魔の2歳児をどう乗り切る?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
魔の2歳児の子育てに奮闘しているママさんもいることでしょう。特に最初のお子さんの場合、なんでこんなにワガママを言うのだろうと、理解に苦しむかもしれません。すぐ下に下の子がいる場合や、妊娠中のママさんは余計にイライラしてしまうものです。
ここでは、子どもの「イヤイヤ期」とはどういう時期なのか、その時期にどのように子どもに接していけばよいのかを解説します。
「イヤイヤ期」とは?
「イヤイヤ期」とは子どもが「イヤイヤ行動」をする時期で、早い子で1歳半~2歳の間から始まります。一般的に、2歳から3歳ぐらいまでの間に、「イヤイヤ行動」が見られます。「イヤイヤ行動」の種類は多岐にわたり、子どもによって異なります。
例えば、食事の時に食べたくないものを「食べない」と言うことや、遊びに夢中で「帰りたくない」と言うように「イヤ」というものもありますが、スーパーでおもちゃやお菓子をねだったり、おもちゃを片付けなかったりというのも「イヤイヤ行動」に入ります。
なぜ、「イヤイヤ行動」が見られるのかというと、子どもに自我が芽生えるこの時期は脳が未発達だからです。欲望を制御するのは脳の前頭前野が関わっているのですが、2歳前後では完成しておらず、発達していくにつれてこうした欲望を抑えられるようになります。
「イヤイヤ期」の乗り越え方
子どもの「イヤイヤ期」は多くのママさんが悩み、イライラするものです。中にはこんなにワガママで大丈夫だろうかと心配になるママさんもいるでしょう。しかし、脳の未発達が原因なので、子どもが成長すれば、次第に「イヤイヤ行動」は減っていきます。
子どもの言動一つ一つをとってイライラしてしまうと、ママさんの負担にもなってしまうため、ママさんが少し大きな気持ちを持っているとよいでしょう。
子どもは様々な欲求をママさんにぶつけてくると思いますが、一度は共感をしてあげましょう。その上で、できる・できないの判断をしていきます。闇雲に欲求に応えてしまうと「ワガママを言えば言うことを聞いてもらえる」と学習してしまうため、注意が必要です。
中にはママさんが片付けたものをすべて散らかしたり、食事をぐちゃぐちゃにしたりなど、ママさんがしてほしくないことをして関心をひこうとするケースもあります。このような時は、子どもの手の届かない場所に片付けたり、食事中ならばその時間を終わらせたりします。
また、絶対にしてはいけないことや危険なことについては、しっかり注意をします。子育て支援センターなどで子ども同士がおもちゃを取り合うこともありますので、その場合にはママさんが間に入って仲裁をしていきます。
「イヤイヤ期」にしてはいけないこと
子どもの「イヤイヤ行動」は子どもの性格が原因ではなく、脳の未発達によって通るもので、多くの子どもに見られることです。決してママさん・パパさんのしつけが行き届いていないことが原因で起こるものではありません。
厳しく怒ったり、恫喝をしたり、あるいは叩いたりといった行動は「虐待」にあたります。子どももいけないことが何かを理解できず、ただ怒られることに恐怖を覚え、子どもの心には一生残るかもしれない傷が残ります。
もしも、「イヤイヤ期」の子どもの行動に、ママさんの気持ちが追いつかなくなったときは、少しの間別の部屋に移動するなどして、クールダウンをするとよいです。それでも辛くなった場合は、市の保健師さんなどに相談をするとよいでしょう。
永遠に続くわけではない「イヤイヤ期」
「イヤイヤ期」は多くのママさんが体験するものですし、一生続くものではありません。必要以上にママさんが心配する必要はありません。危険なことをしないかに注意をして、あとはおおらかな気持ちで過ごしていくとよいでしょう。
子育て支援センターなどでほかのママさんと仲良くなったり、気軽に相談できる保健師さんや保育士さんを見つけたりしておくと、困ったときに相談に乗ってもらえます。周りの人とつながりながら、「イヤイヤ期」を乗り切っていきましょう。