2021.12.10
女の子特有の子育て。どんなことに気を付けるといいの?
女の子の子育ては楽?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
よく「女の子の子育ては楽」と言われますが、女の子は男の子より心身ともに成長が早く、小学校高学年頃になると交友関係も複雑化し、悩みが増えることもあります。
また、ママとは同性でもあるため、ぶつかることも多くなります。
そこで今回は、女の子特有の子育て事情や、どんな声掛けや対応がよいのかについて解説します。
女の子の特徴
「女の子が男の子より育てやすい」と世間で言われるのは、男の子の方が小さい頃は熱を出しやすかったり、エネルギーが有り余っているので体力的に大変だったりするからです。
しかし、女の子には以下のような特徴があり、ママを悩ませることも少なくはありません。
とにかく口がまわる
女の子はいわゆる「おませ」なところがあり、口も達者です。「ママだってこうしてるのになんでわたしだけ叱られるの?」など、正論でママが反論できないことを言うこともあります。
精神年齢も男の子より高いので、子どもがいるというよりは小姑がいるような感覚に陥るママもいます。
親をよく見ている
男の子はいつまでも「お母さんLOVE」な子どもが多いですが、女の子はママのことを冷静によく観察していて、「真似して欲しくない」と思うこともしっかりと真似します。
友だち付き合いが難しい
女の子は高学年になると、仲のよいグループで行動するようになり、トラブルも増えます。気に入らない相手に対する悪口や陰口も多い傾向が見られます。
また、誕生日やバレンタインなどのイベントにも凝る場合が多く、プレゼント代がかかったり、準備が大変でママもかり出されたりすることも多くあります。
父親を嫌う
小学校の高学年になると思春期にさしかかり、父親を嫌いだす場合があります。
父親が入った風呂に入るのを拒否したり、口をきかなくなったりすることもあるでしょう。
親の対処法
このような女の子特有の行動に対して、パパママはどのように対処すればいいのでしょうか?
対処方法を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
一人前の人間として接する
「子ども」として接するのではなく、一人前の「大人」として対等に接しましょう。
なんでも話したり相談したりして信頼関係を築くと、子どももいろいろなことを進んで話してくれるようになります。
言動に気を付けてお手本になるように心がける
女の子は、とくにママの言動を冷静な目でよく観察しています。
ママが他人を否定したり、父親に対して高圧的な態度を取ったりしていると、すぐに真似をしてしまいます。
そのため、子どもの前で安易に他人をけなしたり、父親への不満を愚痴ったりしないように気を付けてください。
言葉使いもしっかりと真似するので、日頃からきれいな言葉で話すことを心がけましょう。
悪口や陰口を言ったら諭す
高学年になってグループ行動をするようになると、悪口を言っている子どもに同調しないと仲間はずれになるかもしれない、などの不安から一緒になって悪口や陰口を言う場合があります。
悪口や陰口を言うことはよくないことなので、子どもが友だちの悪口を言った場合は「なぜ、そう思うの?」と理由を聞き、子どもの言い分を聞いたうえで「悪口は人を傷つける行為である」ことを言い聞かせてください。
もしも悪口がいじめにつながっている場合は、事実関係を十分に把握したうえで担任の先生に相談しましょう。その際、子どもが「親や先生にチクった」と仲間はずれやいじめの対象にならないように、注意する必要があります。
頭ごなしに否定せずに共感する
女の子だけに当てはまるわけではありませんが、子どもを叱る場合は頭ごなしに否定したり、感情的に叱ったりしては逆効果になります。
また、「だめな子ね」「どうしてそんなことができないの?」など人格を否定する言葉は使わないようにしてください。
子どもは自己肯定感を低くしてしまい、精神状態が不安定になってしまうこともあります。
子どもを叱る場合は、静かに丁寧な言葉で「なぜ叱るのか」「どうしたらいいのか」を伝えましょう。
パパはデリカシーを持つ
思春期の女の子が父親に嫌悪感を抱くのは、ある程度仕方がありません。
ですが、女の子の気持ちを逆なでするような行為をしてしまうと、ますます父親との距離が広まってしまいます。
風呂上がりにパンツ1枚で歩く、頭ごなしにこうしろ!ああしろ!と命令する、スマホやノートをのぞき見する、部屋にノックせずに入る、体型について話す(太っているなど)などの行為をすると、だんだん嫌われてしまいます。
子どもとの距離を少し取って、娘を一人前の大人の女性のように扱ってください。
娘に「かっこいい父親」だと思われるように、身だしなみに気を付けることも大切です。
娘ならではの楽しみを満喫しよう!
女の子の扱いはデリケートで気を遣いますが、女の子ならでは楽しさもたくさんあります。
女の子の服は男の子の服に比べて可愛らしく、一緒に服を買いに行ったり、ウインドウショッピングを楽しんだりもできます。
また、母親と出かけるのを嫌がらないので、カフェや映画などに一緒に出かけることもできますし、学校の話や好きなタレントの話などのおしゃべりを楽しむこともできます。
男の子のママには経験できない、バレンタインに一緒にチョコレートを作るなど、娘ならではの楽しみを存分に満喫すれば、女の子の扱いにくさも自然と解消されていくでしょう。