いつからスマホデビューさせる?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
中学校に入るタイミングなどで「友達が持っているからスマホがほしい」とおねだりをするお子さんに、頭を悩ませているママさん・パパさんもいるのではないでしょうか。
今や日本国内のスマートフォンの契約者数は日本の人口を優に超えてしまうのだそうです。大人にとっては当たり前の、なくてはならない存在ですが、お子さんのスマホ・携帯デビューとなると、「ちょっと早いんじゃないの?」と言いたくなるもの。
実際、子ども達は何歳ぐらいからスマートフォンや携帯電話を持ち始めるのでしょうか。
今やスマホが当たり前
内閣府が毎年発表している『平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査』によると、スマートフォンを持っている小学生は40.7%、中学生は65.8%でした。従来型の携帯電話だと小学生の2.4%、中学生の3.1%と、今やスマートフォンを持つのが主流になっていました。
また、契約が切れたスマートフォンを使っている小中学生もいて、今や小中学生のほとんどが、何らかの機器を使ってインターネットにアクセスできる環境にあることが分かっています。
第1節 インターネット接続機器の利用状況|平成30年度青少年のインターネット利用環境実態調査(HTML版) - 内閣府
https://www8.cao.go.jp/
スマートフォンや携帯電話を買うきっかけ
小学生の子どもにスマートフォンや携帯電話を持たせるきっかけの一つが防犯です。塾などへ電車やバスを乗り継いで遅くまで通うとき、子どもとすぐに連絡が取れて、居場所を確認できるスマートフォンや携帯電話を持たせることがあります。
この場合、大人と同じような機能のスマートフォンではなく、子ども用の機能が制限された機器を渡すケースが多いようです。
一方、中学生ぐらいからスマートフォンを持つ子どもが半数を超えはじめ、高校生になると9割以上の生徒がスマートフォンを操っているようです。最近はスマートフォンやタブレット端末を使って学習管理をする学校もありますし、授業で分からないところなどをスマートフォンで調べる子どももいるようです。
スマートフォンのリスク
子どものスマホデビューに際してママさんが心配になることと言えば、SNSのトラブルとゲーム依存の問題ではないでしょうか。
いじめ・事件に巻き込まれるリスク
SNSのトラブルと言うと、いじめや事件に巻き込まれることなどが挙げられます。しかしそのほかにも、不適切な画像や動画の投稿や、個人情報が特定される投稿など、インターネットに慣れていない子どもだからこそ気をつけなくてはならないことがあります。
スマートフォンを渡す前に、SNSに載せてよい情報と載せてはいけない情報を教えることはもちろん、中学生・高校生ぐらいまでは親が時々スマホをチェックするなど、管理することも求められます。
依存症になるリスク
もう一つは依存症の問題です。スマートフォンで会話やゲームに夢中になるあまり、ひどいケースだと昼夜が逆転したり、学校へ行けなくなったりするケースもあるようです。
香川県で2020年4月を目標に、青少年のスマホの使い方に関する条例を制定する動きがあります。それによると、18歳未満の青少年が1日にスマホを使う時間は平日なら1時間以内、休日なら1時間半以内とするのだそうです。
保護者の努力目標を定めた条例ですが、子どもの小さなうちは時間についてもしっかり管理をすることが大切です。もちろん、ママさん・パパさんがスマートフォンを無意識のうちに使いすぎないよう、注意しなくてはいけませんね。
便利だからこそしっかり管理しよう
今や多くの子ども達が活用しているスマートフォン。今は学校に持って行くことはありませんが、近い未来、スマートフォンやタブレットを持参して授業を受ける日が来るかもしれませんよね。
しかし便利だからこそ、使い方を間違えると思わぬトラブルに発展します。そして初めてインターネットに触れる子ども達は、トラブルに巻き込まれやすいと言えます。いつから渡すのかは家庭によって異なりますが、渡すときには子どもをしっかりフォローしてあげたいですよね。