2020.9.14

非認知能力って知ってる?これから伸ばしたい能力はこれ!

世界中が注目する「非認知能力」

こんにちは!「志木・朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子供の能力を伸ばしてあげたいと願うママ・パパは多いですよね☆

筆者もそのひとりで、どんな習い事をさせてあげたらいいのか常に悩んでいました。子供がやりたいことをやらせてあげたほうがいいのか、英語やスイミングなど将来役に立ちそうなことをやらせるべきなのか。その答えが出せないまま今にいたります。

そんな子供の能力について悩めるママ・パパに知ってほしいのが「非認知能力」です。

今回は今、世界中で注目されている非認知能力についてまとめてみたいと思います。

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非認知能力って何?

「認知能力」は読み書きができる、数がわかるなどIQ等で測ることができる知的能力のことを指します。

それに対して、感情のコントロールや社会性、忍耐力などの測ることができない能力認知能力」と呼びます。

これまで、賢い子供に育てるためには認知能力を高めることが重要だとされてきました。しかし、これからの時代を生き抜いていくうえでより大切なのは非認知能力だと言われるようになってきているのです。

非認知能力に注目が集まるようになったきっかけはノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン氏の「ペリー就学前プロジェクト」という研究。

おおまかに研究内容をまとめると、プリスクールに通う子供と通わない子供を比較して、その後の人生に起こった変化を追跡調査したところ、プリスクールに通った子供は通っていない子供に比べて40歳の時点で学歴が高い、収入が多いなどの差が現れたというものです。

プリスクールで教育を受けたことが認知能力に影響し、このような差が生まれるのではないかとも考えられたのですが、子供たちのIQを調査してみると9歳頃になるとプリスクールに通っていた子もいない子も大きな差は見られませんでした。

同氏はプリスクールで非認知能力を伸ばしたことがこのような差になったのではないかと考えています。

日本でも学習指導要領が2017年3月に改訂され、保育所保育指針・幼稚園教育要領に非認知能力を伸ばす方針が組み込まれているんですよ。

具体的にはどんな能力なの?

非認知能力は具体的にはどのような力のことなのでしょうか。それは、最後まで粘り強く頑張る力

うまくいかなくても我慢して続けられる力諦めず工夫する力感情をコントロールする力などです。

私たち大人でもなかなか難しいことですよね。

非認知能力を伸ばすにはどうしたらいいの?

非認知能力を伸ばすには子供のやりたいことをやらせてあげることが大切です。大人が遊びを主導するのではなく、子供がやりたいようにやらせるところがポイントです。

でも、水道で遊んだり、壁に落書きをされたりすると困りますよね。そんな時、すべてを子供の思うようにする必要はありません。

「洗面台の水道で遊ぶと周りが濡れるからやめてね」など大人が困ることを子供にきちんと伝えて、それでも水遊びがしたいならお風呂場や外ですることを提案したらいいのです。

「壁にクレヨンで描いたら消えなくて困るよ」と伝えて、壁に大きな紙を張り付けてそこに絵を描く、画用紙に描いた絵を壁に張ってギャラリーにするなど折衷案を出すのもいいでしょう。

やりたいことをやるにはどのようにしたらいいのかを考える習慣がつきそうですね。

子供と一緒にいると「子供を楽しませないと!」「休みの日は家族サービスをしないと!」というママ・パパは多いのではないでしょうか。子供を愛するが故の気持ちですよね。

でも、そんなに力まなくていいのです。子供に必要なのは無償の愛。同じ空間にいるだけで実は子供は満たされるのですよ。落ち着ける空間で子供が好きなことをして遊べることが重要なんです。

大人も子供も楽しみながら非認知能力を伸ばしてあげたいものです。

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