離乳食は避けて通れない
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
ミルクを飲んで寝ているだけだった赤ちゃん。だんだんと起きている時間が長くなり、様々な意思表示できるように・・・。成長していくのはとても喜ばしいことなのですが、避けては通れない過程があります。
それは離乳食。離乳食に関する情報は巷に溢れていて「離乳食は大変だよ」「全然食べてくれなくって」「うちの子、アレルギーがあるから」などと聞くと離乳食を始めるのが怖くなってしまいませんか?
実は筆者もそのひとりだったんです。周りから話を聞けば聞くほど、面倒くささと恐怖心でいっぱいになってしまいました。
でも、きちんと知ることができるとそんな感情はなくなってきたんです。
今回は離乳食についてお届けしたいと思います。
離乳食をスタートする前に
離乳食をスタートするのは赤ちゃんが5~6ヶ月になった頃。
発育や発達には個人差があるため月齢はだいたいの目安ですが、食べ物へ興味を示すようになる、スプーンを口に入れても舌で押し出す回数が少なくなった、首がすわって寝返りができて5秒以上座ることができるようになったら離乳食の始め時だとされています。
まず、離乳食を始める前にやっておきたいことがあります。
それはかかりつけの小児科の診療日や診療時間を確認しておくこと。安全に離乳食を始めるには病院が開いている日の日中に始めるというというセオリーがあります。
これは少しでも赤ちゃんに異変がみられたらすぐに病院へ行くためです。
新しい食材をあげるのは必ずかかりつけの小児科が開いている時にしましょう。
食物アレルギーについて
次は食物アレルギーについてご紹介しましょう。
離乳食の情報を集めている時に「離乳食のスタートを遅らせるとアレルギーが出にくい」という情報を聞いたことがある方もいるかと思います。
消化機能が成長してからスタートすると食物アレルギーが出にくいという噂が飛び交っていたのですが、離乳食のスタートを遅らせても食物アレルギーの発症を抑えることはできません。出る時は出るのです。
原因食材のタンパク質に反応することで食物アレルギーが起こります。アレルギー反応は食べた量に比例して強く表れるため、少しずつ食べさせることが大切です。
ただ、注意したいのは、少しずつ食べることでアレルギー症状が出ないということではありません。アレルギー症状が出ても軽い症状の状態で発見することが目的です。アレルギーを怖がりすぎると何も食べられなくなってしまいますよね。
また、たんぱく濃度が低いものから始めるのがおすすめです。卵なら卵黄から、チーズよりも牛乳、パンよりもうどんというようにタンパク質濃度が低いものからスタートしましょう。
毎日同じものをあげてもいいですし、数日に1度でもOK。強いアレルギー体質でなければ、前回から1~2週間空けて食べても前回と同じ量を食べても大丈夫なことが多いです。心配であれば、少し減らした量をあげるといいですね。
アレルギー症状を知ろう
では、赤ちゃんにアレルギー反応が出た時のためにどのような反応が出るのかを知っておきましょう!
乳幼児に多いのは即時型食物アレルギー。アレルゲンとなる食物を食べて数分から数時間以内に症状が現れます。
皮膚にかゆみや赤み、発疹が出る、まぶたや目が腫れる、息苦しい、咳が出る、嘔吐、腹痛、下痢、ぐったりする、意識が朦朧とするなどがアレルギーの症状。
いくつもの症状が重なっている場合はアナフィラキシーショックの可能性があるため救急車を呼ぶことをおすすめします。
新型コロナウイルス感染症の影響で病院へ行くのもドキドキです。できるだけ病院へ行かなくていいよう、少しずつ食べる量を増やしていきたいですね。