2021.9. 9

うちの子飽きっぽい?子どもの集中力の限界は?

お絵かきに積み木におままごとに次はプラレール!?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

うちの子は飽きっぽくて何事も長続きしないな・・・と思っているママさんは多いかもしれません。

このままでは将来困るのではないか?と思うものの、どうしたら集中力が続くようになるのかわからない、と不安に感じているママさんも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、子どもが飽きやすい理由や飽きにくくする方法を紹介します♪

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子どもの集中力は何分?

子どもの集中力は、「年齢+1分」だと言われています。

ですので、3歳なら3分、5歳で6分、10歳でも11分しか集中力は続きません。

集中力は脳の前頭葉が行いますが、子どもは大人に比べて未発達なので、集中力が続く時間も短い、と考えられています。

「思っていた以上に短い!」と思う人も多いかもしれませんが、集中力は大人でも50分前後で、そのうち本当に集中できるのは15分前後だとされています。そう考えると、子どもの集中力もそれほど短い時間ではないのかもしれませんね。

子どもはなぜすぐに飽きてしまうの?

脳が「飽きた」と感じるのは「脳が疲れた時」「興味がなくなった時」の2つだと言われています。

子どもは好奇心が強いので、気になったことにどんどんチャレンジしていきます。

子どもが遊んでいるのを見ていると、次々とおもちゃを変えて遊んだり、違う遊びにうつったりしますよね。

親はそれを見て「うちの子は落ち着きがない?飽きっぽいのでは?」と思うのですが、飽きっぽいのではなく、好奇心を持ったので試した結果「満足した」「新鮮味がなくなった」と判断しているのです。

そう考えると、飽きっぽいと思っていた我が子の性格は、実は好奇心が旺盛で、試したことに対して続けるべきか、やめるべきかの決断力がある、という長所に変わることがわかります。

飽きっぽい子どもの長所の伸ばし方

飽きっぽいのは短所ではなく長所だった、というのはわかりました。では次に、飽きっぽいと捉えられやすい子どもの長所を伸ばすには、どうしたらいいのかを解説します。

飽きっぽい子どもには3つのタイプがあり、それぞれのタイプによって対処方法が異なります。

どんなタイプがあるのかを見ていきましょう。

視覚系の子ども
視覚系の子どもはいろいろなものが目に入るので、注意があちらこちらに分散されてしまいます。

いろいろなことに興味を持つことができ、自分の可能性を広げることができるので素晴らしいのですが、反面1つのことにじっくりと取り組む機会が少なくなる傾向があります。

目に入る範囲に刺激になるものを置かない、シンプルで落ち着ける環境を用意する、ゆっくり過ごす時間を持つ、などを心がけてあげましょう。

聴覚系の子ども
聴覚系の子どもは耳がいいので、音に敏感です。周囲の音が気になってきょろきょろすることが多いため、「集中力がない」と思われやすいです。

聴覚系の子どもの中には、「聴覚過敏」と診断される子どももいます。そこまでなくても耳がよく音が人よりもよく聞こえると、それが気になって集中しにくくなります。

集中して取り組みたいことをする時にはヘッドホンを着ける、トランプやかるた、カードゲームのような目で見て覚えるタイプの遊びをするなどの取り組みを行うといいでしょう。

耳が良い、という長所を生かして、じっくりと読み聞かせをしたり、音楽鑑賞を楽しんだりするのも良い方法です。

運動系の子ども
運動系の子どもは活動性が高く、じっとしていることが苦手で、どこからそのスタミナが沸いてくるの?と大人がびっくりします。

このタイプの子どもは無理にじっとさせるのではなく、身体を動かしながらいろいろなことを学ぶことが大切です。

サッカーや水泳、野球などの習い事に通う、家の周囲を走る、室内でできるトレーニングをする、など身体を動かすことをさせましょう。

どれか1つ、熱中できるスポーツが見つかると、地味な基礎訓練をしたりつらいトレーニングもがんばって続けたりすることで忍耐力や集中力が身に付きます。

気を付けたい親の声かけ

親が気を付けたいのは、マイナスの声かけをしないこと。

「飽きっぽい性格だね」「どうしてそう飽きっぽいの?」などと言ってしまうと、子どもは「自分は飽きっぽいんだ」と思い込み、好奇心が強い、という長所を伸ばせなくなります。

サッカーをやってみたいと言ったのでやらせたら、すぐにやめたい、と言ったとしても、団体競技はピンとこなかったけれど、個人競技の方が向いていただけ、という事例はよくあります。

すぐに飽きっぽいと判断せずに、子どもが納得のいくものを見つけることができるまではじっくりと取り組みましょう。

飽きっぽいのではなく長所と捉えよう!

子どもは、飽きっぽいのではなく好奇心が旺盛で、自分が興味を示せるものを探すために、次から次へと興味がうつっていくだけです。

その証拠に、自分が楽しいと思ったことはびっくりするほど熱中しますよね。

そう理解できると、「どうしてうちの子、飽きっぽいの?」とイライラすることもなくなって、前向きに子どもが集中しやすいように対応できるようになります。

子どもの可能性は無限大。小さい頃にいろいろなことにチャレンジして、打ち込めるものや得意なことを発見できれば、子どもの人生は実りが大きいものになるでしょう。

今は、そのための準備期間です。飽きっぽいのではなく好奇心が強い、と捉えて長所を伸ばしてあげましょう。

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