2020.6.15

慣れない学校生活!!子どもたちに寄り添う方法

学校の再開に不安・・子どもの気持ち

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

コロナウイルスの影響により全国の小学校〜高校が休校措置を取る中、学校に入学して間もない子供を抱える親御さんはまだ学校自体にも慣れていない中で臨機応変に対応しなくてはならず、進級された子供のいるご家庭でも今後のカリキュラムや勉強進度のことを考えると不安になってしまいますよね・・・。

でも何より、そのプレッシャーを感じているのは他でもない「当の本人」!今回は、これから学校再開し子供たちが学校に慣れるまでの間、ご家庭でどう支えていくのか説明していきたいと思います。

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学校が嫌になる原因の多くは実は「勉強」ではない

まず小学校・中学校・高校それぞれの校種において「学校が嫌だな」「行きにくいな」という理由に「無気力」「学校での人間関係」、そして「勉強についていけない」が必ずランクインしています。

しかし意外にも「勉強についていけない」ことが学校嫌いや不登校の直接的な原因になるのではなく、「勉強についていけない」はあくまできっかけで、それが元で友人に馬鹿にされたとか、心理的な壁が出来て周りと距離を取るようになったというケースが多いのです。

なので学校再開により、勉強の遅れを取り戻させたいという気持ちは分かりますがその危機感は本人にもあるはずですし、あまりにそれがプレッシャーになると全てが嫌になります。

勉強については学校に慣れてペースをつかむまで、本人が自分の口から話し始めるまではあれこれ言わず温かく見守るという姿勢が必要です。

優先して解決したいのは「生活リズム」

ちなみに校種が上がるにつれて不登校の理由の割合として多くを占めるのが「無気力」になりますが、実はこれは生活リズムの管理の仕方と少なからず影響があると言われています。

小学校など小さいうちは、親が生活リズムの管理をすることも多く、朝きちんと起きて3食しっかり食べて夜はきちんと寝る。このリズムを守るだけで脳が活性化し物事を正しく考えられる機能が働くようになります。それプラス、運動が加わればより脳がスリープモードの「無気力」になることを防ぐことができます。

子供の様子を見てだらしなさを感じたら、最低でも起床の時間は管理してあげるようにしてください。そして可能であれば朝食の時間を決めそこ目掛けて準備させて一緒に食べるという習慣を付けましょう。

1日1言、魔法の言葉で自己肯定感をあげる

褒めれば何でも言い訳ではなく「自分が頑張っている事に対して適切な評価」をもらえて初めてそれが自信に繋がっていきます。

逆に、自分がこれは良くないと思っている事に対し褒められても「自分のことを理解してくれない」と信用は下がってしまいますしこの傾向は年齢が上がるにつれて顕著になります。

1番近くで成長を見守っているからこそ気がつく子供の特性。それを認め必ず毎日小さな事でいいので、「これが本当に上手だよね」「これは感心しちゃうなぁ!」「毎日一所懸命しているね」「(子供の行為に対して)おばあちゃんにも教えてあげなきゃ、きっと喜ぶよ」といった声がけを繰り返しおこなっていきましょう。

自分に自信が持てると、自ずとそれを学校でも活かせるようになり、それが自分の居場所を作ることにも繋がります。

子供は親に心配をかけたくない

基本的に子供は、特に年齢が上がると自分の学校での悩みは家で打ち明けません。

何かあった?大丈夫?という聞き方をしても、「大丈夫」と言うだけで、悩みを隠そうとします。でも生活の様子をよく気をつけて見てみてください。すぐ自分の部屋に戻る、会話は生返事のみであまり話そうとしない、元気がなさそうで不機嫌のような感じであれば、何かしらの問題を抱えている可能性があります。

一緒にテレビを見る機会でも構いませんし、一緒に買い物に行く時間、ご飯を作る時間などとにかく「一緒に過ごす」時間を作りましょう。無理に聞き出すのではなく、優しく受け止めるといった安心感を与える必要があります。

その安心感を感じ取ると、きっと話をしてくれるはずです。子供が学校について話し始めたら、こちらの意見を言うのではなくまずはうんと聞いてあげましょう。

「学校」をよく活用すること!「先生」は敵ではない!

最後にどうしても家庭での解決が難しく学校の様子も聞き出せず、子供がどんな風に過ごしているのかわからない・・・!といった不安があるときには学校を頼ってみましょう。

「担任」と折り合いが悪い場合には、他の先生を頼れますし学校の先生は敵ではなく生徒の味方です。学校と家庭の連携がスムーズだと、未然に防げる問題もたくさんあるので、先生と話すや先生にきちんと尋ねるという習慣も大切です。

これらは慣れるまではもちろん、慣れてからも大切なことです。未熟な彼らにとって学校は小さな社会、ほんの些細なことでそのバランスが崩れたりするものです。しかし子供と一緒に親自身もこれらに気をつけ習慣化させておくと、今後何か問題があった時も対処しやすくなるでしょう。

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