2021.11.10

全国版救急受診アプリ 愛称『Q助』って知ってる?

緊急のときだからこそ落ち着いて対応を!

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子どもが小さいと、突然の発熱やおう吐、ケガなど心配な状態になることが多くあります。

その度「救急車を呼んで良いのかな」「緊急に思えるけれど、病院で大げさだって言われたらどうしよう」など、自分の対応に自信がなく不安になってしまうこともあります。

我が子が苦しんでいると、とりあえず何とかしてあげたいと奔走してしまうのは親として当たり前ですが、もし、症状が軽いのに救急車を呼んで、本当に困っている人を救うことができなかったら...と考えることもあります。

そんなときに、役に立つのが全国版救急受診アプリ(愛称 Q助)です。

でも、「聞いたことがない」「知らない」「どうやって使ったら良いの」とわからないことだらけかもしれません。

今回は、全国版救急受診アプリQ助について徹底解説します。この記事を読んでおけば、いざというときにきっと役に立つはずです。

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Q助って?

救急車の出動件数は、年々増加し救急医療現場は限界に達しているといわれています。実際に救急搬送者の半数近くが軽症者とされ、医療現場に携わっている医師や看護師は、「救急車で来る必要性が低い患者さんが多い」と感じています。

そこで、少しでも救急車が適正に使用されて本来、病院で治療を受けるべき人がちゃんと処置をしてもらえるようにするために全国版救急受診アプリQ助が運用されるようになりました。

Q助では、3段階で緊急度が出されますが、すべての緊急度でもどの診療科を受診するべきかの目安が出されるので、「何科を受診したら良いのかわからない」というときにも安心です。

また、最も緊急度が高い場合は、そのまま119番通報できる画面が表示されるので、落ち着いて対応できるでしょう。

Q助はどんなときに使うの?

では、Q助は、どんなときに使うべきでしょうか。

ケガや病気をして「救急車を呼んで良いかな」と悩むときにアプリのQ助を立ち上げていくつかの質問に答えるだけで、緊急度を判断してくれます。小さい子どもがいるときは、とにかくケガや病気が心配(; ・`д・´)

昼間は、すぐ病院に行くこともできますが、夜間だと「一晩、様子を見ようか」「救急病院を探そうか」「救急車を呼ぼうか」と思い悩むことも多いでしょう。そんなときは、消防庁が作成したQ助がとても役に立ちます!

Q助の導入方法や使い方は?

Q助は、どのようにして使うのでしょうか。

Q助をダウンロード
まず、アプリQ助をダウンロードする必要があります。

スマートフォンの場合は、「消防庁ホームぺージ」→「救急お役立ちポータルサイト」→「全国版救急受診アプリ(愛称 Q助)」からダウンロードできますが、「App Store」や「Google Play」で「Q助」を検索してダウンロードする方が簡単です。

アプリQ助は、iso8.0以上のiphone端末もしくはAndroid os4.4以上のスマートフォン、タブレット端末で利用可能です。

Q助の使い方
Q助をダウンロードして利用規約に同意すると、緊急度の分類の説明があります。

信号の色に例えて一番緊急度が高い赤は「今すぐに救急車を呼びましょう」となっています。続いて黄色、緑色、すべての項目に該当しない場合のグレイとなっています。

これを踏まえて、症状を選択していきます。

症状の選択ボタンを押すと「呼吸をしていない。息がない」「脈がない。心臓が止まっている。」...最後に「どれにも当てはまらない」と症状が重い順に項目が出てきます。

そこで、当てはまるものをタップするとそれぞれの緊急度が出されます。

例えば、一番上の「呼吸をしていない」をタップすると当然ですが、画面に「今すぐ救急車を呼びましょう」と出て「119番に電話する」が点滅します。

そのままスクロールしていくと診療科目や診療日、時間、対応可能な疾患治療内容に加えて小さな子どもがいる保護者が判断に迷ったときに小児科医、看護師に電話で相談できる小児救急電話相談事業を紹介してくれる医療情報ネットタクシーガイドに繋がるボタンもあります。

また、「どれにも当てはまらない」を選ぶと、さらに細かく診断していきます。中には、「サソリにかまれましたか」や「銃による傷ですか」など、選択肢が細かくたくさん出てきます。あまり必要ない選択肢のように感じますが、『もしも』の時を考えたアプリですから安心感もあるでしょう。

Q助をダウンロードしておけば安心!

子どもだけでなく大人でもケガや病気の症状によっては、どう対応して良いのかわからず不安を感じてしまうこともあります。

そんなときは、Q助に助けてもらってはいかがでしょうか。Q助の質問に答えていけば、緊急度がわかるので落ち着いて対応できるでしょう。

また、緊急度だけでなく、小児科医などに相談できる小児救急電話相談事業やタクシー業者を検索できるページに飛ぶこともできます。

また、時間があるときにいろいろな症状が記載されている症状選択を読んでおくと、いざというときに役立つでしょう。

何かあったときに落ち着いて対処できるお守りとしてもQ助をダウンロードしておくと安心ですね。

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