2022.1.16

シングルのパパママが受けられる支援は?東京23区と志木市・朝霞市ならどっちに住んだ方が負担が軽い?

志木朝霞は、経済的負担の大きいシンママ・シンパパにどんな支援があるの?どこに住むと負担が少ないのかも知りたい!

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子育ては夫婦でも大変なものですが、ひとり親の場合は、何でも一人でやっていかなくてはいけないので、その苦労と心細さは想像以上のものでしょう。

もちろん、子どもの成長を見ながら頑張る暮らしの中には、何物にも代えがたい幸せがあるのも事実。

でも、長く続く新型コロナウイルス感染症も影響して、ひとり親家庭の経済的・心理的不安やひっ迫感、閉塞感はとても大きなものなのではないでしょうか。

今回のステキライフでは、経済的な負担も大きいシンママ・シンパパが受けられる支援やどういった地域に住むと負担が少ないかを調べてみました。

少しでも経済的な不安を減らしたいと考えているシンママさん・シンパパさんは、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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ひとり親家庭にはどんな支援がある?

日本のひとり親家庭2世帯に1世帯は、相対的貧困に苦しんでいるというデータがありますが、国や市町村も手をこまねいている訳ではありません。

さまざまな支援制度を設けて、ひとり親家庭を応援しています。しかしこれらの支援はシンママやシンパパが申請して初めて受けられるものです。

そのため、どんな支援があるのかを知らないと必要な手助けを受けることができなくなってしまうことも...まず、どんな支援があるのかを知っておきましょう。

【志木朝霞の場合】
まず、志木朝霞在住者が受けられる支援を見てみましょう。

児童扶養手当
ひとり親家庭や父母どちらかに障害がある家庭の生活の安定と親の自立、子どもの福祉を目的とした手当で、認定されれば申請した翌月分から支給されます。

所得制限などの条件はありますが、全部支給の場合は、43,160円/月(1人目)が2ヶ月に1度、振り込まれます。

また、児童扶養手当を受けている人は、JR通勤用定期券が3割引で購入できるので、区役所に問い合わせてみると良いでしょう。

ひとり親家庭等医療費の助成
母子・父子家庭の子どもや親が保険診療で医療機関を受診した場合は、医療費の一部が助成されます。

医療費の助成を受けるには、所得制限などの条件を確認してから登録する必要があります。

登録して受給資格証を取得したら、外来受診の場合は、原則医療費が無料となりますが、住民税の課税区分によっては、自己負担額の支払いが生じることもあります。

ひとり親家庭高等職業訓練促進資金の貸付(埼玉県)
就職に有利な国家資格などの資格取得を目指すひとり親家庭の親に入学準備金(50万円以内)就職準備金(20万円以内)の貸付を行っていますが、事前に相談することが必要となっている事業です。

この貸付は、資格を取得してから1年以内に資格を活かした就職を埼玉県内で行う、5年間はその仕事に従事するなどの要件をクリアすると返還が免除されます。

母子父子寡婦福祉資金の貸付(埼玉県)
シンママやシンパパ家庭の経済的な自立や安定した生活を送るための貸付を行っています。

貸付内容は、就学支度、修学、就職支度、生活、転宅資金などですが、貸付条件もあるので事前の相談が必要です。

ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業
ひとり親家庭の親や子どもが、就職、転職を目指して高等学校卒業程度認定試験合格のための講座(通信講座も含む)を受講した場合は、講座修了時と認定試験合格時に給付金が支給されます。

自立支援教育訓練給付金制度(母子・父子支援)
就職しやすくなるために、雇用保険制度の教育訓練給付の指定教育訓練講座、就業に結び付く可能性が高い講座など市の指定する講座を受講した場合、講座修了後に費用の一部を支給します。

対象者要件などがあるので、事前に相談することが必要です。

高等職業訓練促進給付金(母子・父子支援)
看護師や理学療法士、作業療法士、保育士、美容師などの市が定める資格を取得して就職を目指すための給付金です。

養成機関で一定過程を修業し資格が見込めるシンママやシンパパに月額70,500円~100,000円支給されますが、対象者要件や支給期間が定められているので、事前相談が必要となります。

ひとり親家庭児童就学支度金支給制度(朝霞市)
受給要件が満たされれば、小学校入学準備に必要な資金の一部を支給します。

ランドセルなどの支援(朝霞市社会福祉協議会)
朝霞市に在住しているひとり親家庭にランドセルや自転車用チャイルドシート、レインカバーを支援しますが、非課税家庭などの条件があるので事前に確認してみると良いでしょう。

【東京都の場合】
国が行っている支援の他に東京都で行っている支援は、国が支給する児童扶養手当に加えて、児童育成手当や生活必需品の配布などの他、コミュニティバスの無料利用(港区)、区指定の宿泊施設や遊園地などを無料もしくは一定額で利用できる(渋谷区)、高齢者・障がい者・ひとり親世帯移転費用等助成(文京区)など23区独自で行っている支援もあります。

また、ひとり親家庭の総合的な支援窓口として東京都ひとり親家庭支援センターも設立されています。

どこに住むのがおすすめ?

家やマンションを購入していない限り、生活費の多くを占めるのが家賃です。ここでは、志木市と朝霞市や、その近隣地域である東京都板橋区、練馬区の家賃相場を調べてみました。

志木市の家賃相場
1k...4.49万円
1DK...5.09万円
1LDK...7.42万円
2K...5.15万円
2DK...6.66万円
2LDK...7.70万円

朝霞市の家賃相場
1k...6.16万円
1DK...7.04万円
1LDK...10.24万円
2K...6.33万円
2DK...7.78万円
2LDK...12.25万円

東京都板橋区の家賃相場
1K...7.49万円
1DK...9.26万円
1LDK...11.46万円
2K...8.47万円
2DK...10.00万円
2LDK...14.77万円

東京都練馬区の平均家賃
1K...7.24万円
1DK...9.19万円
1LDK...12.85万円
2K...8.56万円
2DK...10.38万円
2LDK...15.18万円

志木市と朝霞市はひとり親家庭も住みやすい!

ひとり親家庭の支援を志木市と朝霞市、東京都で比較してみると、児童育成手当や東京23区それぞれが行っているような支援が少ないように思えます。

国が支給する児童扶養手当に加えて月額13,500円の児童育成手当が支給される部分だけを見ると、「東京に住んだ方が良いのかな」と思えるかもしれませんが、家計の支出の多くを占める固定費である家賃に焦点をあてると、志木市や朝霞市の方が東京より2万円近く安く設定されていることから、東京に住んで児童育成手当を受け取るよりもお得になります。

また、志木市や朝霞市は、東上線や副都心線、武蔵野線を利用すれば、東京だけでなく埼玉、千葉方面にも行きやすく通勤が楽です。特にJRで通勤する人は、定期券の料金が3割も安く利用できます。

板橋区や練馬区に住んだ場合、3駅利用可能なエリアに住むと今回の比較以上の家賃が必要になることがほとんどです。

また、シングル家庭の場合は子供の人数によっては部屋数が多く必要な場合や、セキュリティも重視する必要があるため、家賃の相場が低く、通勤通学に便利な志木・朝霞エリアは居住地にぴったりなのではないでしょうか。

支援や家賃相場などをトータル的にみると、子育てしやすいまちを政策にあげている朝霞市や自然が多く交通の便も良い志木市は、ひとり親家庭でもとても住みやすい環境だということがわかりますね(^^♪

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