来年小学校に入学するお子さんは、そろそろランドセルを注文し、届くのを待っているという状態ではないでしょうか。ランドセルは子どもが年長さんになってから買うものだと考えているママさん・パパさんもいると思いますが、最近はランドセルを購入する時期が早まっています！

ランドセルの購入時期が早まっているのは、「工房系ランドセル」と呼ばれるランドセルです。2020年度新入生用のランドセルだと、カタログの配布が新年明けてすぐ、3月～4月には販売が始まり、夏休み頃には売り切れてしまうということも。

6年間と長いこと使うランドセル。情報収集は早めにスタートさせましょう。今回は、最近のラン活事情を特集します。

工房系ランドセル？量産系ランドセル？

ランドセルには、工房で職人さんが作っている「工房系ランドセル」と、工場などで大量に作られる「量産系ランドセル」に分かれます。

工房系ランドセルというと、土屋鞄製造所のランドセルや、神田屋鞄製作所、池田屋などが有名なメーカーです。職人さんが丁寧に手作りしているので、縫製もしっかりとしていて丈夫です。また、質感がよく、特に本革では素材の上質さが手に取るようにわかります。

子どもが喜ぶような機能性の面では量産系ランドセルに劣ることもありますが、最近では工房系ランドセルでもA4フラットファイルに対応しているものが増えています。ただし、職人さんが手作りをしているため、ママさん・パパさんの間で人気が高く、売れ筋の商品は発売してすぐに完売してしまうこともあるようです。

年明けにはカタログ請求ができ、3月～4月頃から販売が始まりますので、工房系ランドセルを希望のママさん・パパさんはこまめに希望するメーカーのサイトをチェックしておくとよいでしょう。

ランドセルの色も多様化

すでに子どもを持つママさん・パパさんは、ランドセルの色がママさん・パパさんの時代と比べると、バリエーションに富んでいることはご存じでしょう。また、最近では色だけでなく細かいデザインも選べるようになりました。

最近、少数派だからこそじわじわと人気が出ている女の子のランドセルカラーが白！。白いランドセルで人気が高いのが、フィットちゃんランドセルです。埼玉県内だと大宮の高島屋やイトーヨーカドーなどで購入することができますよ。

白のランドセルは汚れが目立ちやすいというデメリットがあるので、耐水性がある人工皮革の素材を選ぶほうがおすすめです。また、最近はランドセルカバーを変えて楽しむ子どももいますので、外側の色が派手に感じるようになったらカバーをつけて調節するのもありです。

また、デザイン性の高いランドセルを扱っているのが、LIRICOです。男の子用のランドセル、女の子用のランドセルともに、物語の中から出てきたようなおしゃれなランドセルを扱っています。

ランドセル選びの注意点

ランドセルを選ぶときには、メーカーや色、デザインだけでなく重さや機能性、6年間使用するという点を考慮しなくてはいけません。特に通学に時間がかかる子どもの場合や体が小さな子どもの場合、ランドセルの重さは通学のしやすさを左右してしまいます。

デザインの面でも、小学校に上がる前の子どもが身につけて似合うものが、小学校6年生でも似合うかというと、そうとは限りません。デザイン性が高いものを選ぶ場合は、6年間使い続けられるかどうかという視点を、ママさん・パパさんが持つとよいでしょう。

子どもが6年間使うランドセル。ママさん・パパさんにとっても大きな買い物となる分、妥協をしたくないですよね。早め早めに情報を収集して、子どもの思い出に残るようなランドセルを選んでくださいね。