2021.12.27

断乳の時期や方法は?志木朝霞で断乳ケアできる施設もご紹介

そろそろ断乳かも。断乳っていつ頃、どんなやり方がベスト?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

母乳育児をしていると気になるのが「断乳」「卒乳」です。

断乳や卒乳は字のとおり、赤ちゃんがママのおっぱいを口にしなくなることをいいますが、やり方やタイミングがわからず悩んでいるママも多くいるでしょう。

今回は、気になる断乳の時期や方法、卒乳との違い、断乳後に注意すべきママの乳腺炎について解説します。

赤ちゃんの断乳について悩んでいるママは、ぜひ最後までご覧ください。きっと断乳のヒントが見つかるはずです。

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断乳にベストな時期ってあるの?

赤ちゃんの歯が生え始めて離乳食も進んでくると、ママはおっぱいからサヨナラさせるタイミングを考えるようになります。

しかしママのおっぱいは、赤ちゃんにとってママとのコミュニケーションツールの1つで、おっぱいを口にすることで精神的に安定する役割も担っています。

そのため、ママとしてもどのタイミングでおっぱいからサヨナラをさせるべきか悩んでしまいますね。

実際に赤ちゃんの断乳や卒乳は、いつまでにしなければいけないという明確な線引きはありません。しかし、多くのママがおおよその目安にしていることもあります。

赤ちゃんの月齢
離乳食が進んで、必要な栄養を1日3食の食事で摂取できるようになる離乳食後期を目安にしているママも多くいます。だいたい生後10ヶ月~1歳が目安となるでしょう。

断乳する時期
赤ちゃんには水分の摂取がとても大切なので、水分補給が多くなる夏ではなく、気候の良い春や秋が良いでしょう。もちろん、赤ちゃんとママの体調の良い時期がベストです。

環境
引っ越しなどの大きな環境の変化があるときは、避けた方が良いでしょう。

また、協力してくれる人が周囲にいるタイミングも大切です。パパが長くお休みを取れるゴールデンウィークやシルバーウィークに合わせて断乳日を決めるのも一つの手です。

卒乳との違いは?

ママのおっぱいからサヨナラすることを「断乳」「卒乳」と呼びますが、サヨナラさせる方法が違います。

親の意志で日にちを決めて授乳を終わらせることを「断乳」という

赤ちゃんが「おっぱいはいらない」と赤ちゃんの意志で終わらせることを「卒乳」という

最近は、赤ちゃんの精神面を考えて無理に断乳するより、赤ちゃんの気持ちを尊重する卒乳を選ぶ傾向にありますが、「母乳を飲んで離乳食が進まない」「ママが薬を飲まなければいけなくなった」「ママの仕事復帰」「乳房トラブル」などから断乳を考える場合もあります。

断乳のやり方

断乳をしようと決めたら、どのような方法があるのでしょうか。

時間をかけてゆっくりと(漸次減乳方法)
1ヶ月から1ヶ月半くらいの時間をかけてゆっくりと断乳する方法を「漸次減乳方法」と呼びます。

漸次減乳方法は、1回の食事量を増やして食後の授乳を止めます。

どうしてもおっぱいを欲しがったときは「少しだけ」と約束をしてあげるようにしますが、欲しがる度に授乳していてはいつまでも断乳できないので、できるだけ赤ちゃんの気持ちをおっぱいから逸らすようにすることが大切です。

赤ちゃんにストレスを感じさせないように、おもちゃや外遊びをしながら「おっぱいはそろそろ終わりだよ」と言い聞かせて、おっぱいにサヨナラしていきます。

思い切ってスパッと(短期集中断乳方法)
断乳する日を決めたら、思い切っておっぱいを止める方法を「短期集中断乳方法」と呼びます。

おっぱいを止めた日は、ママの胸元をのぞき込んだり、おっぱいを欲しがって夜もなかなか寝なくなったりしますが、お茶を飲ませる程度でおっぱいはあげないようにします。

2日目になると、おっぱいが飲めないイライラから激しく泣く、抱っこをしても反り返るなど、赤ちゃんだけでなくママも辛い時間を過ごすことになりますが、パパやおじいちゃん、おばあちゃんと遊んでもらうなどの協力を得ながら乗り切りましょう。

3日目くらいになると、赤ちゃんも離乳食をたくさん食べてぐっすり眠るなどの変化がみられるようになるので安心してください。

やってはいけない断乳方法

昔はおっぱいにからしを塗ったり、怖い絵を描いたりしておっぱいを諦めさせる方法も試されていましたが、これは赤ちゃんの大好きなおっぱいが突然怖いものに代わってしまうことから精神的な影響を考えるとやってはいけない断乳方法です。

「大好きなおっぱいが怖い=ママも怖い」となってしまうと、ママとの信頼関係も壊れてしまうかもしれません。

しかし、赤ちゃんによっては、ママのおっぱいを絆創膏やキャラクターの絵で隠すと「おっぱい、無い」と納得してくれることもあるので、試してみても良いでしょう。

断乳後の乳腺炎に注意して

断乳や卒乳をすると乳腺炎になる場合がありますが、これは母乳が出る時期に授乳をやめることで母乳が乳腺に溜まってしまうことから起こります。

乳腺炎にかかると、乳房にしこりができて赤く腫れ、38度以上の熱や頭痛、悪寒、関節痛などの症状が現れるので、最初の内は「風邪かな」と思うママが多くいるようです。

しかし、乳腺炎を放置していると、しこり部分の乳汁が化膿してドロッとした黄色味を帯びたクリーム状になることもあります。

また、激しい痛みを感じることもあるので、断乳したら搾乳や冷やして乳房の熱を取る、おっぱいマッサージなどの処置を行うことが大切です。

断乳後の乳腺炎になったら

志木朝霞市では、断乳後の乳腺炎に対応する施設がいくつかあります。

例えば、志木駅近くの「おいかわ助産院志木母乳育児相談室」(電話 048-475-0531)や、朝霞市にある「よしはら助産院」(電話 090-9989-9224)は、母乳外来や母乳育児相談もできるので、断乳前や後に気になることがあったら相談してみると良いでしょう。

乳腺炎になったら、なるべく早く母乳外来を受診して医師の指示に従うことが大切です。

断乳はママと赤ちゃんのペースで

授乳は、赤ちゃんに栄養を与えるだけでなくママとのコミュニケーションの1つです。

そのため、なるべく赤ちゃんの気持ちに寄り添っておっぱいとサヨナラさせたいと考えているママは多くいますが、さまざまな理由から断乳を決めることもあります。

どんな理由でも、断乳は赤ちゃんが成長するための大切なステップです。

しかし、大好きなおっぱいと急にサヨナラをさせられると赤ちゃんもパニックになるでしょう。

ママも泣き叫ぶ我が子を見て可哀想に思って断乳を諦めてしまうこともあります。断乳は、いつまでにしなくてはならないというものではありません。

そのため、環境が許すのであればママと赤ちゃんのペースで断乳を進めていけると良いですね。

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