知っ得!:
生理用品の確保は女性の尊厳の確保
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
みなさんは、「生理の貧困」をご存じでしょうか?
近年になってとくに用いられるようになった言葉なので、「聞いたことがない」というママも多いかもしれません。
生理の貧困は、生理用品の入手が困難なことを言い、女性の権利と尊厳を確保するうえであってはならないことです。
そこで今回は、生理の貧困とは一体どんなことを指しているのか、どんな対策が採られているのかを詳しく解説します。
発展途上国に多いようなイメージがあるかもしれませんが、この現象は先進国でも見られ、アメリカでは10代女性の5人に1人、イギリスでは14~21歳の女性の10人に1人が生理用品を買えずに困っている、という調査結果が出ています。
日本でも、長く続くコロナ禍で収入が減り、生理用品を購入できずに困っている人が増えています。
生理用品が用意できないと、学校や仕事に行くことができなかったり、日常生活に支障が出てうつを引き起こしたりすることがあります。
そのため、生理の貧困状態にある人に対して、無償で生理用品を用意する対策を採る国や自治体、ボランティア団体などが増えてきています。
学校に対する取り組み
特別試験学校を含む県立学校174校のトイレに、各1000個程度の生理用品を配布しています。
また、児童生徒向けに、支援や相談の体制も整えています。
困窮世帯に対する支援団体と連携した取り組み
企業から寄付された生理用品をフードパントリー(企業や一般家庭、農家などから寄付された食料を必要な人に無料で配布する活動のこと)と連携して1人親家庭などに配ったり、災害備蓄品の活用の検討をしたりしています。
自立相談支援窓口などでの取り組み
埼玉県の町村部7箇所に設置されている自立相談支援窓口や各町村社会福祉協議会に生理用品を備え付けています。
市町村支援の取り組み
県の災害備蓄品の提供希望も打診しています。
8月25日に在庫が終了してしまったため一時配布が停止されていましたが、9月末より再び新しく7,200パックの生理用品の配布を再開しています。
この生理用品は、朝霞市内在住の方々から提供されたもので、1人につき22枚入りの生理用品1パックが配布されます。
期間
2021年10月1日より。なくなり次第終了。
配布時間
8:30~17:15まで
配布場所
生理用品の配布は、以下の4箇所で行われます。
●朝霞市こども未来課
・住所:朝霞市本町1-1-1(市役所2階25番窓口)
・休所:土・日・祝日
●朝霞市保健センター
・住所:朝霞市本町1-7-3
・休所:土・日・祝日
●朝霞市女性センター
・住所:朝霞市青葉台1ー7-1 中央公民館・コミュニティセンター内
・休所:月
●朝霞市北朝霞公民館
・住所:朝霞市朝志ヶ丘1-4-1
・休所:第1・3・5日曜日、第2・4月曜日、祝日
受け取り方法
窓口に置いてある専用カード(お引換カード)やスマートフォンの画面を提示するともらえます。
専用カードを利用すると、提示するだけで会話をしなくてももらうことができます。
オイテルは、オイテル株式会社が「ビジネスで社会の課題を解決したい」との思いから立ち上げたプロジェクトです。
「トイレにトイレットペーパーは常備されているのに生理用ナプキンが常備されていないのはどうして?」というインターネット上の声を目にしたことが発端でプロジェクトが始動しています。
埼玉県富士見市にある三井ショッピングパークららぽーと富士見で、2021年の春から実施テストが行われ、好評を得て8月から本格的に稼働が始まっています。
オイテルの使い方
オイテルは女性トイレの個室に設置されており、以下の3ステップで使用できます。
1.スマートフォンに個室トイレの壁面に提示されている2次元バーコードを読み取らせ、専用のアプリをダウンロードします。アプリは無料です。
2.起動後、画面の取り出しボタンをタップして、スマートフォンをディスペンサーに近づけます。
3.ディスペンサーの取り出し口より、生理用ナプキンが1枚出てきます。
また、うつを引き起こすなど、メンタルヘルスにも悪影響を与えてしまいます。
このように、生理の貧困は女性の教育や就職のチャンスを奪ったり、健康を害したりするので、生理の貧困に対する正しい知識を身に付け、問題を解決していく必要があります。
生理用品の無償提供は、そのための第1歩なのです。
みなさんは、「生理の貧困」をご存じでしょうか?
近年になってとくに用いられるようになった言葉なので、「聞いたことがない」というママも多いかもしれません。
生理の貧困は、生理用品の入手が困難なことを言い、女性の権利と尊厳を確保するうえであってはならないことです。
そこで今回は、生理の貧困とは一体どんなことを指しているのか、どんな対策が採られているのかを詳しく解説します。
生理の貧困とは?
