2022.3.16

入っていますか?自転車保険・埼玉県では義務になりました

自転車事故が増えている今、自転車保険加入の義務化と罰則が強化されました!

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子育てをしているママにとって強い味方の自転車。でも、自転車に乗っていると、道に飛び出してくる子どもや車にヒヤッとしたことはありませんか。

車と同じで自転車も、いくら乗っている人が注意しても事故になってしまうこともあります。

自転車の事故といっても、転んで擦り傷をつけてしまう程度ではなく、不幸にも死亡事故に発展することもありますが、そうなると自転車を運転していた人への高額請求が起こることも...。

そのため、自転車保険は、被害に遭った人の保護だけでなく、加害者の経済的な負担を軽減させるために多くの自治体で自転車の保険加入義務化の動きが急速になっています。もちろん、埼玉県でも自転車保険の加入は義務化となりました。

今回のコラムでは、埼玉県で義務化となった自転車保険の選び方や加入方法などを含めて自転車保険のあれこれについて解説します。

もちろん、志木朝霞で自転車保険に加入できるところもご紹介するので、気になる人は最後までご覧くださいね。

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自転車事故で多額の賠償金が請求される!

自転車事故によって多額の賠償金が請求されたというニュースが世間を賑わせたことがありました。

例えば、小学生が乗っていた自転車と散歩中だった60代の女性が正面衝突して突き飛ばされた女性は頭を打ち寝たきりの状態になってしまいました。この事例では、裁判によって少年の不注意が認定されて少年の母親に9,500万円の賠償金を支払うように命じられました。

この他にも、歩行者を死亡させてしまった事故では、加害者に6,500万円以上の賠償金が命じられました。

賠償金の額にも驚きますが、監督義務を果たしていないとして親に賠償責任を課していることは子どもを持つ親として他人事とは思えません。

また、逆に子どもや自分が被害者になることを考えると、やはり治療などにかかる費用や将来の不安を解消するために賠償金は欲しいと思うのも当然かなとも思えます。

これらの高額賠償事例が増えている理由に、横浜や東京、大阪などの交通事故専門の裁判官が自転車利用者の責任の重さを示した「歩道上の事故は原則として、歩行者に過失はない」という新基準がベースになっているからです。

今後も、自転車事故に対する高額賠償事例は増えていくと予想されますが、賠償金を支払うことができず自己破産してしまう悲惨なケースもあります。

そこで、多くの自治体では、自転車保険の加入が義務化される動きが加速しています。これは、自転車事故の被害者救済だけでなく、加害者の経済的な負担を軽減させるためにも、必要なことではないでしょうか。

埼玉県では自転車保険が義務化されている

埼玉県では、自転車を利用する人が増えたことにより交通ルール違反やマナーの悪さが社会問題化しました。

また、自転車が関係する交通事故が多発し、損害賠償事案が多く発生したことを背景に2012年(平成24年)4月1日に自転車利用者等の自転車損害保険の加入義務及び学校などにおける保険加入確認の努力義務を定めました。

また、「自転車の安全な利用を促進するため、県、県民、自転車利用者、事業者、関係団体の責務や自転車安全利用に関する施策の基本事項を定めるとともに、歩行者、自転車及び自動車等が共に安全に通行し、県民が安心して暮らすことのできる地域社会の実現を寄与する」を目的とした「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」も制定しました。

これにより、埼玉県に住む人は、自転車保険の加入と安全運転が義務付けられ、学校などは、保険に加入しているかを確認するための努力を義務化されました。

自転車保険の選び方

では、自転車保険はどのようにして選ぶと良いのでしょうか。

【補償内容で選ぶ】
自転車保険は、大きく分けて「被害者への補償」「自分への補償」「自転車への補償」があります。

被害者への補償は、高額になったときに備えて「個人賠償責任保険」や「個人賠償責任特約」が必要となりますが、自転車保険にセットされている以外にも火災保険や傷害保険などの特約として付けることも可能です。

