うちの子はどの学校のどのクラスに通うの?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
みなさんは「特別支援学級」をご存じでしょうか?子どもに何らかの障害がある方や、子どもが通っている学校で見かけたことがあるママもいるでしょうが「知らない」というママも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、特別支援学級について、どんな学級でどんなことをするのかを詳しく解説します。
併せて志木朝霞では、どのようにクラスが分けられているかも紹介するので、必要な方は参考にしてください。
特別支援学級とは?
特別支援学級とは小中学校等に設置される学級であり、さまざまな障害を持つ子どもが、障害の程度や個人差に応じた教育を受けるために、適切な指導や支援を受けることができる学級です。
特別支援学級は以下の7つの障害別に学級がありますが、障害の種類によっては支援学級を作ることができない場合もあります。
●知的障害
●自閉症・情緒障害
●肢体不自由
●難聴
●弱視
●病弱及び身体虚弱
●言語障害
障害の程度が軽い場合でも、普通学級の教育指導では十分な成果が得られないと考えられる場合は就学が考慮されます。
似た言葉に「特別支援学校」がありますが、こちらは心身に障害がある子どもが通う学校のことです。
幼稚部・小学部・中学部・高等部があり、幼稚園、小学校、中学校、高校に準じた教育を受けながら、障害のある子どもが自立するために必要な教育を受けることができる学校です。
普通級との行き来はできる?
特別支援学級では、交流級で普通級と行き来することが可能です。
「交流級」とは特別支援学級に在籍しながら、一部の教科やホームルーム、給食などは普通学級で参加することです。子どもによっては1日交流級で過ごすこともできますし、教科によっては支援級で子どもに合わせた環境で過ごしたりもできます。
勉強をしないということではなく、子どもに合わせた方法で子どもに合ったレベルの勉強ができるクラスという位置づけです。
通級指導教室とは?
通級指導教室とは、普通学級に在籍する程度の軽い障害の児童が通う教室のことです。
障害に応じた特別な授業を特別な場所で受けられる制度です。
普段の各教科の勉強は普通学級で受け、週に何時間かは個々の障害の程度に応じた個別の指導を受けることができます。
ただし、通級指導教室は在籍校ではなく別の学校に移動して受ける場合もあります。
埼玉県では、言語障害、難聴、自閉症・情緒障害の通級指導教室が設けられています。
詳細を知りたい方は、埼玉県の教育局、義務教育指導電話、FAX、問い合わせフォームより問い合わせてください。
・電話番号・・・048-830-6748
・FAX・・・048-830-4962)
・問い合わせフォーム※クリックすると開きます。
志木朝霞ではどのようにクラス分けされる?
実際に志木市や朝霞市では、特別支援学級や通級指導教室は、どのように分けられているのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
志木市
・通級指導教室
志木市では志木市立志木第三小学校と志木市立宗岡第三小学校の2つの学校に設けられています。
どちらの小学校にも、自閉症、情緒障害、学習障害、注意欠陥多動性障害の4つのクラスがあります。
※問い合わせ
志木市立志木第三小学校
・電話番号・・・048-471-1062
・FAX番号・・・048-473-4823
志木市立宗岡第三小学校
・電話番号・・・048-471-2244
・FAX番号・・・048-473-4825
●特別支援学級
特別支援学級は、志木市の公立の小学校と中学校すべてに設けられています。
志木市立宗岡第三小学校は知的障害のクラスのみ、志木市立志木第四小学校は自閉症・情緒障害のクラスのみですが、他の小・中学校では知的障害と自閉症・情緒障害の2つのクラスがあります。
朝霞市
朝霞市の小学校・中学校では、通級指導教室と特別支援学級は次のように設けられています。
●通級指導教室
朝霞市で通級指導教室があるのは、次の4つの学校です。
・朝霞市立朝霞第四小学校・・・言語障害、自閉症、情緒障害、難聴、学習障害、注意欠陥多動性障害
・朝霞市立朝霞第五小学校・・・言語障害、難聴
・朝霞市立朝霞第十小学校・・・自閉症、情緒障害、学習障害、注意欠陥多動性障害
・朝霞市立朝霞第一中学校・・・自閉症、情緒障害、学習障害、注意欠陥多動性障害
どの学校も、自閉症、情緒障害、学習障害、注意欠陥多動性障害の4つのクラスがあります。
●特別支援学級
特別支援学級は、朝霞市も志木市同様、すべての学校に設けられています。
朝霞市立朝霞第九小学校は知的障害のクラスのみですが、その他の小・中学校には知的障害と自閉症・情緒障害の2つのクラスがあります。
※各学校のクラス分けは変わることがあります。上記クラスは現在のものです。
子どもの障害の程度によって普通級か支援級かを選ぼう
子どもの障害の程度により、普通級を選ぶか支援級を選ぶかの判断が難しい場合があります。
実際にやってみないとわからない部分も多いですが、普通級から支援級へ、もしくは支援級から普通級への転籍もできる場合がほとんどなので、周囲の目は気にせずに子どもが最も負担なく楽しく通える方を選ぶことをおすすめします。
ただし、障害の程度や学校の状況によっては選択できない場合もあるので、まずは学校に相談してみてください。
学校に通いだしてからは、子ども本人の通ってみた感想や意見、反応によって転籍などを考えてみると良いかもしれません。