子どもがおなかをすかせることがないように!
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
みなさんは「こども食堂」をご存じですか?こども食堂は、子どもが1人でも行くことができる食堂で、無料もしくは100~300円程度の低価格で食事をすることができます。
埼玉県でも県内のこども食堂に関する「埼玉県こども食堂ネットワーク」が作られ、情報交換や学校、地域社会、行政、企業との連携を目的に活動しています。
この記事では、こども食堂のメリットや問題点、誰が利用できるのか?について解説します。
併せて志木市朝霞市にあるこども食堂も紹介するので、利用したいと思う人やボランティアとして参加したいと思う人はぜひ、ご覧ください。
こども食堂とは?
こども食堂は上記で解説したように、子どもが1人で無料、もしくは安価で利用できる食堂です。
2012年に東京都・大田区の八百屋の店主が、「給食以外の食事はバナナ1本という子どもがいる」という話を聞いて、八百屋の一角にこども食堂を作ったのがはじまりです。
こども食堂はその後増え続け、2021年の調査では全国に約6,000ヵ所あることが判明しています。
こども食堂のメリット・問題点
こども食堂の試みはすばらしいものですが、メリットだけでなく問題点もかかえています。
メリットと問題点をそれぞれ見ていきましょう。
こども食堂のメリット
こども食堂のメリットは3つあります。
●温かい食事を無料・もしくは安く食べることができる
平成28年度に厚生労働省が行った調査では、約280万人、7人に1人の子どもが貧困状態にあることが判明しています。
こども食堂では、そのような子どもが温かい手作りの食事を摂ることができます。
●あたたかで安全な居場所を提供したりつながりを守ったりする
こども食堂は食事を提供するだけでなく、地域住民の目が届くところで子どもにあたたかで安全な居場所を提供しています。
近年ではコロナ禍の影響で居場所としては難しくなってはいますが、弁当や食材の配布などに活動内容を変更し、子どもや子ども世帯とのつながりを守る活動を続けています。
●食堂を通じてつながりを広げる
食事を満足に摂れない人や1人で食事を摂らなくてはならない子どもを食堂を通じてつながり、その輪を広げることができます。
子ども同士、親同士のコミュニケーションを通じてお互いに支え合うようになり、子どもに負担をかけずに子育てできるようになった場合もあります。
こども食堂の問題点
こども食堂の問題点は2つ。運営し続けることが困難な場合があることと、最も食事を必要としている貧困層の子どもに届いているかがわかりにくいことです。
こども食堂の運営は、基本的にボランティアが行っており、場所や食材の確保、調理を行うスタッフ、すべてボランティア。
そのため、場所が確保できなかったり運営費用が足りずに継続が難しくなっていたりする場合があります。
また以下のような理由で、本当に貧困状態の子どもに支援が届いているのかがわかりにくい、という問題点もあります。
●食事を満足に摂れないでつらい思いをしている子どもに情報が行き届いていなかった
●知ってはいたけれど周りの目が気になって行くことができなかった
●食事に困っていないのに安易に利用する保護者もいる
こども食堂は誰が利用できる?
こども食堂は、基本的には誰でも行くことができます。
子ども1人でも行くことができますし、親子でも高齢者でも行くことができます。
志木朝霞にあるこども食堂
それでは、志木市朝霞市にあるこども食堂を紹介します。
必要と感じている人はぜひ利用してください。
志木市のこども食堂
●志木のまいにちこども食堂
・住所:志木市中宗岡4-18-31
・開催日:月~金・・・17:00~20:00
:土・・・12:00~13:00 17:00~20:00
※子どもだけで行けますが、未就学児は大人同伴です。
朝霞市のこども食堂
●おせっかいな食堂
・住所:朝霞市朝志ヶ丘3-8-29 (有)あさひデイサービス
・開催日:毎月第4日曜日 10:30~14:00
●あさかみらいこども食堂
・住所:朝霞市浜崎1-7-27
・開催日:毎月第1・第3金曜日 16:00~17:00
●おへそ食堂
・住所:朝霞市浜崎669-1 産業文化センター内
・開催日:月曜日~金曜日 12:00~14:00(第4木曜日休館)
カレーライスまたはおにぎり無料 ※アレルギー・ハラル 対応
みんなで子どもを見守って行けたら良いという方向性で
日本で満足に食事ができない子どもが7人に1人もいることを知らない人は多く、この記事を読んで初めて知った!という人もいるのではないでしょうか?
何かしたいと思うのでしたら、ボランティアに参加することもできますし、寄付をすることもできます。
他人の子どもの話、とスルーするのではなく、みんなで子どもを見守って、お腹をすかせた子どもがいなくなるよう見守っていきませんか?