2021.2.12
子どもが使うInstagram。危険性について、親が気を付けること
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
写真や動画でコミュニケーションがとれるInstagram。幅広い年齢層が利用している人気のSNSで、2017年に「インスタ映え」が流行語に選ばれたのは記憶に新しいですね。
Instagramは今や子どもたちにとっても当たり前に使いこなせるSNSの一つになりました。写真やコメントで気軽に交流できるのは良い点ですが、使い方を間違えると思わぬ犯罪に巻き込まれてしまうことも。
そこで今回は、Instagramを利用する上での危険性や注意点をご紹介します!
子どもでも気軽に始められるInstagram
実際どれくらいの子どもたちがInstagramを利用しているのでしょうか?
東京都都民安全推進本部の2019年の調査によると、スマートフォンを所持している小学生のうち、Instagram利用率は11%でした。また、平成30年度の総務省の調査では、10代の利用率は60%近くにのぼっているのだとか。
実はInstagramには年齢制限があり、利用できるのは13歳以上という規定があるのですが、実際登録時に年齢確認はされずメールアドレスや電話番号で簡単に登録できるので、小学生以下でも親に知られずにInstagramのアカウントを持つことができてしまうのです。
年齢制限とルールを守って利用できるのなら良いですが、他のSNSと同様にInstagramにもさまざまなリスクがひそんでいます。
知っておこう!Instagramにひそむリスク
いじめ問題
近年問題になっているSNSいじめは、Instagramにも存在します。
フォローを外して仲間外れにしたりコメントで悪口を書いたりといったことから、ストーリーズに見られたくない写真や動画を投稿したりも。
特にストーリーズは24時間で自動的に消えるので、その気軽さからそうした投稿がされやすくなっています。
個人情報の流出
Instagramは基本的にだれでも投稿を見ることができるので、個人情報が流出しやすいです。
悪意をもってSNSを利用する人も存在しているので、名前や住所など直接情報を載せていなくても、制服や周りの景色から個人を特定される可能性も。
また、Instagramにはシェア機能があり、プライベートな写真を簡単に拡散することができてしまいます。
今若者に爆発的人気の動画SNSであるTikTokからもInstagramへ動画をシェアすることができるので、Instagram内だけでなく他のSNSにも気を配らなければいけません。
SNS依存症
常にだれかと繋がっていたい、仲間外れにされたくないという気持ちからInstagramを含むSNS依存に陥る可能性があります。
そうなるとスマホから手が離せず、勉強や私生活にも悪影響が出てしまいます。
知らない人とコンタクトをとる
Instagramにはダイレクトメッセージ機能があり、表からは見えない場所でやり取りをすることができます。
それを利用して見知らぬ人とコンタクトをとったり言葉巧みに誘い出されたりと、犯罪に巻き込まれる可能性もあります。
対面と違ってSNS上でのやり取りは気を許してしまいがちなので、よりいっそう注意が必要です。
子どもを守るために、気を付けること
Instagram上のさまざまなリスクから子どもを守るためにできることをご紹介します。
フィルター設定をする
子どもをリスクから遠ざけるためには、アカウントを非公開設定にして友人のみと繋がるのがもっとも安心ですが、子どもが嫌がる場合にはフィルター設定をするようにしましょう。
「設定」→「プライバシー設定」から、コメントできる範囲を絞れたり、不適切なコメントを非表示にすることができます。
また、「タグの自動追加」をオフにすることで友達が自分をタグ付けしても、自分のInstagramのプロフィール上に表示されるのを防げます。
使用前にルールや危険性について話し合う
子どもがInstagramを始める前に、ルールや危険性を親子でよく話し合っておくことも大切。
間違った使い方をするとどのような問題が起こるかを説明し、理解してもらいましょう。そして、Instagramを利用する上でのルールを決めます。
個人が特定できる写真は載せない、親が見せてといったらスマホを見せる。など最低限守ってもらいたいルールを最初に決めておくことが肝心です。
親子間のコミュニケョンで、Instagramを安全に楽しもう
いかがでしたか?
子どものスマホをいきなり抜き打ちチェックするのではなく、日常の会話の中でどんな投稿をしているのか、どのような人とやり取りしているかを聞くことで、子ども自身が使い方を考えながら安全に利用することができますよ。