2021.5.14

うちの子だけ?落ち着きがない子どもの成長に悩んだ時の接し方

毎日子どもの落ち着きがなくて困る・・・

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

「他の子と比べてみると、自分の子どもってまったく落ち着きがないな・・・」

子どもを育てていると、いけないとは分かっていても他の子と自分の子どもをつい比較してしまって、落ちこんでしまうことがありますよね。

特に静かにしないといけないところで騒いだり、じっとできずに走り回ったりしているところを見ると、ママも怒りMAXになって叱ってしまうといったこともあるのではないでしょうか。

今回この記事では、落ち着きのなさの原因や接し方、志木・朝霞で子どもの相談ができる場所を紹介していきます!

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子どもの落ち着きのなさ。何が原因?

子どもには落ち着いて物事にあたってほしいのに、むしろ正反対で困ってしまう。

その落ち着きのなさの原因というのは、実はひとつだけでなく他にもいくつかの原因があるかもしれません。

ここからは、落ち着きのなさのいくつかの原因を紹介していきます。一度、自分の子どもに当てはまる部分があるかどうか探してみてくださいね。

自分の思いをうまく言葉にできない・理解できない
言いたいことを言葉にする。それは簡単なことのように思えますが、まだ小さい子どもには難しい作業でもあります。

そして、うまく言葉にして思いを吐き出せないことに子どもは苛立ち、癇癪を起こして落ち着きのない行動に出ることがあります。

また子どもは大人と違い、まだ物事に対する理解が追いついていない部分もあります。大人ならすんなり理解できることでも、子どもの場合はさらに噛み砕いたり分かりやすく説明したりする必要があります。

しかしそれでも理解が追いつかなくなると、頭がパニックになった子どもは癇癪を起こし、ワァー!っと叫んだりワンワンと泣いたりしてしまうのです。

性格が好奇心旺盛
子どもは興味を引くものがあると、真っ先にその場所に駆けつけたいという気持ちが湧き上がります。そのため頭で考えるよりも、先に体が動き出してしまうのです。

じっとしなくてはいけない場所や、集団行動が必要な場所。このようなときでも、子どもの好奇心が勝ってしまうと、周囲のことはお構いなしに走っていってしまったりテンションが上がって叫んでしまったりするのです。

ストレスが溜まっている
思い通りにいかない出来事が起こると、子どもも大人と同じようにストレスを感じます。しかし、子どもはまだストレスの発散方法が分かりません。

そうすると態度に表すことでしか方法がなく、暴れる・走る・騒ぐなどの行動を起こすことがあります。

環境が子どもに合っていない
子どもの性格によっては、騒がしい場所が苦手だったり、自分の普段使っている物が体や肌に合っていなかったりすることがあります。

しかし何が嫌なのかをうまく言葉にできなくて、理由を話す間もなく落ち着きのない行動に出てしまっている可能性があるのです。

親の関心を引きたい
もしかしたら今、子どもの心の中は寂しさでいっぱいなのかもしれません。

子どもは心が満たされなかったり愛情が欲しかったりすると、親の関心を引くためにワザと大声を出しイタズラするなどの行動に移すことがあります。

落ち着きのない子どもとの接し方とは

子どもの落ち着きがなくなると、ついイライラしてしまって叱ってしまうママもいるのではないでしょうか。

叱ると子どもだけでなくママも嫌な気持ちになってしまって、気持ちが落ちこんでしまうといったこともありますよね。

叱らず子どもに落ち着きを取り戻してもらうには、どうすれば良いのか。こちらでもいくつか例を紹介していきますので、ぜひひとつずつ子どもに試してみてくださいね。

イラストや図などの視覚情報を活用する
子どもがうまく言葉にできなくて苛立っていたり、ママの話している声が理解できないような態度をとったりするときは、より話しやすく・分かりやすくするために、イラストや図などを用いて説明してあげるのがおすすめです。

話したいことや話していることを見える化すると、子どもも理解しやすくなって気持ちが落ち着き、癇癪がピタリと収まることもあります。

イラストや図は描いてみても良いですし、写真・絵本などを活用することもできますよ!

環境を変えてみる
子どもが今どうして怒っているのかを探るために、落ち着ける場所に移動して具体的に気持ちを聞き出してみる方法があります。

そのときは「コラッ!」と間髪をいれずに怒るのではなく、子どもの気が落ち着くまでそっと見守り、収まった後に冷静に気持ちを聞いたり、騒いだらダメな理由を説明したりするのが良いでしょう。

またママから理由を説明するときは長く話さず、短く具体的に伝えて終わりにするのがベストな対応です。なぜかというと、子どもは長い話になると、右から左へ受け流してしまう傾向があるからです・・・。

そのため伝えたいことがあるときには短く具体的に話して、後を引かないように一旦話を終わらせて、その後はいつも通りに接していきしょう。

子どもを褒める
子どもはどんな小さなことでも褒められると、とても嬉しくなるものです。どんな些細なことや当たり前のことでも構いません。言われたことをできたり、子どもが積極的に動いたりしたときには、目一杯褒めてあげるように動いてみてください!

褒められた子どもは自己肯定感が上がり、精神が安定したことで、落ち着きのなかった行動に変化が現れることもあるのです。

ポジティブな言葉で話しかける
ネガティブな言葉は人を暗い気持ちにしてしますが、ポジティブな言葉は人の気持ちを明るくする大きな力があります。

特に小さいうちから否定的な言葉を投げかけ続けると、子どもはより自信を失くしてしまい、問題行動を起こすきっかけに繋がる恐れがあります。

「〇〇したらダメ!」よりも「〇〇した方が良いよ」、「〇〇しなさい!」よりも「〇〇する時間だよ」など、ポジティブな言葉にするには、命令口調・否定的な言葉から少し言い方や口調を変えるだけで大丈夫です!

ポジティブな言葉を聞いた子どもは、自ら進んで積極的に物事に励んだり、笑ってくれることが増えたりと、ママにとっても嬉しい出来事が期待できるようになりますよ!

志木・朝霞で子どもの相談ができる場所

一人では解決できずに、子どもの落ち着きのなさはどんどん目立つばかり。壁にぶつかってしまって身動きがとらない状態だと感じたときは、ぜひ子どものことを相談できる機関に手助けしてもらってください。

対面だけでなく電話で相談できるところもあるので、コロナを気にせず対処してもらえますよ!

子ども支援センター
朝霞市内に9か所設置されている、子ども支援センター。こちらでは他の家族と交流ができ、職員の人たちからもさまざまな話を聞くことが可能です。もちろん、子どものことも相談できます!

家庭児童相談室
新座市役所にある家庭児童相談室では、子どもの相談ができる他、子育て講座や心理相談などもしてもらえます。

相談方法はさまざまで、電話・相談室・自宅など、ママに合ったやり方で子どものことを話すことが可能です。

根気よく子どもに伝え続けなければならない

子どもは一度だけ言い聞かせたり説明したりしても、すぐに忘れてしまうことが多くあります。それでも、ママは辛抱強く子どもに言い聞かせていかなくてはなりません。

それはもう途方に暮れる繰り返しの連続で、ママも疲れてしまうことだってありますよね。

しかし繰り返し言い聞かせていけば、いつかその意味を理解してくれるときが、きっときます。

それまではいろいろ試していきながら、一緒に笑って過ごせるように子どもとの接し方を工夫していってくださいね。

ただ、子どもの特性で落ち着きがないなどの困りごとがある場合があります。そういった場合は、ママが悩みすぎる前にしかるべき場所へ相談してみてくださいね。

ママが安心できるよう、子どもに合った的確なアドバイスをしてくれますよ。

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