2020.4.10

4月といえば『イースター』どんなお祭り?何をするの?

4月のイベント「イースター」とは?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

ここ数年、10月のハロウィンが日本のお祭りとして定着しつつありますが、4月のイースターも注目を集め始めています。テーマパークや百貨店の中には、イースターに関連したイベントを行っているところもあるようですね。

しかし「イースター」と聞いても、本来どんなお祭りなのか、想像できない人も中にはいるのではないでしょうか。そこで、今回は、イースターの由来や、行事の概要、そして家庭でできるイースターエッグの作り方などをご紹介します。

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クリスマスよりも重要な「復活祭」

イースターは、「復活祭」とも言い、イエス・キリストの復活を祝うお祭りです。キリストは自分が「神の子」でユダヤ人の王であると言ったことから、十字架にかけられて処刑されます。しかし、処刑され亡くなってから3日後、復活したと言われています。

キリスト教のお祭りといえば、クリスマスを思い浮かべる人も多いと思いますが、このような理由から、キリスト教を信じている人にとっては、イースターはクリスマスよりも重要なところに位置づけられています。

イースターは例年、春分の日の、次の満月の日から数えて、最初にやってくる日曜日に行われます。2020年は4月12日(日)がイースターになります。

イースターは、16世紀半ばには、日本にやってきた外国人によって祝われていたという記録もありますが、毎年違う日にお祝いをすることも、根付かなかった原因の一つと考えられています。

卵にウサギ?イースターには何をするの?

「イースター」というと、色とりどりのと、ウサギのマスコットです。「イースターエッグ」と呼ばれる、色を塗った卵やウサギのぬいぐるみなどを飾り付け、肉料理や卵を使った料理、ケーキを楽しみます。

色を塗ったイースターエッグには、キリストの復活を祝う意味や、キリストが流した血によって世界が平和になるといった意味があります。卵は殻の中に生命があるので、復活の象徴でもあるのですね。西洋では卵を無駄にしないよう、ゆで卵に色づけをして、最後は食べてしまうようです。

最近では、ゆで卵を使うのではなく、プラスチックの卵型の容器に色を塗り、その中にお菓子やちょっとしたプレゼントを入れて交換する人も増えているようですよ。

卵には、ほかにも「五穀豊穣を祈る」という意味動物性食品が解禁される日といった意味があります。「動物性食品が解禁される日」というのは、キリスト教の一部の宗派では、復活祭前の40日間は、動物性食品をとらない決まりになっています。そして、復活祭を機に、再び通常の食事に戻るのだそうです。

そのようなことから、卵だけでなく、肉料理や乳製品を使ったケーキなどが食卓を賑わします。

一方、ウサギは子どもをたくさん産む動物なので、「子孫繁栄」の意味があり、宗派によって飾り付けなどに使っていたようです。

おうちで簡単!イースターエッグ

西洋では卵を無駄にしないようにゆで卵に色づけをすると言いましたが、ゆで卵にするとおいしく食べられるのは、冷蔵庫に入れてもせいぜい1週間。4月に暑い日もあることを考えると、室温の中飾っておけば、食べられる期間はもっと短くなってしまいます。

そこで、おうちでイースターエッグを作るときにおすすめなのが、卵の中身だけを先に抜いてしまう方法。

画びょうやフォークの先など、金属製のとがったもので卵のお尻に穴を空け、そこから中身を出してしまいます。そして、卵の中を水洗いしてきちんと乾かしてから、サインペンやマーカー、絵の具などを使って色を塗っていきます。

マスキングテープを上手に使えば、より手軽に、色とりどりのイースターエッグを作ることができます。

タマゴは、100円ショップなどでも売っているバスケットにのせてもよいですし、棚の上などに飾ってもOK。殻から抜き取った卵の中身は、卵焼きやパンケーキなどに。イースターエッグ作りも、料理も、子どもと一緒に遊び感覚で楽しめますよ。

家にあるものでイースターは楽しめる

2020年は、新型コロナウイルスの影響で、テーマパークやお店などでイースターを楽しむことはできません。しかし、イースターは冷蔵庫の常備品・タマゴとサインペンなどがあれば、おうちで気軽に祝えてしまうんです。親子で、イースターパーティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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