

2021.7.30
おもちゃの病院からサスティナブル教育をしていこう♪
ちょっと壊れたくらいならまだ使える!
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
子どものお気に入りのおもちゃが壊れてしまった場合、みなさんはどうしていますか?
どうしようもないほど壊れてしまった場合は仕方ありませんが、子どもにモノを大切にする気持ちを教えるためにも、修理さえできるのなら、直して使いたいものですよね。
そこで今回は、壊れたおもちゃの処遇を通して、サスティナブル教育を行うことについて考えてみましょう。

サスティナブルとは?
みなさんは、「サスティナブル」とはどういう意味なのかご存じでしょうか?
サスティナブル(Sustainable)とは、「ずっと続けている」と言う意味の言葉です。
近年、子どもたちの未来のために限りある資源を大切にし、環境を破壊しないことをずっと続けて行くことを目標として世界中が「サスティナブルな社会」を目指す取り組みを始めています。SDGsもその一環ですね。
一番わかりやすいものは、地球の環境を維持するためにCO2の排出量を減らしたり、省エネを心がけたりすることでしょう。
その他にも、再生素材を使う、動物の毛や毛皮を使わない、絶滅危惧がある魚は食べない、海の汚染を食い止める、ゴミの再生利用を考える、などサスティナブルはさまざまな分野で取り組まれています。
おもちゃの病院って?
では、みなさんは「おもちゃの病院」をご存じでしょうか?
おもちゃに病院なんてあるの?と思われる方も多いかもしれませんね。
おもちゃの病院とは、壊れたおもちゃを原則として無料で修理するところです。
壊れたおもちゃを修理するボランティアグループが、日本おもちゃ病院協会を設立し、全国展開でおもちゃ病院を紹介したり、おもちゃドクターを養成したりしています。
日本おもちゃ病院協会のホームページには、全国のおもちゃ病院のリストが掲載されています。
CLICK!! 👉 日本おもちゃ病院協会
おもちゃ病院の利用方法
もよりの病院を見つけたら、まずは電話をかけて相手のスケジュールを確認してください。
場所が施設ではない場合は、ほとんどがドクターの自宅ですので、おもちゃ病院の問い合わせであることを伝えてくださいね。
また、修理は無料ですが、部品代がかかることがあります。また、エアガンなど修理を引き受けできないものもあるので、注意してください。
朝霞市では、溝沼児童館にて「おもちゃ病院あさか」が毎月第2土曜日に修理を行っています。
また、志木市では8月7日に、宗岡第2公民館(総合福祉センター4階 美術工芸室)で11:30~15:00の間、おもちゃドクター(ボランティア)によるおもちゃの修理が行われます。
壊れてしまったおもちゃをお持ちの方は、ぜひ修理をお願いしてみましょう!
壊れたらおもちゃの病院へ、使わなくなったおもちゃは?
壊れたらおもちゃの病院へ持っていけばいいことがわかりましたが、使わなくなったおもちゃはどうしたらいいのでしょうか?
使わなくなっただけでまだ使えるおもちゃは、知人にあげる、寄付する、リサイクルするの3つの方法があります。
一番手軽なのは「知人にあげる」ですが、ちょうどいい知人がいない場合は、民間の団体に寄付する、SNSで欲しい人を探す、ヤフオクやメルカリなどで売る、などの方法があります。
おすすめは、不用になったものを国内外にリユースする活動を行っている「セカンドライフ」を利用すること。
セカンドライフは、NPO法人セカンドライフが運営しているおもちゃのリユースを行っている団体で、送られてきたおもちゃの箱数に応じてポリオ・ワクチンが寄付されます。
使わなくなったおもちゃを子どもと一緒に送り、おもちゃはリユースされること、海外の必要な子どもにポリオ・ワクチンを受けさせることができることを子どもにも教えると、立派なサスティナブル教育になります。
子どもが大人になったとき、地球環境や世界の人々のことを考えながら、その時の最善の行動を取れるように、今のうちから簡単にエコについてを説明してあげると良いですね。
おもちゃの病院からサスティナブル教育を行おう
このように、使えなくなったおもちゃを修理して、長く使うことは、ものを大切にずっと使う「サスティナブル」な取り組みです。
同様に、さまざまな形で必要な人に譲ることでおもちゃを長く使うこともサスティナブル活動です。
使えなくなったおもちゃや使わなくなったおもちゃを長く使うことを通じて、子どもにサスティナブル教育を行いましょう。
サスティナブルな社会を作るためには、1人ひとりができることから取り組むことが大切なのです。