2021.12. 7

お小遣いあげてる?渡し方や、平均金額など徹底解説

子どものお小遣いはどうしてる?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子どもへのお小遣い、みなさんどうしているのでしょうか?もらったお金をどのように使うかを考えることは、金銭感覚を養うために重要なことです。

ですが、お小遣いのあげ方にはいろいろな方法があるため、どれがいいのかわからず迷っているパパママも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、お小遣いの渡し方やそれぞれのメリット・デメリット、子どもの年代別の平均金額、使い道について解説します。

そろそろ子どもにお小遣いをあげようと思っている方や、「お小遣いの渡し方を見直したい」と思っている方はぜひご覧ください!

e968fd00d9ed661609ae345c1601ad9f.jpg

お小遣いの渡し方にはどんなものがあるの?

子どものお小遣いの渡し方には、定額制都度制報酬制一括制の4つの方法があります。

それぞれの方法とメリット・デメリットを解説します。

定額制
定額制は月額制ともいわれ、月に1度など決まった日に決まった金額を渡す方法です。

メリット
・決められた金額でお金をやりくりすることを子どもが学べる
・渡す金額が決まっているので親が管理しやすい

●デメリット
・お金をもらうのは当たり前だと思ってしまうことがある

都度制
子どもがお金を必要とする時に必要な額を親が渡す方法です。

●メリット
・親を納得させるための交渉力や提案力が身に付く
・必要な額しかもらわないので無駄使いしにくい

●デメリット
・節約ややりくりなどのお金の管理能力が身に付きにくい

報酬制
お手伝いをした時やテストの成績がよかった時などに報酬としてお小遣いを渡す方法です。

●メリット
・お手伝いや勉強に対する意欲が出る
・対価としてお金をもらうため、金銭感覚が身に付きやすい
・お金は働いてもらうもの、という認識が身に付く

●デメリット
・お金をもらわないとがんばらなくなる
・お金のためではなく「自分や人のために何かをする」という精神が身に付きにくい

一括制
あまり採用されていない方法ですが、年に1度まとめて与える方法です。

●メリット
・1ヶ月ごとなど細かくやりくりする必要があるので、金銭感覚が身に付きやすい
・算数の勉強にもなる

●デメリット
・子どもが1年にわたって上手に使うのは難しいため、親のサポートが必要となる

年代別の平均金額

いざお小遣いをあげるとなると、一体いくらくらいあげたらいいのかも悩みの種となりますよね。

一般的には、小学生のお小遣いは学年×100円が相場といわれています。

金融広報中央員会の「知るぽると」が行った「子どものくらしとお金に関する調査」(第3回)2015年度版では、定額制の場合、低学年と中学年で500円程度、高学年で1,000円程度が相場でした。

中学生になると相場も少し上がって、1,000~2,000円が相場となっています。高校生の場合は、さらに上がって5,000円が相場でした。

どんなことに使っているの?

前述した「子どものくらしとお金に関する調査」では、小学生のお小遣いの使い道についても調査されています。

それによると小学生のお小遣いの使い道は、低学年・中学年・高学年全部で「おかしやジュース」が第1位となっています。

2位以下も似通っており、おもちゃ、ゲームソフト、漫画、友だちや家の人へのプレゼント、文房具などが続いていました。

中学生の場合も似ていますが、友だちへのプレゼント代が増えていました。

高校生になると、それに加えて外出時の交通費などもかかるようになっています。

お小遣いを渡す時の注意点

お小遣いはただあげればよい、というものではありません。

お金の使い方を正しく学ぶために、次のことに注意を払いましょう。

使い道に口を出さない
子どもにあげたお小遣いは、子どもがどう使おうと口を出さないようにしましょう。

子どもがお小遣いを使い切って困ってしまっても、それは失敗を学ぶ絶好のチャンスです。

金額が小さいと被害も小さいので、与える額が少ない小・中・高校生のうちに失敗を通して金銭感覚を養いましょう。

お小遣い帳をつけさせる
お小遣い帳は、お金を計画的に使い、「毎月これだけ貯めて〇〇を買おう」「今月はこれで失敗した」などが明確にわかるスグレモノです。

お小遣いをあげる際に、お小遣いをあげる代わりにお小遣い帳の記入を条件とすることをおすすめします。

子どもが小学校低学年のうちは、お小遣い帳をつける時は親がサポートするといいでしょう。ただし上記で述べたように、使い道に口を出さないように気を付けてください。

親が見本となる使い方を子どもに示そう

いくらお金の大切さや使い方を口で説いても、親が衝動買いを頻繁にしたり、コンビニや自販機でスーパーでも買える商品をどんどん買ったりしていると子どもも真似します。

子どもに正しい金銭感覚を身に付けて欲しければ、「家計簿をつけて計画的にお金を使う」「予算が足りない時は我慢してコツコツ貯める」など、子どもに学んで欲しいお金の使い方を親が実践して、よいお手本を見せてあげることが大切です。

子どもの性格や家庭にあった方法でお金の貴重さを教えよう!

お小遣いは、金銭感覚を身に付けるために重要なシステムです。

与え方のポイントは、子どもの性格や親の教育方針に応じて支給方法を選ぶことです。

一度渡したお金の使い道には口を出さず、親が自らよい見本となるお金の使い方を実践すると正しい金銭感覚が身に付き、子どもは将来大きくなった時に金銭管理で苦労せずにすみます。

これからの暮らし
住み替え相談