2019.8.27

ゴールデンエイジを知ってる?子どもの運動神経が伸びる時期

かわいい子には運動をさせよ

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

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「ゴールデンエイジ」という言葉を聞いたことがあるママさん・パパさんはいますか?「ゴールデンエイジ」とは、子どもの運動神経や運動能力を伸ばすのに、最も適した時期を指します。この時期の過ごし方が、将来運動が得意かどうかということに影響するのだそうです。

確かに、運動神経のよしあしは、小学校の頃から大きく変わらなかった・・・と思い当たる、ママさん・パパさんもいるのではないでしょうか。これは運動だけでなく、楽器など、体を使うもの全般に当てはまります。ゴールデンエイジは、思ったように体を動かせる能力を身につけるのに最適な時期です。

9月には運動会を迎えるというママさん・パパさんもいることでしょう。運動会で子どもが思う存分、力を発揮して活躍できるように、どんなことをしていけばよいのか、紹介していきます。

ゴールデンエイジはいつ?

人間が生まれてから成人になるまで、体がどのように大人になっていくのかを表現した「スキャモンの発育曲線」というグラフをご存じですか。

「スキャモンの発育曲線」は身長・体重・筋肉などの発達具合を表した「一般型」、脳や神経、感覚器官などの発達具合を表した「神経型」、第二次性徴などでの発達具合を表した「生殖型」、リンパの発達具合を表した「リンパ型」の四つの曲線から成ります。

このうち、「神経型」が成長する3歳ぐらいから14歳ぐらいまでの間が、子どもが運動神経・運動能力を獲得するのによい時期と言われています。3~8歳ぐらいまでをプレ・ゴールデンエイジ、8・9~11・12歳ぐらいまでがゴールデンエイジ、12~14歳頃をポスト・ゴールデンエイジと分けます。

プレ・ゴールデンエイジの間に、基本的な運動能力を身につけておくことで、ゴールデンエイジを迎えたときに、目で見たことをすぐに体で表現する力が養われます。また、ゴールデンエイジでそのような力を身につけることで、ポスト・ゴールデンエイジを迎え、体が発達したときに筋力・持久力が身につきます。

ゴールデンエイジに何をすればよい?

ゴールデンエイジに運動能力を伸ばすためには、ゴールデンエイジを迎える前の子ども達に運動する機会と楽しみを与えることが大切です。子どもが外で体を動かす機会を設けてあげましょう。トップアスリートを目指していない子どもでも、外で体を動かしたり、ボールなどを使って遊んだりできるとよいですね♪

鬼ごっこで得られる走る力や判断力、めんこでめんこをひっくり返すための手つきなど、昔ながらの遊びには運動神経を伸ばす要素が多く含まれていると考えられています。ほかにも、竹馬や一輪車、長縄跳びなど、ママさん・パパさんが子どもの頃に体験した遊びを提供してあげるとよいでしょう。

うちの子、運動嫌いなんですけど・・・

中には、子どもが運動が苦手、あるいは、ママさん・パパさんが運動が苦手で「遺伝だからしょうがない」と諦めてしまっている人はいませんか。ママさん・パパさんに運動習慣がないと、子どもも運動する機会が減る傾向があるので、結果として運動が苦手になることはあるようです。

また、「運動が苦手」な原因を振り返ってみると、運動ができる子と比べられることや、鬼ごっこなどで鬼にばかりなってしまって楽しくないなどの原因が考えられます。また、苦手なことをできるようになるよう、強要されるのは、なんであれ嫌なことですよね。

ママさん・パパさんが子どもに運動を強要したり、人と比べたりしないよう注意が必要です。また、家族で鬼ごっこなどをして、子どもに勝たせてあげることも大切です。「勝った」「できるようになった」などの達成感は、子どもにとって自信となるでしょう。

ゴールデンエイジより前から体を動かそう

小学生ぐらいの子どもだけでなく、幼稚園に入るかどうかというぐらいの子どものうちから、運動する機会を作ってあげることが大切だということがわかりました。

いよいよ夏本番。熱中症への懸念でなかなか外に出られないというママさん・パパさんもいるかもしれませんが、室内遊技場や体育館、プール、あるいは早朝や夕方の時間帯に公園へ行くなど、子どもが体を動かす機会をぜひ作ってあげてくださいね。

夏休み、がんばって体を動かすことが、2学期の運動会での活躍などにつながるかもしれませんよ☆

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