暖房器具を選ぼう!
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
急に寒くなり、あっという間に冬が来てしまいそうですね。寒い季節を前に、暖房器具を買おうと思っているママさん・パパさんもいることでしょう。しかし、小さな子どもがいる家庭では、子どもがやけどをしたり、火災に巻き込まれたりしないよう、安全性の高い暖房器具を選びたいですよね。
今回は、暖房器具の種類と、小さな子どもがいる家庭での、暖房器具の選び方を紹介します。
暖房器具の種類
暖房器具は、使用する燃料が石油のもの、ガスのもの、電気のものの3種類に分かれます。また、部屋全体の空気を暖める対流式の暖房器具、暖房器具そのものが熱を発し、熱が体に当たることで暖かさを感じるふく射式、接したところを温める伝導式の3種類があります。
対流式の暖房器具の代表例は、石油やガスのファンヒーターやセラミックヒーター、石油ストーブなどです。石油やガスのファンヒーターは部屋をすぐに暖めることができますが、石油を使ったファンヒーターはストーブの燃料を補給する手間や独特のにおいといったデメリットがあります。
また、ガスのファンヒーターについても定期的な換気は必要です。設置のための工事にお金がかかるのもデメリットです。
ふく射式の暖房器具の代表例は、電気ストーブやこたつ、ハロゲンヒーターなど、狭い場所で使うものです。熱を発しているまわりだけが暖かいので、広い部屋の暖房器具としては不十分です。
伝導式の暖房器具は、ホットカーペットや、デスク周りで足下だけをあたためるデスクヒーターなどです。ホットカーペットは、床など寒さを感じやすい部分ではよいですが、部屋全体を暖めることはできません。
子どもがいる家庭の暖房器具の選び方
・火傷やけがをしない
子どものいる家庭で心配なのが、火傷やけがですよね。熱いところに触ってしまい子どもが火傷をするケースや、暖房器具にぶつかって暖房器具を倒してしまうなど、大人だったらあり得ないような心配がつきものです。
特にハイハイを始めたぐらいの子どもがいる家庭では、子どもがうっかり熱いところに触らないよう、暖房器具の表面が熱くならないものを選びましょう。また、転倒したときに自動的に電源が切れる仕様のものや、チャイルドロックがあるものはより安心です。
・火災につながらない
子どものいる家庭に限った話ではないのですが、子どものいる家庭では火災への対策はしっかりしておきたいです。石油ストーブのように、家庭で燃料を補充するようなものは火災のリスクが高まるため、おすすめできません。なお、賃貸住宅の中には、あらかじめ石油を燃料とした暖房器具が使えないところが増えています。
また、石油を燃料とした暖房器具よりも、近年火災の発生件数が多いと言われているのが電気ストーブによる火災です。電気ストーブをつけたまま寝てしまい、衣類やふとんが電気ストーブに当たり、火災につながるケースが多いのです。
小さな子どもがいる家庭で注意したいのが、脱衣所での電気ストーブの使用です。衣類やタオルが多く、散らかりやすい脱衣所では子どもが犠牲になる火災も起きています。窓が浴室になければ、本当に逃げ場がなくなってしまいます。
最近では脱衣所用の、壁掛けタイプの暖房器具も売られています。ただし、若干費用がかかるため、そのようなものを使わずに小さな子どもを着替えさせるときには、一度リビングなど暖かい場所に移動させるなどの工夫が必要です。
安全性を最優先に!
小さな子どもがいる家庭では、子どもが予測不能な動きをするということを常に頭に入れておく必要があります。「大丈夫だろう」ではなく、「ケガをするかもしれない」という視点で暖房器具を選びましょう。
どうしても、周辺が熱くなる暖房器具を使用したい場合は、子どもが近寄れないような柵などをつけるのもよいでしょう。安全性を大事にしたいけれども部屋が寒いのは困るという場合は、サーキュレーターなどを使って、部屋の空気をうまく循環させるのも一つの方法です。