2019.7.16

子どものいじめ予防と対策!家族がすべきことは?

子のいじめ!どう相談する?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

191b31e3afb923653f92ae69c5ea6998.jpg

さて、毎年9月1日は1年で最も子どもの自殺が多くなる日と報道されています。2017年度に自殺した子どもの数は250人、そのうち10人がいじめ、140人が原因がわからないまま亡くなっています。子どもがいじめの被害者・加害者にならないか、パパさん・ママさんならとても心配になるところですよね。

2017年度に全国の学校(小学校、中学校、高等学校)で認知したいじめの件数は41万件あまり、また不登校になっている子どもは14万人あまりいるそうです。学校で認知していないいじめがあるのだとすれば、いじめの問題は対岸の火事とは言えないでしょう。

そこで、今回ステキライフでは、子どものいじめを早期に発見し、迅速に対処するための方法を紹介します。

子どものいじめのサイン

子どものいじめは、子どもが勇気を出して親に教えてくれるケースは少ないです。いじめを受けていることを恥ずかしいと感じていたり、親に心配をかけたくない、親に知られるといじめがひどくなると考えていたりする子どもが多いです。

もちろん、子どもの友達やほかの親御さんから子どものいじめを知ることもできますが、基本的にパパさん・ママさんが子どものいじめを察知して対処することが求められています。

子どもがいじめを受けているときに見せるサインとしてあげられるのは、持ち物がなくなる、衣類が汚れる、持ち物に落書きがされているなど、パパさん・ママさんが気づきやすいものもありますが、最近はインターネットや会員制交流サイト(SNS)でのいじめのように、隠れたいじめも増えています。

元気がない、食欲がない、朝起きられなくなるなどのサインが出ていたら、注意して見てあげましょう。いじめが理由で子どもが学校に行きたくないと訴えたときは、問題が子どもでは抱えきれないぐらい大きくなっているということを、パパさん・ママさんも認識することが大事です。

子どものいじめ・親の対応は

子どもがいじめに遭っているのに気づいたら、家庭が子どもの逃げ場になるよう努めてあげることが大切です。子どもが自ら話してくれることもありますが、何も話さないうちはむやみに聞き出そうとしないことが大切です。無理に学校へ行かせず、子どもが安心して休めるようにします。

子どもがいじめを訴えた場合、パパさん・ママさんがまず相談すべきは、子どもの担任の先生です。学校での様子や状況などを上手に聞くようにします。このとき、学校の先生を味方につけるつもりで、様子を聞くのがよいでしょう。

学校の先生に相談してもうまくいかない場合・学校の先生に相談しづらい場合は、教育相談を利用するとよいでしょう。志木の場合、教育サポートセンターで毎週月曜日から土曜日に、教育相談を行っています。電話での相談のほか、来所相談も可能です。

教育サポートセンター - 志木市ホームページ
https://www.city.shiki.lg.jp/

朝霞市の場合、朝霞市子ども相談室で毎週月曜日から金曜日まで、教育相談を行っています。

朝霞市子ども相談室 - 朝霞市
https://www.city.asaka.lg.jp/

子どものいじめ・親のNG対応は?

最近では、子どものいじめについて、弁護士が出て解決するケースもあります。しかし、状況がわからないうちから弁護士を通じて加害者の子どもと親に内容証明郵便を送るのは、泥仕合になり、事態を悪化させることもあります。何より、子どもが傷つくおそれがあります。

もちろん、いじめの内容(金銭を脅し取られる、けがをするような暴力を受けている)によっては、警察や弁護士に相談するのが妥当なものもあります。しかし、詳しい状況がわからない場合は、子どもを守ることと状況把握が最優先です。

まずは子どもを守ろう

子どものいじめは、どこでも起こりうる問題です。いじめられる子どもが悪いわけではありませんし、いじめられること自体、恥ずかしいことではありません。

対応を間違えなければ、子どもが元気を取り戻し、学校へ通ったり、夢をかなえたりということも可能になります。パパさん・ママさんが焦らず、慌てずに、対処してあげるとよいでしょう。

これからの暮らし
住み替え相談