「生理の貧困」とは、経済的な理由や周囲の無理解、住んでいる環境などが原因で、生理用品が購入できない状態のことを言います。発展途上国に多いようなイメージがあるかもしれませんが、この現象は先進国でも見られ、アメリカでは10代女性の5人に1人、イギリスでは14~21歳の女性の10人に1人が生理用品を買えずに困っている、という調査結果が出ています。
日本でも、長く続くコロナ禍で収入が減り、生理用品を購入できずに困っている人が増えています。
生理用品が用意できないと、学校や仕事に行くことができなかったり、日常生活に支障が出てうつを引き起こしたりすることがあります。
そのため、生理の貧困状態にある人に対して、無償で生理用品を用意する対策を採る国や自治体、ボランティア団体などが増えてきています。
埼玉県における生理の貧困対策の方針は?
埼玉県では、生理用品が必要な人に対して次の4つの取り組みを行っています。学校に対する取り組み
特別試験学校を含む県立学校174校のトイレに、各1000個程度の生理用品を配布しています。
また、児童生徒向けに、支援や相談の体制も整えています。
困窮世帯に対する支援団体と連携した取り組み
企業から寄付された生理用品をフードパントリー(企業や一般家庭、農家などから寄付された食料を必要な人に無料で配布する活動のこと)と連携して1人親家庭などに配ったり、災害備蓄品の活用の検討をしたりしています。
自立相談支援窓口などでの取り組み
埼玉県の町村部7箇所に設置されている自立相談支援窓口や各町村社会福祉協議会に生理用品を備え付けています。
市町村支援の取り組み
県の災害備蓄品の提供希望も打診しています。
朝霞市の取り組みは?
朝霞市では、2021年4月から防災用に備蓄していた生理用品を配布していました。8月25日に在庫が終了してしまったため一時配布が停止されていましたが、9月末より再び新しく7,200パックの生理用品の配布を再開しています。
この生理用品は、朝霞市内在住の方々から提供されたもので、1人につき22枚入りの生理用品1パックが配布されます。
期間
2021年10月1日より。なくなり次第終了。
配布時間
8:30~17:15まで
配布場所
生理用品の配布は、以下の4箇所で行われます。
●朝霞市こども未来課
・住所:朝霞市本町1-1-1(市役所2階25番窓口)
・休所:土・日・祝日
●朝霞市保健センター
・住所:朝霞市本町1-7-3
・休所:土・日・祝日
●朝霞市女性センター
・住所:朝霞市青葉台1ー7-1 中央公民館・コミュニティセンター内
・休所:月
●朝霞市北朝霞公民館
・住所:朝霞市朝志ヶ丘1-4-1
・休所:第1・3・5日曜日、第2・4月曜日、祝日
受け取り方法
窓口に置いてある専用カード(お引換カード)やスマートフォンの画面を提示するともらえます。
専用カードを利用すると、提示するだけで会話をしなくてももらうことができます。
ナプキン提供アプリ「オイテル」とは?
生理用品を無償で提供しているシステムの1つに、「オイテル」があります。オイテルは、オイテル株式会社が「ビジネスで社会の課題を解決したい」との思いから立ち上げたプロジェクトです。
「トイレにトイレットペーパーは常備されているのに生理用ナプキンが常備されていないのはどうして?」というインターネット上の声を目にしたことが発端でプロジェクトが始動しています。
埼玉県富士見市にある三井ショッピングパークららぽーと富士見で、2021年の春から実施テストが行われ、好評を得て8月から本格的に稼働が始まっています。
オイテルの使い方
オイテルは女性トイレの個室に設置されており、以下の3ステップで使用できます。
1.スマートフォンに個室トイレの壁面に提示されている2次元バーコードを読み取らせ、専用のアプリをダウンロードします。アプリは無料です。
2.起動後、画面の取り出しボタンをタップして、スマートフォンをディスペンサーに近づけます。
3.ディスペンサーの取り出し口より、生理用ナプキンが1枚出てきます。
生理用品の購入に困ったら県や市の生理の貧困対策を利用しよう
生理用品がないと単に不便なだけでなく、衛生管理ができなくなって生殖器や尿路感染症を引き起こしたり、漏れを気にして学校に行けなくなったりすることもあります。また、うつを引き起こすなど、メンタルヘルスにも悪影響を与えてしまいます。
このように、生理の貧困は女性の教育や就職のチャンスを奪ったり、健康を害したりするので、生理の貧困に対する正しい知識を身に付け、問題を解決していく必要があります。
生理用品の無償提供は、そのための第1歩なのです。