2019.7.24

猛暑はすぐそこ!気をつけたい子どもの熱中症対策

猛暑の埼玉!子どもの熱中症に注意!

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

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さて、暑い日がちらほら増えてきました。すでに埼玉県では、5月だけでも271人の人が熱中症の疑いで病院に救急搬送されました。2019年5月については、2018年よりも100人以上多いんです!

埼玉県と言うと、猛暑のイメージを持っている人もいるのではないでしょうか?実際、2018年のデータを見てみると、熱中症で救急搬送される人のピークは7~8月で、最も多かった月は7月でした。

参考URL:
埼玉県内における熱中症による救急搬送状況 - 埼玉県
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0402/h26netu.html

小さな子どもは大人に比べると、体温も高く、汗を出す仕組みが成長の途中です。さらに地面に近い場所にいるため、熱中症には気をつけてあげたいです。今回は、子どもの熱中症の対策について、解説します。

子どもの熱中症に注意したいとき

子どもの熱中症は気温が高く、蒸し暑い日や風があまり吹いていない日に起こりやすいと言われています。また、急に気温が高くなった日も、熱中症のリスクが高まります。

熱中症は屋外だけでなく、室内でも起こります。屋外ほど暑くなくても、蒸し暑い室内は、熱中症のリスクが高まります。毎年、救急搬送される人の4割近くが室内で熱中症にかかった人です。

子どもの熱中症の症状

子どもの熱中症の症状として挙げられるのが、頭痛や発熱、嘔吐(おうと)や吐き気、鼻血、めまい、倦怠(けんたい)感、こむら返りなどです。中には、腹痛や下痢が見られることもあります。

小さな子どもの場合、うまく体調不良を訴えられないことがあります。頭痛やおなかの痛みを訴えたときはもちろん、元気がなくぐったりしている様子を見せたときは、熱中症のサインかもしれません。

子どもの熱中症の手当て

子どもが熱中症の症状を訴えたときは、子どもを涼しい場所に移動させましょう。クーラーが効いた涼しい室内がよいでしょう。屋外にいる場合は、日陰で風が通る場所で安静にさせます。風が吹いていない場所では、うちわなどであおぎます。

子どもを涼しい場所に移したら、衣服をゆるめ、首や脇の下に保冷剤を当て、体の熱を下げるようにします。嘔吐(おうと)などの症状がなければ、水分と塩分を補給します。スポーツドリンクなどを与えるとよいでしょう。

めまいや大量の汗をかいている程度では病院を受診する必要がありませんが、頭痛や発熱、嘔吐(おうと)などの症状が出ているときは、病院を受診したほうがよいでしょう。意識障害やけいれんなど、重度の症状が見られたら、救急車ですみやかに病院へ搬送しましょう。

子どもの熱中症の予防・対策

熱中症を避けるためには、暑い時間帯に外出せず、お出掛けの場合は帽子やベビーカーの日よけなどのグッズを使うようにします。また、お出掛けする際は吸湿性と通気性の高い服を選びます。袖口や襟元があいた服を選ぶとよいでしょう。

また、室内も、カーテンやブラインドを活用して、直射日光を防ぎ、クーラーや扇風機を使って、子どもにとって快適な空間を心がけましょう。

熱中症対策になる食べ物として挙げられるのが、塩分を摂取できる梅干しや、水分とミネラルを摂取できるスイカです。特に、スイカに塩をかけて食べると、水分・塩分・ミネラルを効率よく補給できるんですよ☆

子どもの熱中症は「油断禁物」

子どもの熱中症は、大人が近くについて監視している時には、救急車で搬送されるようなケースはあまり起きません。しかし、炎天下の中、スポーツを何時間もしている子どもや、ちょっとの時間でも車の中に置き去りにされた子どもが、熱中症で命を落とす事故は後を絶ちません。

スポーツなどで子どもを預かり、監督する立場のパパさん・ママさんは、熱中症のリスクについて十分に注意し、無理な練習などをさせないよう注意が必要です。

また、子どもが車で寝てしまい、ほんの数分で済む用事があったとしても、子どもを車の中に置き去りにすることは禁物だと心得ておきましょう。

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