2020.5. 3

子どもが話を聞かない?原因はママにもあるかも?

子どもに話を聞いてほしい

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

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子どもが家にいる時間が長いと、子どもがなかなか話を聞いてくれない!とイライラしてしまうことがありますよね。一生懸命、子どものためを思って伝えているのに、なかなか直らなかったり、忘れていたり・・・。「何度同じことを言えばよいの!」と怒ってしまったママさんもいるでしょう。

しかし、子どもがなかなかママさんの話を聞いてくれないのは、子どもだけでなく、ママさんの話し方に問題があることも。人を変えるのは難しいですが、ママさんが変わることで、子どもが劇的に変わるかもしれません。今回は、子どもが話を聞かない原因と、子どもに話を聞いてもらうにはどうしたらよいのかを解説します。

子どもが話を聞かない原因

厳しく叱りすぎていない?
子どもが話を聞かない原因の一つに挙がるのが、頭ごなしに叱るなど、厳しく叱りすぎてしまうこと。厳しく叱りすぎると、子どもは改善しようと考えるのではなく、「怒られるのが怖い」と考えるように・・・。怒られないように行動した結果、子どもの直すべきところが直っていないということもあります。

また、注意点を同時にいくつも並べて説明したり、子どもが何か失敗をするたびに叱ったりするのもNG。いくつも言われても、子どもは何をしたらよいのか迷ってしまいますよ。もちろん、直してほしいところのほかに、子どもを否定する言葉を言うと、子どもは自信をなくし、失敗すると自己暗示をかけてしまうこともあります。

子どもの目を見て注意している?
注意をするとき、子どもの目を見て注意をしていますか。例えば、ママさんが料理をしているときに、子どもたちが兄弟げんかをしているというのは、日常的によくある場面です。そういうときに、家事の手を止めずに「やめなさいっ」や「こらっ」と言うと、一時的に効果があったとしても時間が経てば、再びけんかということもありますよね。

また、ママさんの見ていないところで子どもが失敗やけんかをしたとき、現場を見ていないのに、子どもの失敗と決めつけたり、きょうだいのどちらかが悪いと仲裁したりするのはNG。的外れな注意をすることで、子どももママさんを信用しなくなる場合もありますよ。

子どもの話は聞いた?
スマートフォンを使う時間を破った、門限を破ったなど、大きくなれば子どもは家での約束事を破ってしまうこともあります。そのときに、子どもの話を聞かずに、約束事を破ったというだけで、子どもを叱ってしまうママさんもいるようです。思春期にさしかかってきたら、このような態度に反感を持つ子どもも出てくるでしょう。

約束事を破ってしまったときに、必ずしも子どもだけに原因があるとは言えません。友達などの関係で約束事を破ってしまうこともありますし、そもそも約束事が厳しく、守るのが困難な場合もあります。約束事を破った原因を見つめずに注意をしても、なかなか効果がないのはわかりますよね。

子どもに注意をするときの5か条

1.注意するときは具体的に
子どもに注意をするときに、具体的に説明をしましょう。なぜ、やってはいけないのか、やるとどのようによくないことにつながるのかを丁寧に根気よく伝えていく姿勢が大切です。また、「○○してはいけない」というよりも「○○したほうがよい」というように、何をすればよいのかを伝えていきましょう。

2.イライラした状態で注意をしない
イライラしている状態で注意をすると、頭ごなしに叱ることにつながり、逆効果です。そのため、イライラしているときは、イライラが収まってから注意をしましょう。もちろん、頭に血が上って「こらっ」と言いたくなる日もありますが、10秒がまん。10秒置くことで、イライラをある程度まで鎮めることができますよ。

3.直らなければ、根気よく話す
実は「前にも注意したのに」というのは、子どもだけではなく大人でもあることですよね。自分自身を振り返ってみても、直したいのに直せない癖などもあるでしょう。だからこそ、「前にも注意したのに」というのは、言ってもしかたがないことです。直らなければ、直るまで根気よく丁寧に伝えることが大切です。

4.子どもを一人の人間として尊重する
子どもを未熟なものとして扱うのではなく、一人の人間として尊重してみましょう。子どものやること、考えることを信頼するということです。話を聞くときなど、子どもが口ごもったり、ごまかそうとしたりしても、そこで叱らないことが大切。ゆっくり子どもの話を聞いて、それを前提に話をすることで、子どもも安心できます。

5.子どもの味方であることを伝える
これは注意するときだけではないのですが、子どもに「大好き」や「味方である」ということを常に伝えていくようにしましょう。ママさん・パパさんとの信頼関係を適切に築いていくことで、話を聞いてもらえる土壌をつくることができます。

悪循環を断ち切ろう

子どもが話を聞いてくれなくて、イライラしてしまうのは、ママさんが言うことを聞いてもらえなくて悲しいという一次感情があるから。

悲しみを伝えるのではなく、イライラをぶつけてしまうことで、子どもも否定され悲しむことに。その悲しみは、反感となってしまうことがあります。子どもの話を聞かないで注意をするのは悪循環の入り口なんです。

だからこそ、悪循環を断ち切るために、まずママさんが変わってみませんか。適切に伝えることで、子どもも話を聞いてくれるようになりますし、信頼関係も強いものとなるはずです。

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