現代の子どもたちの体力・運動神経は、昭和の頃よりも下の傾向にある

文部科学省では1964年から現代にわたり、子どもを対象とした「体力・運動能力調査」が行われてきました。

その結果1980年～2000年代まで子どもの体力による低下がうかがえ、そこから少し向上したものの、昭和の頃に比べると各能力はまだまだ下の傾向にあるそうです。

子どもたちの体力・運動神経が低下している主な原因は？
今のママ世代が子どものときは、どこかの公園・空き地・原っぱなどの広々とした場所で、精一杯遊びまわることができましたよね。

ところが今そういった場所は、「ボール遊び禁止」「大声禁止」などといった、禁止事項が加えられるようになりました。

さらに最近ではコロナ渦ということもあり、感染を防ぐため公園の遊具で遊ぶことを禁止にする地域も出てきています。

他にも少子化により周囲に遊べる同年代の子どもが少なかったり、子ども自身が習い事などで忙しく時間がなかったり、といったことも挙げられます。

またゲーム機・テレビ・PCなどの電子機器の普及により、子どもたちは外に出なくても遊べる便利な暮らしを手に入れました。

しかし一方で、栄養が偏った食事や朝食を抜くなど、不規則な習慣を続けている子どもたちも見受けられます。

こうした食事による習慣も運動不足の原因のひとつです。偏った食事は子どもを肥満・生活習慣病に追い込み、朝食を抜けば体に力が入らず、体力・集中力の低下につながる可能性もあるのです。

加えて、運動・スポーツは体育の時間や習い事だけで、普段は体を動かさない子どもたちも出てきています。

習い事で行う運動・スポーツは、専門的な動きをするといったこともあり、投げる・跳ぶ・押すなどの基礎的な動作が抜け落ちていることもあり得るのです。

子どもたちの体力・運動神経が低下し続けると、どうなる？
例えば、自分の足が石や物につまづいて転びそうになったら。大体の人は反射的に手を前に出し、顔・頭をカバーするでしょう。

しかし運動に慣れていない子どもは、手を前に出して顔・頭を防ぐことができません。なぜなら体力・運動神経の低下により、基礎的な動作が身についていないからです。

それにより転びそうになっても手を前に出すことができずに、顔・頭をケガをしてしまう子どもがいるといえるのです。また、腕力が足りず、腕だけで体を支えにくいことも顔や頭を怪我してしまう理由に挙げられます。

子どもの体力・運動神経をアップさせるためにできること！

体力のある体をつくるためには、健康的な生活習慣・家庭で行う運動が大事になってきます。

朝・昼・夜ときちんと3食食事をとり、お菓子やファーストフードはなるべく避けるようにします。そして野菜・肉・魚・乳製品・果物など、バランスのとれた食生活を送るように心がけるのことが大切です。

そして、睡眠です。夜更かしは子どもの成長を妨げます。また寝不足で疲れていると、朝ご飯をしっかりと食べることができません。

寝る前にゲーム・テレビ・PCといった電子機器を触らせないようにし、ぐっすりと熟睡できる環境にもっていくことが必要なのです。

家庭で適度な運動をするのもGood。子どもが帰ってきたら、一緒に外に出て軽く散歩したり、体を動かすゲームをして遊んであげたりすると良いでしょう。

ひとつの動きだけでなく、さまざまな体の動かし方を子どもに覚えさせることで、基礎的な動作ができるようになってきます。

子どもの成長に合わせた動きをしっかり身につけさせ、大ケガ・危険な状況を回避できる動作をつくっていくことが非常に重要だといえますね！

志木朝霞から通える運動教室

「仕事の両立で、子どもと運動するのは時間的に厳しい」「自分も運動が苦手だから、うまく教えられないかも・・・」

そういった悩みがあるのなら、習い事を増やしてみるのも手です。志木朝霞から通やすい体操教室をご紹介します。

朝霞台校「ラビッツ体操塾」
体操塾なので専門的な動きだけに留まらず、全身を動かしながらの運動が行えます。コース11:35:55も幼児・小学校～中学校に分かれているので、子供の成長に合わせた体操を学ぶことができますね。

体操で全身を動かすことによって、子どもの体力・運動神経が格段にあがるかもしれませんよ！

子どもの体力・運動神経をアップして、健康な体づくりを！

コロナ渦により、最近はますます外に出るのが難しくなってきました。そのような中でも運動に工夫をもたせれば、きっと子どもの体力・運動神経をアップさせることができるでしょう！

健康的な生活習慣を送るようにすれば、免疫力もついてくるかもしれません。

ママも一緒に子どもと楽しくコミュニケーションをとりながら、運動不足を解消していくのはいかがでしょうか！