2020.1.20

気をつけよう!赤ちゃんの誤飲

赤ちゃんが動き出す前に対策を

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

4b15d0dcddde7ff1b28ff9afe91350e1.jpg

小さな赤ちゃんが寝返りを打ち、ずりばいをして、行動範囲を少しずつ広げていく様子は、ママさん・パパさんにとっては微笑ましいものではないでしょうか。

しかし、この時期に注意をしてほしいのが誤飲です。特に、初めて赤ちゃんを迎えた家庭では、家具や物が赤ちゃんの手の届く場所に置かれていることがあります。誤飲事故を防ぐためにどうしたらよいのか、事故が起きた場合どうしたらよいのかを特集します。

誤飲に注意したい物

小さな赤ちゃんは手に触れる物に興味津々です。もちろん手に触れた物が食べ物なのかどうなのか分からず、好奇心で口に入れてしまうことがあるのです。そして、卓球で使用する、ピンポン球ぐらいの大きさの物は、飲み込んで喉に詰まらせてしまう可能性があります。

例えば、小銭やボタン電池、画鋲、マグネット、薬などは飲み込んでしまうことがあります。また、誤飲事故で多いとされているのが、タバコです。1本丸飲みにするわけではなく、少しずつなめるなどして、口の中に入れてしまうのです。

また、液体状のものは注意が必要です。洗剤や石油製品、防虫剤などは誤飲事故の原因になります。タバコを消化した際の水にも注意が必要です。子どもの手の届く場所にある、小さな物や液体状のものは、誤飲事故につながる恐れがあると考えていてよいでしょう。

子どもが誤飲したら

子どもが万が一、誤飲をしたら、何をどれぐらい飲んだのか、把握に努めましょう。特に、タバコやボタン電池、尖った物、薬品、薬などの場合は、救急病院に直ちに搬送が必要なことがあります。タバコやボタン電池、薬品等、中毒が懸念される場合は中毒110番でも情報提供をしています。

■つくば中毒110番(365日 9時~21時対応)
  029-852-9999 (情報提供料:無料)
(日本中毒情報センターより引用)


日本中毒情報センターホームページ:
https://www.j-poison-ic.jp/

誤飲をした場合、化学薬品や尖った画鋲、コイン、ボタン電池など吐かせてはいけないものがあります。分からない場合は、医療機関に相談をし、すぐに病院でみてもらうとよいでしょう。

中毒110番では扱っていない物もあります。救急車を呼ぶべきか、どう対処すべきか分からないときは、#7119番(埼玉県救急電話相談)か#8000番(小児救急電話相談/048-833-7911)に電話をして指示を仰ぎましょう。

いざとなると焦ってしまって、どこに電話をしてよいかわからなくなってしまう事もありますので、すぐに対応できるよう、いつでも目の届くところに電話番号を貼っておくことをお勧めします。

子どもの誤飲事故を防ぐために・・・

子どもの誤飲事故のトップはタバコの誤飲。タバコを食べてしまうだけでなく、空きカンを灰皿にしているときに、空きカンに入っていた物を飲んでしまうこともあります。赤ちゃんにとってタバコの煙は有害・・・。できれば、赤ちゃんのいる家庭では禁煙をめざしましょう。

ローテーブルやソファを使って生活をしている家庭は、赤ちゃんの手の届く範囲にこまごまとした物が置いてある可能性が大きいです。ママさんの妊娠中から、下に物を置かない習慣をつけてみるのもおすすめです。

どうしても赤ちゃんの手の届く範囲に何かが置いてある家庭では、ベビーサークルを利用して、赤ちゃんの行動範囲を区切ってしまうのも一つの方法です。また、可能な限り、ママさんの見える範囲、手の届く範囲で赤ちゃんを見るようにしていきたいですね。

お兄ちゃん・お姉ちゃんがいる家庭では、おもちゃの置きっぱなしに注意が必要。特に誤飲事故を卒業したぐらいの上の子がいる家庭では、お兄ちゃん・お姉ちゃんが何の気なしに小さなおもちゃやゴミを置きっぱなしにしてしまうこともあり、注意が必要です。

誤飲事故は多くのママさんが経験済み?

大事には至らなかったものの、小さな赤ちゃんがよからぬ物を口に入れていた・・・ということは多くのママさんが経験するようです。しかし、中には子どもが入院するような大きい事故に至るケースも。それぐらい、誤飲事故は注意が必要です。

赤ちゃんのいる家庭、これから赤ちゃんが生まれる家庭では、赤ちゃんの誤飲事故を防ぐよう、家具の配置や物の置き方を少しずつ見直していきましょう。

これからの暮らし
住み替え相談