2021.9.13

思春期の子育て・・ここが大変!!

この間まではいつもニコニコ可愛い子どもだった気がするのに...

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子どもが何歳でも子育ては大変ですが、思春期になると子どもにも独立心が芽生えたり、子ども自身の変化が出てきたり、お友達との関係で悩むことも増えます。

それと同時に親との関りも難しくなり、対応に困ってしまうパパ・ママも多くいます。

この記事では、思春期の子どもが扱いにくくなる理由や、思春期の子どもの対処法を紹介します。

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なぜ思春期の子どもは反抗的なの?

思春期になると、それまで親の言うことよく聞いて扱いやすかった子どもが、言うことを聞かなくなります。

イライラしていて暴言を吐いたり物にあたったり、場合によっては喫煙や深夜の外出などの俗に言うところの不良行為に走ったりすることもあり、家庭がギスギスしてしまうことも。

このようななるのには、ちゃんとした理由があります。子どもは小学校高学年くらいになると、第2次成長期を迎え、身体が急激に成長します。

心も同時に成長してアイデンティティーを確立しようとしますが、急激な変化に心と身体のバランスが取れず、イライラしたり不安を感じるようになったりします。

親の言うことに不信や不満を感じながらも、親から完全に自立できない自分の状態を受け入れることができず、態度や言葉使いが悪くなったり、部屋に閉じこもったりしてしまうのです。

親に不信感をもっている場合は人間関係が非常に重要。少し発達のはやい大人びたお友達や素行の悪いお友達の影響をもろに受けてしまうのです。子どもが急に悪くなったのではなく、多少は人間関係が影響しています。

思春期や反抗期は時期が来れば終わりますが、人間関係を断ち切るのは大変です。思春期に入る少し前から子どもの人間関係は把握しておくと良いでしょう。

子どもの人間関係を否定しコントロールするのではなく、子どもの友達を認めたうえで付き合いかたを見守るのが重要です。

思春期と反抗期の違いとは?

思春期と反抗期は同じ時期に起こることが多いので、同じものだと思われがちですが、微妙に違います。

思春期は、上記で説明したように第2次成長期を迎えた頃の時期なので、1度しかありません。

反抗期は、親に反抗をする時期で、幼児期と思春期の2回訪れることが多いです。

反抗期は個人差があり、反抗期らしいものはなかった、と感じる場合もあります。

思春期の子どもの対処法

子どもが思春期になり反抗期にも突入すると、親の言うことを聞かなくなるので、対応に困るようになります。

ここで対応を間違うと、反抗期が長く続いたり、引きこもりや不登校などに発展したりする場合もあるので、適切な対応を心がけることが大切です。

子どもが思春期・反抗期を迎えたら次の4つの点を心がけましょう。

大らかにかまえて子どもを受け入れる
思春期や反抗期は、子どもが成長するうえで通過する必要なことです。

「なぜ、こんな子どもになってしまったの!?」などと思い詰めず、「まだまだ小さいと思っていたのに大人にさしかかっているんだな」と、大らかに受けとめましょう。

また、子どもの発言や行動を頭から否定せずに、「〇ちゃんは、そういう風に感じているんだね」と、まず子どもの意見を認めてあげましょう。

自分のことをわかってくれている、と感じると、子どもの気持ちも落ち着き、親を信頼するようになります。

「なんでそんなことをするの?!」「〇〇しなさい!」「早くしなさい!」などの命令形や否定形の言葉をかけるのはNGです。

普段通りに接する
子どもが反抗期を迎えたからと言って、親もイライラしたり心配しすぎたりすると、子どもは余計にイライラしてしまいます。

「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」「おやすみ」など、普段通りの声かけをしていつもと同じように振る舞いましょう。

家庭の居心地が悪いと部屋に閉じこもりやすくなったり、外出が増えたりしてしまいます。

注意ではなくアドバイスをする
思春期だから、反抗期だからと言っても、子どものしたいように何でもさせてよいわけではありません。

親として伝えなければいけないことは、しっかりと伝える必要があります。

ただし、「〇〇してはいけません!」などの否定的な注意ではなく、「〇〇ちゃんは〇〇したいんだね、でもこういう風にしてみたらどうかしら」など、アドバイスをやんわりする形で提案しましょう。

アドバイスは何回もくどくど言わず、1回にして後は見守る姿勢を取ることも大切です。

家族以外の理解者を探しておく
反抗期の最中に、進路などの大きな問題を話し合う必要がある場合は、親以外に子どもの相談に乗ってくれる人を探しておくと安心です。

子どもは反抗期を迎えていても、親以外の信頼できる大人の言うことは素直に聞くことがほとんどです。

塾や家庭教師の先生、習い事の先生、小さい頃からかわいがってくれている親戚、などの相談に乗ってもらえる人が適任です。

また、ママ自身にも家族以外の理解者が必要な場合があります。仲良しのママ友などがいない場合は、専門家に相談に乗ってもらうこともできます。

ほとんどの自治体では子育ての相談を無料で受け付けています。

自治体のホームページに窓口の電話番号や相談方法が記載されているので、お住まいの地域の自治体に問い合わせてください。

一般企業の中には、有料で専門のカウンセラーによる相談を受け付けているところもあるので、自分に合ったところを見つけておくといいでしょう。

思春期や反抗期は成長の証し!ママもストレス発散して乗り切ろう

思春期や反抗期は、子どもが成長するうえで通る必要な時期です。

とは言え、あまりに反抗がひどいとママもくたくたになってしまい、ヒステリックになったり鬱になったりすることもあります。

反抗期は、ほとんどの場合中学を卒業する頃には終わります。「そのうち終わる」と腹をくくりましょう。

同じ反抗期を迎えたママ友と励まし合う、趣味の時間を持つ、自分1人の時間を持つ、夫婦で外出するなど、ストレス発散を心がけて疲れをためない工夫をしてくださいね。

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