勉強が嫌いになるには理由がある!
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
「うちの子、勉強が嫌いで困る・・」と悩んでいるパパママ、結構いますよね。
反対に「とくに何もしていないのだけど、勉強はまあまあできる」と感じているパパママもいます。
どのパパママも子どもに勉強が好きになって欲しいと思っているのに、なぜ、勉強が好きな子と嫌いな子がいるのでしょうか?
そこで今回は、勉強が得意な子と苦手な子の特徴や、勉強が嫌いになる原因、勉強嫌いを克服する方法などを解説します。
勉強嫌いの子どもを持つパパママは、ぜひ参考にしてください!
勉強の苦手な子と得意な子の特徴
勉強が苦手な子どもの特徴には、以下のようなものがあります。
苦手な子どもの特徴に当てはまることがあれば、解決できるよう親がサポートする必要があります。
やるべきことを後回しにする
宿題など、「やらなければならないがしたくない」と思っていることを後回しにする習慣があると、結局時間内や期限内に終わらずに後で困ってしまうことになります。
それが常習化してしまうと、いざ勉強をしてみても遅れている分の取り戻しに時間がかかり追いつけず、周りとの差が広がって勉強に苦手になってしまいます。
だらだらと勉強している
机に向かっている時間は長いけれど、集中しておらずだらだらと時間を使っているだけだと、勉強に時間を費やしているのに成果が上がらず勉強が嫌になります。
このような状態を放っておくと、子どもが費やした時間と結果から「自分は頭が悪い」と自己評価してしまい、この先の勉学に影響が出てしまう可能性があるのです。
このような場合は、「ドリルの1ページや数問を10分間で100点とれるように解く」などのルールを作り、時間内で思考する癖をつけます。
生活習慣が身に付いていない
規則正しい生活をして、決まった時間に勉強をする習慣が身に付いていると勉強が苦になりません。また、効率よく勉強できるようにもなります。
勉強が苦手な子どもは、生活習慣が乱れていたり、メリハリのない生活習慣を送っていたりする傾向にあります。
親子で1日の生活を見直し、生活リズムを作りましょう。まずは可視化するためにスケジュールを作って貼っておくのも1つの方法です。
重要なことをメモする習慣がない
学校の授業では黒板に書かれたことをノートに書き写すことが必要です。
また、とくに重要なことはメモを取るよう指示があります。メモを取ることで記憶に残り、内容を理解する助けとなります。
プリントを管理できない
学校からは、さまざまなプリントが配られます。プリントをきちんと整理し内容を管理することは、勉強を効率よく行うことにつながります。
勉強が嫌いな子どもは、プリントをなくしてしまうことも多いようです。
プリントを整理するクリップボードをいくつか用意して、まずはもらってきたプリントを毎日そこに振り分けるようにしてみましょう。
勉強する環境が整っていない
勉強する場所がなかったり、落ち着いて勉強できない環境だったりすると勉強がはかどらず勉強が苦手となりがちです。
この場合は、まず勉強できるスペースや静かな時間を作ってあげてください。
勉強が得意な子どもの特徴は、苦手な子どもの特徴の真反対です。
・やらなければならないことはすぐに済ませる
・勉強は短時間に集中してする
・生活習慣が身に付いている
・重要なことはメモをして気になることはすぐに自分で調べる
・プリントは整理して管理できる
・勉強する環境が整っている、なければ図書館など自分で作る
勉強嫌いになる原因
子どもは、はじめから勉強が嫌いではありません。ほとんどの場合、勉強が嫌いになった原因があります。
親に強制された
親に「勉強しなさい!」「宿題しなさい!」と口うるさく言われると、「今やろうと思っていたけどやる気がなくなった・・・」となります。
そうすると「勉強しないから成績が悪い!」と叱られて、ますます勉強が嫌いになってしまうのです。
勉強がわからない
勉強は毎日の積み重ねです。1つわからないことがあって、「後でいいや」と放置していると、次に習うことがそのせいで理解できず、次に習うこともわからなくなります。
そのままにしておくとどんどんわからなくなって成績も悪くなり、親にも叱られて勉強が嫌いになってしまいます。
他の子と比較される
「お兄ちゃんは言われなくても勉強をしていたのに・・・」「○ちゃんは、この間の算数のテスト、95点取ったんだって」など、他の子どもと比較されると劣等感が生まれ、「どうせ自分は勉強ができないんだから」とネガティブな思考を持つようになってしまいます。
勉強嫌いを克服する方法や対処法
では、勉強嫌いを克服するには、どうすればいいのでしょうか?
勉強嫌いを克服するためには、親のサポートが必要です。以下にあげることを、子どもと一緒に毎日取り組みましょう。
少しでいいので毎日勉強する
子どもが負担にならない程度の時間や量の勉強を、毎日必ずするようにします。
プリント1枚でもいいですし、1枚でも難しいようなら1日10分、1日1問など、ハードルを思い切り下げ、やりとげることができるようにします。
目標が達成できたら、しっかりと褒めることも重要です。達成感を得ると、子どもは「もっとやりたい!」と思うようになります。
勉強時間は子どもが決める
どんなことでも親から言われて決めたことよりも、自分で決めたことの方がすすんで取り組むものです。
勉強をする時間は子どもの意見を聞き、子どもに決めさせましょう。
声かけはポジティブに
「まだ勉強していないの?」「いつになったら勉強するの?」など否定的な声かけはやる気をそぐだけなので避けてください。
声をかける場合は「今日は何時から勉強する予定だっけ?」など、おだやかなものにしましょう。
はじめは難易度が低めのものから
はじめから難しい問題に取り組むと勉強がいやになりますが、あまりに簡単なものはモチベーションが下がってしまいます。
ちょっとだけやさしめのドリルや問題集を選び、「やればできた!」という達成感や満足感を味わえるようにすると、次はもう少し難しめのものにチャレンジしてみようという気持ちになります。
コミュニケーションを取って毎日の生活に勉強を取り入れよう
勉強が得意な子どもの家庭は、親子間のコミュニケーションが十分に取れていることが多いです。
日頃から子どもの話をじっくり聞き、親子で会話をする習慣があると、集中力や意思表示、語彙力のアップなど、勉強がはかどる要素がしっかりと育つからです。
子どもとコミュニケーションをしっかりと取って、子どもが勉強嫌いになった原因を突き止めてください。
原因がわかり解決に向かって親子で取り組めば、子どもは勉強する楽しさを知り、勉強嫌いを克服できるでしょう。