジットカードを利用することができます。
「以前、有料アプリを登録したかも...」など心当たりがある場合は、子どもの端末を確認してみましょう。また、親の端末を子どもに貸すときも注意が必要です。
端末の管理
端末でアプリを購入するときやクレジットカードを使用する場合は、パスワードを設定することができます。
事前にパスワードを設定することで、子どもが無断で使うことを阻止することが可能です。パスワードを設定するときは、誕生日や電話番号などの子どもが簡単に推測できる数字、ワードを使わないようにしましょう。
また、OSでは、「ペアレンタルコントロール」という利用できる機能に制限を設ける設定もあります。
クレジットカードの利用明細書を確認
銀行口座から高額な引き落としがあってからでは遅いので、クレジットカード会社から届く明細を必ず確認することも大切です。
もし、知らない高額請求があった場合は、速やかにクレジットカード会社に相談することをおすすめします。
メールの確認
Playストアなどの各ストアでアプリを購入すると、購入完了メールが届きます。
また、クレジットカード会社によっては、カードを利用したときに利用通知メールが送信されるサービスを行っていることもあります。
そのため、こまめにメールをチェックしておけば、身に覚えのない購入完了メールが届いていた場合にすぐ対処できます。
子どもと話し合う
端末やテレビゲームをする前に、子どもと話し合うことが大切です。
子どもにとってクレジットカードは、お金を払っている感覚がないので無限に使ってしまうこともあるでしょう。
「クレジットカードはお金と同じ」「カードに書かれている人以外が使ってはいけない」などクレジットカードを使用するときのルールを説明しましょう。
また、アプリやゲームのアイテムを購入するときのルールを決めておくことも必要です。例えば、プリペイドカードの利用や購入する前にママやパパに相談するなど、事前にルールを決めておけば勝手に課金することを防ぐことができます。
多額の請求書が来てしまったら
子どもが勝手にクレジットカードを利用して多額の請求書が来てしまった場合は、クレジットカード会社などと話し合う必要がありますが、消費者生活センターに相談することもできます。
志木市消費生活センター
所在地:志木市本町5-24-15 EH第9ビル
電話番号:048-473-111
受付時間:月曜日~金曜日 10:00~16:00(12:00~13:00はお昼休み)
休日:土・日曜日・祝日・年末年始
朝霞市消費生活センター
所在地:朝霞市本町1-1-1
電話番号:048-463-111
受付時間:月曜日~金曜日 10:00~16:00(12:00~13:00はお昼休み)
休日:土・日曜日・祝日・年末年始
原則として、各消費生活センターで相談できるのは、在住の方のみです。
勝手に課金される前に対処することが大切
子どもが勝手に課金して高額な請求書が届く...考えただけでゾッとしますが、これだけスマホやタブレットが普及し子どもでも自由に扱えるようになった今日では、誰でもなりうる状況です。
高額な請求書が来てからアタフタしても解決には長い道のりが待っているかもしれません。口座から引き落とされている場合は、お金が戻ってこないことも考えられます。
また、子どもが勝手にクレジットカードを利用していたことにショックを受けることもあるでしょう。
我が子なのに信用できなくなるなんて辛すぎます...(´;ω;`)
そんなことにならないためにも、子どもの端末使用やオンラインゲームをする前にクレジットカードのこと、ゲームの課金システムなどについて話し合うことが大切です。
頭ごなしにゲームを禁止するのではなく、ルールを守ってお互いに気持ち良く楽しめると良いですね。