2019.7. 1
エルサゲートに子どもが狙われている!不適切動画から子どもを守れ!
怖い動画が子どものそばに!
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
小さな子どもにも大人気なYouTube。YouTubeに動画を投稿し、人気を集めるYouTuberは今や、子どもが将来なりたい職業の中でも上位にランクインしていますよね☆
その一方で、子どもが変な動画を見ていて、びっくりしたという経験を持つママさんもいるのではないでしょうか。「エルサゲート」と言って、日本だけでなく世界中で、子ども向けの内容を装いながら、暴力や性的な内容を扱った動画が広まっている状況が問題になっています。
「エルサゲート」は『アナと雪の女王』のエルサに、英語のスキャンダルに関する接尾辞あるgateをつけた造語で、2017年ごろから大きな問題として取り上げられるようになりました。YouTubeでも不適切な動画を削除する試みをしていますが、完璧に排除はできていません。
ここでは、「エルサゲート」の問題や、子どもたちを不適切な動画から守るためにできることを説明します。
「エルサゲート」の動画とは?
子どもに人気のアンパンマンやしまじろう、『アナと雪の女王』のエルサやリカちゃんなど、子どもたちに人気のキャラクターが、子どもたちに暴力をふるったり、流血したりと、残虐なことをする動画が流れます。
また、一見トイレトレーニングに関する動画に見せかけて、必要以上に排せつの様子をクローズアップするなど、大人が見たときに不快感を覚える動画もあります。また、出産に関連付けて、キャラクター同士に性的なことをさせる動画もあるようです。
実際に子どもが「エルサゲート」の動画を見てしまい、不快感や恐怖を覚えた人もいます。
「エルサゲート」に子どもが狙われている!
こうした「エルサゲート」の動画のやっかいなところは、一見、「エルサゲート」だとはわからないことです。最初、なごやかな雰囲気で物語が進んでいくと思いきや、途中から暴力的なシーンや性的な内容が出てくることがほとんどです。
YouTubeの動画の自動再生をオンにしておくと、次から次へと「エルサゲート」の動画が再生されてしまうこともあります。子どもにスマホを預けっぱなしにしてしまうと、子どもが不適切な動画を不適切だと気づかないまま見ていることもあります。
筆者も、電車が好きな長男に動画を見せていたとき、自動再生をオンにしていたら、人身事故を扱った動画が出てきてびっくりしたことがありました。子どもがその動画を真剣に見ようとしていたのを見て、子どもに、自由に動画を見せるのは危険だと感じました。
「エルサゲート」から子どもを守るには
子どもにスマホを預けない
YouTubeは「エルサゲート」の動画を削除する試みをしていますが、すべてを削除できていないのが現状です。中には、子どもに人気の人形が過度ないたずらをする動画など、グレーラインのものもあり、あとになって「あれはエルサゲートなのでは?」と思う親御さんもいるようです。
子どもに動画を見せるときは、親と一緒に見るようにしましょう。子どもにスマホを預けっぱなしにしないことが何より大切です。また、YouTubeの自動再生はオフにして、子どもに見せる動画を先に親が選んでおくのもよいでしょう。
YouTubeを使わない
さまざまな人が動画を投稿できるYouTubeには、不適切な動画が流れるリスクも高いです。子どもにキャラクター関連のアニメなどを見せるときは、動画の有料配信サービスを利用するのも一つの方法です☆
Amazon Primeの会員だと、Amazon Prime Videoが見られます。また、動画の数が圧倒的に多いU-NEXTや、Netflix、Huluなどがあります。自由に動画を投稿できるメディアを使うのではなく、選ばれた作品を配信している動画サービスを利用するとよいでしょう♪
子どもの動画視聴は親がチェックを!
今や、一般の人も気軽に動画を投稿できる時代になりました。その分、テレビなどではあり得なかった、暴力的あるいは性的な動画が、子どもの近くにある時代です。
スマホは子育てと家事を両立する上で、欠かせないというママさんも中にはいるかもしれませんが、子どもが見る動画については注意を払っていきたいですね。