2020.1.16

小学生の好きな教科!嫌いな教科!どちらも算数!?

算数好き?嫌い?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

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冬休みが終わり、まとめの季節になりました。この1年、勉強がぐっと難しくなったと言っているお子さんもいるのではないでしょうか。好きな教科はどんどん伸びていってほしいですし、苦手な教科は丁寧に復習をしていきたいですよね。

ところで、最近の小学生が好きな教科嫌いな教科はどちらも算数だそうです。家庭でも算数については「好き」というお子さんと、「嫌い」「やりたくない」というお子さんが分かれているかもしれませんね。

この項目では、教科の好き嫌いに男女差はあるのか、算数が好きになる理由、嫌いになる理由などを説明していきます。

教科の好き嫌い・男女差は?

学研教育総合研究所が2019年2月に公表した「小学生白書Web版 2018年9月調査」によると、男の子で「算数が一番好き」と答えた子どもは30.3%だったのに対し、女の子では「算数が一番嫌い」と答えた子どもが32.5%でした。

一方、女の子は「国語が一番好き」と答えた子どもが19.0%だったのに対し、男の子は「国語が一番嫌い」と答えた子どもが29.5%いました。

調査結果から、男の子は算数が好きな子どもが最も多く、国語が嫌いな子どもが最も少ないこと、逆に女の子は国語が好きな子どもが最も多く、算数が嫌いな子どもが最も多いことが分かりました。

女の子は国語が一番好きな子どもが最も多いのですが、次に多いのが「音楽が一番好き」という子どもで、12.0%でした。男の子の場合、「音楽が一番嫌い」な子どもは多くはないのですが、「音楽が一番好き」という子どもは2.0%しかいませんでした。

国語・算数以外では、「一番好きな教科」として図工、体育、理科を挙げる子どもが多い一方で、「一番嫌いな教科」の3位に体育が入りました。また、「一番嫌いな教科」に関しては「ない」と答えた子どもが最も多く、低学年の子どもに多く見られました。

参考URL:
小学生白書Web版 学研教育総合研究所|学研
https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/

算数が好きな理由

算数が好きな理由は、計算が合っていたときのうれしさや、正解にたどり着いたときに達成感を覚えるといったものがあるようです。答えが漠然としているのではなく、はっきりと決まっているのがよいと考える子どももいるようです。

計算が合っているのが楽しいと考える子どもは、スイスイと問題を解いていくことができますよね。また、時間もかからなくなっていきます。問題数をこなしていくうちに計算や解き方のコツが身につき、算数が得意になり、より教科が好きになる・・・という好循環も生まれていることでしょう。

算数が嫌いな理由

算数が嫌いな理由として挙がってくるのは、計算がなかなか合わなかったときにイライラするということや、計算が複雑で難しいなどです。答えが一つに決まっている分、正解になかなかたどり着けないタイプのお子さんはつまずきを覚えるようです。

また、文章題が苦手、図形が苦手など、算数の中でも苦手な分野があるお子さんもいるようです。算数が苦手なお子さんの場合、分からない問題を最後まで解けないケースもあり、算数が得意・好きな子と比べて勉強する量や時間が少なくなる傾向もあります。

算数嫌いをなくすには?

算数が嫌いと考える子どもの背景には、算数への苦手意識があると言ってもよいでしょう。苦手意識をなくすには、何につまずいているのかをママさん・パパさんが把握するよう努めてみましょう。

例えば計算問題が苦手なお子さんの場合、計算ミスが多い九九が覚え切れていないなど、子どもによって苦手な理由は異なります。文章題が苦手なお子さんの場合、問題文を正確に読めていない可能性もあります。苦手の根源を知り解消していけば、少しずつ達成感を覚えるようになるかもしれません。

また、ママさん・パパさんの教え方にも注意が必要です。特に「なんでこんな簡単な問題がわからないの?」「また間違えた!」など、子どもを否定するような声がけは、算数への苦手意識を植え付けてしまうため、やめましょう。

ママさん・パパさんの中にも、子どもの頃算数が苦手だったという記憶がある人もいるかもしれませんが、そういうときは子どもと一緒に正解を探していきましょう。親子で「できた!」と体感することで、お子さんも算数が好きになるかもしれません。

苦手なことを解消し、勉強して楽しい!と思える環境を作ることが、大切なのではないでしょうか。

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