2021.12.15

もうすぐクリスマスがやってくる☆でも、クリスマスって本当はどんなものなの?

もうすぐクリスマスがやってくる!でも、クリスマスって本当はどんなもの?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

12月に入ると、デパートやショッピングモールなど多くの施設でクリスマスの飾り付けを目にしますね☆

赤や緑、ゴールド、サンタクロース、トナカイ、綺麗なイルミネーションなどを見ていると子どもだけでなく大人もウキウキと楽しい気分になりますが、みなさんはクリスマスの由来をご存じですか?

キリストの誕生日というところまでは知っているかもしれませんが、実はよくわからないクリスマスの由来や起源...子どもに「クリスマスって何?」「サンタクロースって?」と聞かれたら、ちゃんとお話しできるとステキですね(#^^#)

今回は、意外に知らないクリスマスの由来や起源を紹介します。

64ffae685d2c4676e8a693a9e751d347.jpg

クリスマスってどんなもの?

クリスマスはキリストの生まれた日だと思っている人もいますが、実はキリストの生まれた日は特定されていません

キリストは、今から約2000年前にユダヤのベツレヘムの馬小屋で聖母マリアから生まれたとされて、この生誕を祝う日がクリスマスです。

しかし、実際にはキリストの生まれた日はわかっていないのに、なぜ12月25日がクリスマスとされているのでしょうか。

クリスマスを12月25日にした由来には諸説ありますが、代表的な説には冬至が関係しています。クリスマスは、2世紀から4世紀ごろのヨーロッパで始まったとされています。

この頃のヨーロッパはローマ帝国の時代で、キリスト教が国教でしたがまだ定着していない中、ペルシャから太陽信仰のミトラス教が伝わってきました。

このミトラス教にとって大切な行事の「光の祭り」は、一年で最も日が早く沈む冬至に行われていました。この冬至を境に太陽の力が強まっていくことを祝う光の祭りが12月25日の冬至だったのです。

また、ローマ帝国も農耕の儀式を12月25日前後に行っていたので、「光であるキリストの復活」と冬至のお祝いをミックスして12月25日をキリストの降誕祭にしました。

他宗教の行事を上手に取り入れることで宗教間の争いを治め、キリスト教を発展させるきっかけにもなったといわれています。

なぜクリスマスイブがあるの?

日本では、クリスマス当日よりも前夜のクリスマスイブの方が盛り上がりますが、クリスマスイブにはどのような意味があるのでしょうか。

クリスマスイブのイブは、英語の「evening」と同じ意味の「even」が使われています。このことからもわかるように本来のクリスマスイブとは、クリスマスの前夜ではなくクリスマスの夜のことを指しますが、これはキリスト教の前身であるユダヤ教の影響が大きいといわれています。

ユダヤ教は、日没で日が変わる暦だったので、12月24日の日没から25日の日没までがクリスマスなのです。

そのため、クリスマスの夜であるクリスマスイブは、クリスマスが始まっている24日の日没から真夜中までとなりますが、今ではその解釈も宗派によってさまざまです。

なぜメリークリスマスっていうの?

クリスマスでは、「メリークリスマス!」というのが一般的ですが、これは「楽しいクリスマスを!」「クリスマスおめでとう」という意味で使われています。日本のお正月にいう「明けましておめでとうございます」と同じような感じですね( ´∀` )

他にも、歌の歌詞にもある「We wish you a Merry Christmas!」もよく使われるフレーズで、「楽しいクリスマスになりますように」という願いが込められています。

なぜクリスマスツリーを飾るの?

クリスマスのイベントとして、ツリーの飾り付けがあります。子どもと、モミの木に赤やゴールドのオーナメント、綿でできた雪、ライトなどを飾り付けるのはとっても楽しいですね。

でも、このツリーにも意味があるのです。

冬でも緑の葉を茂らせているので生命力の象徴とされているモミの木には、妖精が住んでいて幸運を呼び寄せてくれるという言い伝えがドイツにありました。

そのため、ドイツの新年やさまざまな行事のときにモミの木を飾り付ける風習がクリスマスにも行われていたのが起源となったといわれています。

なぜクリスマスにチキンやケーキを食べるの?

クリスマスのお料理というとチキンとケーキを真っ先に思い浮かべます。

本来、ヨーロッパでは特別の日に食べるごちそうとしてガチョウを食べていましたが、アメリカに渡ってきたヨーロッパの人たちが食べ物に困っていたときに原住民から七面鳥を貰ったことで、感謝のシンボルとして七面鳥を食べるようになったという説があります。

しかし、日本では七面鳥がなかなか手に入らないなどの理由から七面鳥を食べるという習慣が根付きませんでした。

そこにケンタッキーフライドチキンが「クリスマスにはチキンを食べよう!」と大々的にCMを流しました。これが評判となってクリスマス=チキンとなったようです。

また、クリスマスになるとドイツでは「シュトーレン」、フランスは「ブッシュドノエル」、イギリスでは「クリスマス・プディング」など国や地域によって食べる伝統的なお菓子があります。

日本では、ケーキを食べるのが一般的ですが、これは洋菓子店の不二家が1952年に始めたクリスマスセールが始まりといわれています。

また、1960年から70年代に冷蔵庫が普及したことによって「クリスマスにはケーキを食べる!」という文化が広がったと考えられています。

そして、今では生クリームとイチゴが乗った定番のケーキ以外にもいろいろなケーキが販売されており、クリスマスを彩ってくれています。

サンタクロースって誰?

子どもたちがクリスマスで一番楽しみにしているのは、サンタクロースがくれるクリスマスプレゼントです。

トナカイに乗ったサンタクロースがどこを飛んでいるのかNASAでも映像で伝えるほど人気のあるサンタクロースですが、4世紀ごろに実在した聖ニコラウスという司教がモデルといわれています。

とても慈悲深い聖ニコラウスには、囚人を救ったなどの多くの逸話があります。その逸話の中に、貧しい一家の煙突から投げ入れた金貨が偶然暖炉に釣り下げられていた靴下の中に入ったことがクリスマスプレゼントの始まりとされています。

今年も楽しいクリスマスを!

新型コロナウイルスの流行のため、なかなか友達や家族とも会えない日々が続いていました。

でも、今年のクリスマスはみんなでお祝いできるかもしれません!

友達や家族と過ごす時間の大切さを感じながら、楽しいクリスマスを迎えられると良いですね。

そのときは、クリスマスの由来などを話してみてはいかがでしょうか。きっと、子どもたちもビックリしてくれるはずです(*-*)

これからの暮らし
住み替え相談