2020.11.13

子どもには生まれ持った気質がある?この子はどのタイプ?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

兄弟姉妹で全く性格が違う...」「親である自分と考え方が正反対」と思ったことがあるママさんも多いのではないでしょうか?

特に問題行動があると、自分の育て方が悪かったのでは...?と考えてしまいがち。

実はそれ、生まれ持った「気質」によるものなんです。子どもがどんな気質を持っているか知ることで接し方が分かり、才能をどんどん引き出すことができるそうですよ。

今回は、子どもの気質とタイプ別の対処法についてまとめました。

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気質って何?

「気質」とは、その人が生まれながらに持った性質のこと。似たような言葉の「性格」と混同されがちですが、性格は環境や人によって変わるという後天的な特徴を持っています。対して気質は個人が生まれつき備えている先天的なものです。

小さい子どもは特に気質の影響を強く受けるため、3歳までの行動の約7割が気質によるものと言われています。気質は一人一人違うので、たとえ親子や兄弟であっても全く違う気質を持つのは珍しくないんですよ。

子育てをしていると、落ち着きがない、引っ込み思案、飽きっぽい...など子どもの言動に悩まされることもありますよね。子どもの気質を把握してその子にあった対応をすることでマイナス面だと思っていた所をプラスに変えることができるそうです。

今回は、キッズコーチング協会理事長の竹内エリカ先生が提唱する「気質タイプ別育て方」より5つの気質タイプとその対処法について紹介します。

うちの子はどのパターン?気質タイプ別対処法を紹介

エンジェルタイプ
いつもニコニコしていて愛嬌のあるエンジェルタイプ。人見知りをせず、感情の波が少なくおっとりしています。興味が分散し一つのことに集中できない、言われたことをすぐに忘れてしまうといった面も。

毎日のように忘れることが多いとついカッとなってしまいますが、頭ごなしに怒るのは要注意。素直なエンジェルタイプは強く怒られると萎縮してしまいがちなのです。

「次はどうやったら忘れないかな?」など自分で考えて行動できるような声かけをすることが大切です。

テキストタイプ
いわゆる優等生タイプ。大人の言動を見てどんどん吸収し、言葉を話し出すのも早いです。本などで学ぶのが大好きで、順応性も高いのがポイント。完璧主義な所があるので、できないと思うことはがんとしてやらないことも。

テキストタイプは完璧主義ゆえ、他人に失敗を見られたくないと思いがち。結果だけに目を向けやすいので、「いつも頑張ってるね」と努力を認める声かけをしてあげてください。

ママが常に過程の方に目を向けてあげていると、「失敗は恥ずかしいことじゃない」ということが分かり、新しいことへのチャレンジも恐れなくなりますよ。

アクティブタイプ
元気いっぱいで天真爛漫なアクティブタイプ。活発なので運動神経が良い子が多いです。好奇心旺盛かつ衝動性が強いので、とにかくじっとしていられず、落ち着きがない傾向があります。

アクティブタイプはママが叱ることも多いですが、声かけだけでは聞いてないと感じることも。興味のあるものから遠ざけ、体を包むように触れて話すとよく聞きます。その場では難しく、叱りすぎたなと思ったときは後から抱きしめてあげると落ち着きますよ。

衝動性は将来誰にも負けない行動力になるので、頭ごなしに怒らず、子どもがなぜその行動を取ったのかを一旦考えることも大切です。

デリケートタイプ
デリケートタイプは繊細で人見知りしやすいのが特徴です。刺激や環境の変化に敏感で、慣れるまでに時間がかかることも。感受性が豊かなので、人の気持ちを理解することが得意です。

初めての環境に不安を感じやすいですが、喝を入れるのは逆効果。子どもを信じて優しく見守ることでゆっくりですが慣れていきます。また、毎日愛情を伝えることで自信が持るようになり、自分からチャレンジしてみようという気持ちも芽生えますよ。

ネガティブタイプ
ネガティブタイプはこだわりが強く、納得いかないことは頑なに拒否します。感情のコントロールが苦手で気難しいと思われがちですが、集中力が高く努力家なのでやると決めたことは成し遂げる力を持っています。

一度イヤだと思うとなかなか気持ちが治まらないタイプなので、無理矢理抑えようとするよりも「イヤだったね」と一度感情を受け入れることが大切です。人と比べず得意なことに焦点をあてることで、才能がぐんぐん伸びていきますよ。

どんな気質も"その子らしさ"

5つの気質タイプを紹介しましたが、どのタイプもプラスにもマイナスにもとれる特徴があります。新しい環境に慣れるのが遅いといった短所も、実は人の表情や行動をじっくり観察できるという長所でもあるのです。

まずはありのままのその子の気質を認めてあげることで自信に繋がり、良い所をもっと伸ばすことができます。

気質を知っていると子どもの行動に悩んだときも対処しやすく、子育てが少し楽になるかもしれません。ぜひ取り入れてみてくださいね♪

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