2021.8. 1

子どものあせも・・なぜ出来やすいの?対処法はある?

かきむしって痛々しい(T-T)

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

夏になると、子どものあせもに悩まされるママさんは多いですよね。最近は9月ころまで蒸し暑い日が続くので、長い期間注意が必要です。

あせも対策は、適切な予防と素早い対処が効果的。たかがあせもと侮っていると、細菌が入ってとびひなどやっかいな感染症にかかってしまうこともあるので、しっかりと対応したいですね。

この記事では、あせもの予防や対処法、使える薬を紹介します♪

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子どもはなんであせもになりやすいの?

あせもは、汗がでる穴(汗管:かんかん)が詰まって炎症を起こしている状態です。

汗管の数は大人も子どもも変わらないため、体が小さい子どもは汗管の密度が高く、汗が詰まりやすいのです。

そのうえ、皮膚のバリア機能があまり発達していないため、少しの刺激にも反応してしまい、トラブルに発展することが多くなっています。

感染症になると親も子も大変です。暑い夏は、あせもに気を付けてあげましょう。

あせもは予防が大切

あせもは、日頃のちょっとした心遣いで発症を防ぐことができます。あせも予防のポイントは、こまめに繰り返すこと。

方法は簡単ですが何度も行う必要があるので、面倒くさがらずにがんばりましょう。

あせもの予防には、次の4つが効果的です。

吸汗性や通気の高い服を着る
あせもの予防に1番効果的なのは、こまめに着替えることですが、現実にはなかなかできません。

ですので、吸汗性、速乾性がある下着や服を選んで汗が溜まらないようにしましょう。

汗をかいたらすぐに拭き取る
汗をかいてしまったら、できるだけ早く拭き取ってください。

乾いたタオルよりも濡れたタオルの方がよく汗を拭き取ることができますよ。

外遊びで汗をかいたら、帰宅後すぐにシャワーを浴びましょう。

シャワーはぬるめで、石鹸でごしごしとこすらないことがポイント。ごしごしこすると、肌の保湿成分まで落としてしまいます。

体を洗ったら保湿する
肌が乾燥すると、バリア機能が低下します。シャワーを浴びた後は、保湿クリームやローションなどで潤いを与え、バリア機能をサポートしてくださいね。

室内の温度を適切に保つ
室温が高すぎて汗をかいたまま寝てしまうと、あせもができやすくなります。

クーラーや扇風機、冷風機を上手に使って、室温や湿度を調節しましょう。

室温は25~27度、湿度は40~60%が目安です。

あせもになった場合の対処法

あせもには、赤いあせも(紅色汗疹:こうしょくかんしん)と白いあせも(水晶様汗疹:すいしょうようかんしん )があります。

一般的にあせもと言われているのは紅色汗疹です。白いあせもはかゆみを伴わず、清潔にしておけば数日で治まることがほとんどなので、あまり気を遣わなくても大丈夫。

赤いあせもはかゆがあり、汗をかくとチクチク、ヒリヒリと痛みます。

かきむしると悪化したり、とびひなどの感染症を引き起こしたりするおそれがあるので、素早くかゆみを抑える必要があります。とびひになると、保育園や幼稚園によっては登園禁止になったり、水遊びの許可がおりなかったりする場合があります。

また、患部を全て覆わなくてはいけないなど、暑い夏には子どもの負担にもなってしまうのです。

かゆみを訴えたら冷やす
あせもはかきむしると、悪化します。かゆみを抑えるためのは冷やすことが効果的。冷たいタオルや保冷剤をあてると、かゆみが収まりやすいでしょう。

かきむしってしまわないように、ツメを短く切っておくことも大切ですよ。

薬を塗る
それでもかゆみが強かったり、なかなか治らなかったりした場合は、薬を塗りましょう。

あせもの薬には、ステロイドが入っているものと入っていないものがあります。

ステロイドは、「怖い」「副作用がある」「子どもには使わない方がいいのでは?」など、不安を持つママも多いかもしれませんね。

ステロイドは、効き目の強さと正しい使用法を守れば、問題視する必要はありません。

「子ども用」と書かれているものは、子ども向けの効き目がマイルドなものが配合されています。

赤ちゃんや子どもは、かゆみを我慢することができないため、あせもをかき壊してしまうことが多いので、ステロイド配合の塗り薬を使用し、短期間でしっかり炎症を抑えて治すことをおすすめします。

ステロイドが怖いからと使用量を減らすと、効果が発揮されないので、取り扱い説明書に書かれている使用量を正しく塗りましょう。

一般的には、大人の人差し指、第1関節までの量を手のひら2枚分の面積に塗るよう、指示されています。

薬を塗る時は、お風呂上がりなどの汗を洗い流して清潔にした状態がベストです。

治らない時は病院へ

以上の対処を1週間行ってもあせもが治らない時は、すぐに病院で見てもらってください。

あせもではない可能性や、自宅治療では改善しない要因がある可能性があります。

あせもを予防して夏を快適に過ごそう

あせもができると、かゆみや苦痛を伴います。

この記事で解説したように、あせもは日頃のちょっとした予防で防ぐことができます。

もしもできてしまっても、早めの対策で悪化する前に治せば子どもの負担も少なくてすみます。

こまめな対処が必要ですが、夏を楽しく快適に過ごすために面倒くさがらずにがんばりましょう!

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