2019.6.30

夏休みの読書感想文対策は今からできる?課題図書と書き方

読書感想文は夏休み前から始めよう!

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

夏休みの宿題で、一番困る課題が読書感想文ではないでしょうか。定番の本ではなく、課題図書を読んで、考えたことを原稿用紙に書くのは、小中学生の子どもには何ステップもあって大変な作業。ついつい後回しにして大変な思いをすることもあるでしょう。

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実は、読書感想文対策は夏休み前の今からできるんですよ。2019年の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書はすでに発表されているんです♪この項目では、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書の紹介と、読書感想文のまとめ方をご紹介します!

2019年度の課題図書は何?

2019年度の読書感想文の課題図書は、全国学校図書館協議会のホームページから確認できます。それによると、2019年度の課題図書は以下のとおりになっています♪

小学校低学年 】
・魔女ののろいアメ (PHP研究所)
・スタンリーとちいさな火星人 (あすなろ書房)
・心ってどこにあるのでしょう? (金の星社)
・もぐらはすごい  (アリス館)

【 小学校中学年 】
・かみさまにあいたい (ポプラ社)
・子ぶたのトリュフ (さ・え・ら書房)
・そうだったのか!しゅんかん図鑑  (小学館)
・季節のごちそうハチごはん (ほるぷ出版)

【 小学校高学年 】
・ぼくとニケ (講談社)
・かべのむこうになにがある? (BL出版)
・マンザナの風にのせて (文研出版)
・もうひとつの屋久島から:世界遺産の森が伝えたいこと (フレーベル館)

中学校 】
・星の旅人:伊能忠敬と伝説の怪魚 (小峰書店)
・ある晴れた夏の朝 (偕成社)
・サイド・トラック:走るのニガテなぼくのランニング日記 (評論社)
 (全国学校図書館協議会ホームページより抜粋)


参考URL:
全国学校図書館協議会|青少年読書感想文全国コンクール|第65回青少年読書感想文全国コンクール 課題図書
http://www.j-sla.or.jp/contest/youngr/65kadaitosyo.html

自由図書を選んでもOK

このほか、好きな作品を自由図書として選ぶこともできるんです!課題図書以外の本を、読書感想文の題材として選んでもよいことを知っていましたか?自由図書は、教科書や副読本、読書会用テキスト類、雑誌などはNGとなっています。他の学年の課題図書を自由図書に選ぶのはOKです。

読書感想文のルールに関しては、学校によってまちまちです。中には「課題図書を選んでほしい」という先生もいるかもしれません。しかし、自由に本を選んでよい場合は、お子さんの好きな分野や得意・不得意に合わせて、本を選んであげるとよいでしょう。

自由図書を選んだ場合、やりがちなことが作文にあらすじを書いてしまうこと。学校の先生が本の内容を知っているかどうか心配になってしまうお子さんもいるかもしれませんが、あらすじを長々書くと、感想が書けなくなってしまいます。課題図書の場合、学校の先生も内容を把握していますから、安心です。

今から一緒に本を読もう

課題図書を選んだら、本を読んでいきましょう♪夏休み前から少しずつ読んでいくと、負担が少なくなります。低学年の子どもの場合、ママさんが読み聞かせをしてあげるのもよいかもしれませんね☆

読書感想文のまとめ方

読書感想文の規定は、小学校1・2年生は800字(原稿用紙2枚)、小学校3~6年生は1200字(原稿用紙3枚)、中学生・高校生が2000字(原稿用紙5枚)です☆さすがに中学生以上になるとボリュームが大きいですよね。氏名や題名はこの字数に含めないのもポイントです。

読書感想文を書くときは、何を書くかが大切。一番大切なのは、本を読んで何に最も感動したのか、どの登場人物が心に残ったかということですよね☆いつ、誰が、どこで、何をしたのが心に残ったのか、なぜ、それが心に残ったのかを考えさせましょう。

ママの上手な誘導が大事
小さなお子さんの場合、うまく考えたことを言葉にできないことがあります。そういうときは、ママさんがお子さんに問いかけてあげるとよいでしょう。また「こういうことかな」と、お子さんの思いを代弁してあげて、それをメモに残してあげるとよいですよ。

もし、お子さんが登場人物の立場だったら・・・ということを考えさせてあげると、話が広がっていきます。また、作文のしめくくりは、この本でどのようなことを学んだのか、登場人物のどういうところをまねしたいか、考えさせてあげてください。

作文の構成についても、ママさんとお子さんで相談しながら進めるのがよいでしょう。

大事なのは、ママさんの感想文にしないこと。お子さんの感想文ですから、否定的な感情や、本の主題からちょっとはずれた感情についても、まずは一度認めて、共感してあげると、お子さんもしっかりと考えていけますよ♪

清書はちょっとずつ
先に感じたことをメモしてから、毎日少しずつ清書させると、お子さんも負担なく読書感想文を書き進めることができます。本を読む作業、考えを書き出す作業、清書があることを考えると、本を読む作業だけは先に進めてしまったほうがよいでしょう。

ちなみに、小学1年生が1日に800字を書くのはとても大変。先に、書くことを決めてから、毎日少しずつ書かせるようにします。低学年の場合、一文の長さのめやすは20文字。1日一文ずつ書かせると、それだけで40日かかるんですよ。

読書感想文は親子で進めよう

大変な読書感想文の課題は、ママさんがしっかりとリードして、少しずつ進めていくことで、高学年や中学生になったときに、自分で本を読んだり、感想文をまとめたりできるようになりますよね☆苦手なお子さんの場合、ママさんが先生になって、ちょっとずつ進めてあげましょう♪

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