自分への補償は、基本的に死亡補償と入院給付金、通院給付金がセットになっているものを選ぶと良いでしょう。

保険の多くは、この3つの補償がセットになっていますが、死亡補償のみ補償対象外とできるものや通院費用が実費で保障される商品もあります。

しかし、入院給付金額や通院給付金額の支払い条件は異なることがあるので、注意が必要です。

また、自転車保険や傷害保険とは異なりますが、「医療保険」の場合は、入院時の補償があり、「所得補償保険」であれば、仕事ができない時の補償があります。

自転車への補償ですが、損害保険会社の自転車保険には、自転車本体を補償する保険はありません。

しかし、商品や補償内容によって対象外になる場合はありますが、火災保険であれば補償できるものもあるので確認してみると良いでしょう。

また、自転車メーカーや販売店が独自に補償をしている場合もあります。

【適用範囲で選ぶ】
自転車保険は、契約者本人のみ補償される「個人プラン」と契約者本人と配偶者、同居の親族、別居の未婚の子などといった範囲で補償される「家族プラン」があります。

家族で自転車を利用しているのであれば、家族プランを選ぶと良いでしょう。

【そのほかの特約や付帯サービスで選ぶ】
自転車保険の特約は、商品によって異なりますが、「示談代行サービス賠償事故解決特約」や「法律相談費用補償特約」「弁護士費用等補償特約」などの示談交渉をサポートする特約が多くあります。

示談交渉などは、保険や法律のプロでないととても困難なので、これらの特約が付いているか確認することが大切です。

また、自転車が自力走行不能となったときに、一定の距離まで無料で搬送しくれる自転車ロードサービスが付いている保険もあります。

このように、自転車保険は、さまざまな補償内容や特約があるプランがたくさんあるので、自分や家族に合った自転車保険に加入することが大切です。

自転車保険の加入方法

自転車保険は、町中にある損害保険代理店の窓口以外にもインターネットや通信販売、一部のコンビニエンスストアから加入することが可能です。

いずれの方法でも、選んだ補償内容が変わるということはありませんが、加入方法によっては、「加入当日から補償がスタートしない」「保険料の支払いが限定される」「窓口の営業時間内でしか加入できない」などの条件が付く商品もあります。

加入した当日から補償を受けたい、特定の方法で保険料を支払いたいなどがあれば、希望する保険商品が該当するかを確認しておくことが大切です。

志木朝霞で自転車保険に加入できるところは?

志木朝霞で手軽に自転車保険に加入できるところはあるのでしょうか。

【保険の窓口 志木駅前店】
所在地:埼玉県新座市東北2-31-14第2福島ビル3階
アクセス:志木駅南口から徒歩約1分
電話番号:048-486-2210
営業時間:10:00~19:00
定休日:なし
特長:店内にはキッズコーナーを設置しているので、小さい子どもがいても安心して立ち寄ることができます。

また、事前にネットで予約をしておけば、スムーズに対応してくれるので、どの保険が良いのか悩んでいる時は相談してみても良いでしょう。女性のライフパートナーも在籍しているので安心です。

【ほけん百花 くみまちモールあさか店】
所在地:埼玉県朝霞市根岸台3-20-1 くみまちモールあさか2階
アクセス:東武東上線「朝霞駅」からバス約5分、東武東上線「朝霞台駅」からバス約7分、JR武蔵野線「北朝霞駅」からバス約5分 いずれも「宮台」停留所下車
電話番号:0120-981-759(平日9:00~21:00、土日祝10:00~18:00(年末年始を除く)
営業時間:10:00~19:00
定休日:なし
特徴:ネットや電話で予約をすることで、待ち時間なしで相談することができます。保険の専門スタッフが、ライフプランに合った自転車保険を提案してくれます。

加害者・被害者どちらも安心の自転車保険加入を忘れずに!

小さな子どもから高齢者まで、手軽に利用できるのが自転車です。日常的に買い物や移動手段として使う人、サイクリングが趣味の人もいるでしょう。

自転車は、とても手軽で便利な乗り物ですが、「車」という文字が付いているように、軽車両の扱いとなっています。

そのため、事故を起こした場合は、賠償責任が発生し、高額の賠償金を請求されることも...逆に、自転車とぶつかって被害者となることも考えられるでしょう。

加害者もしくは被害者になっても、保険に入っておけば、金銭面ではある程度安心することはできます。もちろん、事故を起こさないことが一番ですが、万が一、事故を起こした場合のことも考えて、自転車保険に加入することが大切です。

特に、埼玉県は、自転車保険の加入が義務化されているので、知らないうちに法令違反にならないように、保険加入の有無や保険内容を確認しておくと安心ですね。

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