2021.6. 9

子どものきょうだい喧嘩の仲裁・・いつもどうしてる?

繰り返されるきょうだい喧嘩でママもぐったり...

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

きょうだいがいる家庭のお悩みの一つであるきょうだい喧嘩。毎日一緒にいる兄弟姉妹、どうしたって喧嘩はつきものですよね。

子ども達が喧嘩を始めたとき、ママやパパはどうしていますか?止めたり見守ったりなどあると思いますが、子どもの喧嘩の仲裁は少し難しいものです。

子どもの喧嘩は、基本的にどちらにも原因があるため、どちらかを叱ったり庇ったりしても解決はしません。むしろきょうだい仲の悪化を招くこともあるんです...。

そこで今回は、きょうだい喧嘩が起きたときに親はどのような対応を取ればよいのか、仲裁方法や気をつけることをまとめました。

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きょうだい喧嘩で気をつけること

きょうだい喧嘩が毎日のように続くとうんざりしてしまいがちですが、本来きょうだい喧嘩をすることは自然で当たり前のこと。仲がよい証拠ともいえますね。

子ども同士の喧嘩は些細なきっかけで起こることが多く、気づけばさっきまでの喧嘩が嘘のように仲良く遊んでいることも多いので、きょうだい喧嘩を始めたらまずは見守るのがよいでしょう。

とはいえ、喧嘩がおさまりそうにない場合はどうやって介入するか迷ってしまいますよね。お互いがヒートアップして怪我をしそうなときは、仲裁に入るようにしましょう。そのときに気をつけるポイントをご紹介します。

上の子だからという理由で怒らない
「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」「お姉ちゃんなんだから謝りなさい」など、理由も聞かずに、上の子だからという理由で叱ることはNGです。

これが続くと、自分の話を聞いてもらえない・我慢させられているという気持ちがつのり、親子の信頼関係が崩れてしまう可能性もあります。

喧嘩の原因に関わらず、暴力をふるったら注意する
喧嘩の原因がどちらにあったとしても、暴力をふるった子どもには「どんなときでも暴力はいけないよ」と教えることが大切です。

しかし、手を出してしまった方にも言い分があるので、注意したあとにきちんと話を聞いてあげましょう。

次に、具体的な仲裁方法についてご紹介します。

きょうだい喧嘩の仲裁方法

きょうだい喧嘩の仲裁をするときに大切なのは、「両者の話をしっかり聞いて代弁してあげること」です。

まず両者の言い分を聞き、どちらともに対して共感をします。「お兄ちゃんは急におもちゃを取られて嫌な気持ちだったんだね」「◯◯はお兄ちゃんのおもちゃで遊びたかったんだね」と言った具合です。

感情的になっていた子どもたちも、きちんと話を聞いてわかってもらえたことで落ち着くようになります。そのあとにお互いの気持ちを相手に伝えてあげて解決案を提案するなど、どうしたらよいか聞くことで子どもたちも冷静に対処法を考えることができます。

親が見ていない所で始まった喧嘩はより丁寧に聞くことが大切です。たとえどちらかが一方的に悪い喧嘩でも、双方の話をしっかり聞いてあげることで気持ちが満たされるんですね。

喧嘩をして負けたり譲ったりした側には、フォローの言葉をかけることも忘れずに行いましょう。

普段の接し方できょうだい喧嘩が少なくなる!?

日常生活で子どもに対する接し方に気をつけるだけで、きょうだい喧嘩を予防できる方法があります。それは、「相手のよいところを聞いておく」ことです。

きょうだい喧嘩は日頃の相手への不満から起こることも多いです。喧嘩をしていないときに、きょうだいそれぞれに相手の好きな所を聞いてみましょう。それを、今度は一人きりになったときにさりげなく伝えておくのです。

自分がいないところでそんな風に言ってくれていたとわかるととっても嬉しいですよね。そうすると相手への見方も変わり、おもいやる気持ちも増すため、喧嘩する可能性がグッと減りますよ。

冷静な対応で、子どもの心を育てよう!

いかがでしたか?毎日毎日繰り返されるきょうだい喧嘩も、子どもにとってはコミュニケーションや相手の気持ちを学ぶよい機会になります。

親としては回数が多いとついイライラしてしまいがちですが、感情的にならずに冷静に対処したいですね。

どちらが正しいかをジャッジせず両方の話を聞いて共感してあげることで、きっと子ども自身も自分の気持ちを伝える方法や相手の意見を尊重することを学んでいくはずですよ。

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