子どものケンカとどう関わる?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
子どもが複数いる家庭では、必ず起きているといっても過言ではないきょうだいゲンカ。「やめなさい」と注意をしてその場を納めることはできても、また違う場面になるとケンカが始まる・・・というのを経験したママさんも少なくないことでしょう。
しかし、子どもの頃を振り返ってみると、きょうだいゲンカをすると自分ばかりが叱られたという記憶が残っているママさんも中にはいるのではないでしょうか。きょうだいゲンカは関わり方一つで、親子の関係にも大なり小なり影響を与えます。
そこで、今回はきょうだいゲンカが起きた時の、上手な対象方法をご紹介します。
まずはきょうだいゲンカを止めず様子を見よう!
児童館など公共の場所で、他の子どもと物の取り合いなどのケンカが始まった時、まずママさんがフォローをして相手のママさんに謝ることはあると思います。しかし、きょうだいの場合、まずはきょうだいがどのように関わっているのか、様子を見るのもアリです。
というのは、きょうだいゲンカは、友達など他の子どもとは学べないようなことを学習できる絶好の機会だからです。
友達とのケンカであれば、すぐに周りの大人が止めに来て仲裁をするので、我慢をしたり、嫌な気持ちを味わったりすることは少ないです。きょうだいであれば、常に一緒にいるので、時には我慢をしたり、上の子が下の子にルールを伝えたり・・・など、子ども同士の関わりが生まれます。
また、様子を見る中で、子どもの性格やきょうだいとの接し方について知ることができます。ひどいケンカではない場合、まずママさんは様子を見てみましょう。
ケガをしそうなケンカは止めよう!
きょうだいゲンカも放ったままにしておくと、時にひどいケンカにつながる場合もあります。小さな子どもでも、きょうだいを噛んだりつねったりということはありますし、おもちゃを手に持った状態で殴りかかるということもあります。もちろん、ケガにつながる場合もあります。
このように、子どもが手を出した時は、止めたほうが賢明です。止める時も、どちらが先に手を出したかということや、ケンカの内容については関係なく、相手がお兄ちゃん・お姉ちゃんであっても、弟・妹であっても手を出してはいけないことを伝えましょう。
年齢が離れているきょうだいの場合、お兄ちゃん・お姉ちゃんが極限まで我慢をしていたけれども、それまでの積み重なった怒りもあって、時に大爆発してしまうこともあります。そのような場合は、下の子がいないところで上の子をフォローするのがおすすめです。
子どもの目の前で、どちらかのきょうだいをフォローすると、「ママが自分の味方をしてくれない」と寂しく思うことも。ケンカのフォローをする時は、場所を変えることや、どちらかを一方的に悪者にしないなど、平等に扱うよう注意しましょう。
少し大きい子にはルールを伝える
子どもが大きくなり、決まりなどを理解できる年齢になったら、仲良く遊ぶためのルールを確認していくことも大切です。例えば、ゲームの取り合いをして、どちらかが手を出したらその日のゲームはそこで終了にするなどのルールです。
実は、このゲームのルールは筆者が小学生と幼稚園の子ども達に課しているルールなのですが、手を出しそうなときにはお互いに注意するようになりました。また、大ゲンカになる前に、どちらかが違う遊びを始めようとする姿が見られました。
取っ組み合いのケンカはいつまでも続くわけではありません。子どもの成長の過程だと思って適度な距離をとって関わっていけば、きょうだいとの上手な関わり方を子ども自身が見つけていくのではないでしょうか。