成長痛ってどんなもの?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
季節が変わる頃には、洋服や靴があっという間にサイズアウトして、子どもの成長には日々驚かされますよね!成長過程の子どもの中には、成長痛で急に足などに痛みを訴える子もいます。
「成長痛って聞いたことはあるけれど、具体的にどんな状態なの?」、「痛みの特徴やどんなふうに対処したらよいの?」そんな疑問にお答えすべく、今回は成長痛についてまとめてみました☆
成長痛がどのようなものかを知っていれば、ママさんも慌てずに対処できると共に、 子どもの身体の不調を早期発見できることになりますよ(*^^*)
成長痛とはどんなもの?
成長痛とは、幼児期から高校生ぐらいまでの成長期に子どもに見られる「特有の症状や特徴のある痛み」を総称した言葉です。実は、医学的にはっきりとした定義はなく、病気ではありません。
成長痛という名前から、骨の成長に関する病気のようなイメージを持たれやすいですが、骨の成長元となる骨端部分というやわらかい軟骨組織が大きな負荷を受けて炎症を起こしているという説もあります。
子どもが夕方から夜にかけて、足(特にひざ、足首、かかとなど)に痛みを感じるものの、数時間で落ち着いて翌朝には痛みが消えている、といった特徴があります。痛みは不定期に繰り返し起こる場合が多く、痛みの程度は軽いものから痛くて泣いてしまうほどの場合までさまざまです。
受診して検査をしても原因が見つからないような場合に「成長痛」と診断されます。いまだに、痛みの具体的な原因はわかっていません。
何歳の子どもに起きやすい?
人生の中で特に身長がよく伸びる時期を、第一次成長期、第二次成長期と呼んでいますが、この背がよく伸びる時期を中心に幼児、小中高生の誰にでも起こり得るといわれています。身長が止まり、大人になると成長痛は自然となくなります。
日常的にスポーツをしている子どもが、関節に疲れをためて痛みを感じやすいという説や、男の子に多く見られるという意見もあります。
ママさん、パパさんの中には自分自身が学生時代に成長痛を経験したという方も多いかもしれませんが、幼児でも成長痛になるのはあまり知られていないようです。幼稚園、保育園の頃に成長痛を感じる子どももいますが、成長痛が原因で夜泣きをして困っていても親が気づいてあげられないケースも...。
幼児の場合には、子どもからのサインを見逃さず、「成長痛で苦しんでいるのかな?」と思われるときは、抱っこしてあげたり、やさしく痛むところをさすってあげたりしましょう!くれぐれも寝たくないから仮病をしていると決めつけないようにしましょうね。
成長痛で受診はすべき?治療法はあるの?
「成長痛」は基本的には一過性の痛みで放っておいても、そのまま自然に消えてしまいます。しかし、なかなか落ち着かない場合には受診することも検討しましょう。
病院では、「痛みが短時間で消え、来院時には無症状、診察上異常な所見なし、レントゲン検査でも異常なし」といった場合に、「成長痛」という診断をくだすそうです。
ただし、受診して「成長痛」という診断を受けても、痛みに対する特別な治療方法はないため、鎮痛剤のようなお薬の処方なども一般的にないようです。
対処法としては、疼痛を感じる箇所をさする、安静にする、しっかり睡眠をとる、痛みを感じる部分を水を含ませたタオルなどで冷やす、などがあげられます!幼児や低学年の子どもの場合には、精神的なストレスも痛みを感じる原因になりやすいので、やさしく抱っこしてあげたり、さすってあげるだけでも痛みが落ち着くこともありますよ。
子どもは痛みに対して親が何かしてくれるとそれだけで安心できるものです。効果的な対処法はないようですが、冷やしたタオルを少しの間のせてあげるだけでもホッとするでしょう。
病気ではないので基本的には心配無用!
いかがでしたか?成長痛は身長がよく伸びる時期には、誰にでも起こり得る自然な現象です。子どもが苦しんでいる姿を目にすると心配になってしまいますが、痛みの特徴や症状と照らし合わせて「成長痛かも!」と思われるときは基本的には様子見で大丈夫です♪